データベース収録論文2012·United States
台帳化された空き地・低利用地への都市農業再利用戦略の配分
Allocating Urban Agricultural Reuse Strategies to Inventoried Vacant and Underutilized Land
Margaret C. Kirnbauer
Journal of Environmental Informatics
Urban Farm DB の要約
都市の食料生産のために空き地・低利用地を活用したいという地域住民グループの需要が高まる一方、立地適性や配置決定を評価するための地域主導型ツールが限られていることを背景とした、米国の研究。本稿は、空き地・低利用地の位置と状態を特定・台帳化し、相対的な立地適性を判定し、都市景観全体にわたって都市農業の再利用戦略を配分することを地域住民グループが支援できるよう開発された、Microsoft Excel上で動作する科学的ソフトウェアツールについて述べている。これは、KirnbauerとBaetz(2011)によって開発されたプロトタイプの地域主導型意思決定支援ツール(C-SAP)に機能を追加したものである。C-SAPには、空き地・低利用地の台帳化プロセス(VULI)に用いる二値スコアリング手法と、立地適性指数(SSI)算定のための階層分析法という2つの既存ツールが含まれる。本稿で導入された追加機能LOCALは、近隣・コミュニティ・都市全域レベルでの再利用戦略の立地配分を、多目的の0-1整数計画法として定式化するものである。都市農業の将来的な候補地として特定された21カ所へのこのプロトタイプツールの適用が要約・検討されている。