パーム油工場廃棄物を活用した有機NPK肥料製造のための適正技術の適用——ブキウン村(インドネシア)
Application of Appropriate Technology for Making Organic NPK Fertilizer by Utilizing Palm Oil Mill Waste in Bekiung Village
Listya Utami Karmawan, Rory Anthony Hutagalung, Yanti Yanti, Irwin Suryaatmadja, Michelle Nadine Hardjawidjaja, Yasinta Ratna Esti Wulandari
Journal of Saintech Transfer
Urban Farm DB の要約
要旨で述べられる活動内容は、インドネシア・西ジャワ州ボゴールのチオマス・ラハユ村にあるVilla Ciomas RW 10農民グループ(PokTan Vici 10)を対象としたもので、チシンダンバラン川沿いの小区画で都市農業を営む同グループには既に小規模な養魚池があったがアクアポニクス設備がなかった。地域貢献チームは、アクアポニクス設備の設置、水耕・アクアポニクスの基礎知識に関するワークショップの提供、事業化の可能性の検討、実践研修の実施を通じて、既存の都市農業施設の有用性を高めることを目指した。プログラム期間中はモニタリングと指導も行われた。水耕・アクアポニクス設備の設置には成功したが、養魚池のみからの養分供給は当初不十分で、水耕用の栄養剤の追加が必要になった。野菜栽培には水耕技術も導入された。研修前後のアンケート分析では、参加者の知識とアクアポニクス技術がウィルコクソン符号順位検定で有意に向上した(p<0.05)。結論として、アクアポニクス設備の設置は成功し、参加者は収穫までアクアポニクスシステムを自律的に管理できる基礎的な知識と技術を獲得した。今後、地域住民は水耕・アクアポニクス製品の販売による事業機会を模索する計画である。