← 偉人一覧へ
写真: 提供画像 / supplied image

1949– · アメリカ
ウィル・アレン / Will Allen
「グローイング・パワー」創設者/都市農業・食の公正の指導者
食の砂漠のただ中に、都市農業の学校をつくった。
ウィル・アレンは1949年生まれ。プロバスケットボール選手、企業マーケターを経て、1995年に退職金でミルウォーキーの温室付きの土地を買い取る。そこは大規模団地のそば、最寄りの食料品店から数キロ離れた『食の砂漠』だった。
彼が育てた『グローイング・パワー(Growing Power)』は、アクアポニックスやミミズによる堆肥化(バーミコンポスト)を駆使した集約的な都市農場であり、同時に若者の研修、食育、政策提言を行うコミュニティの拠点となった。2008年、その功績に対して50万ドルのマッカーサー『天才』賞が贈られた。
アレンは、都市農業を単なる生産ではなく『食の公正(food justice)』の運動として位置づけた。低所得地域に新鮮な食と仕事と尊厳をもたらすという視点は、現代の都市農の社会的意義を象徴している。
主な功績
- 都市の集約農場『グローイング・パワー』を創設(1995)
- アクアポニックス・堆肥化を市民に普及し、多数の都市農家を育成
- 『食の公正』として都市農業を位置づけた(2008年マッカーサー賞)