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データベース収録論文2023·United States (Philadelphia, Pittsburgh)

米国ペンシルベニア州フィラデルフィアとピッツバーグのコミュニティガーデンにおける土壌汚染

Soil contamination in community gardens of Philadelphia and Pittsburgh, Pennsylvania

Olivia G Bassetti, Rebecca A McDonough, Kabindra M Shakya

Environmental Monitoring and Assessment

Urban Farm DB の要約

2021年9〜10月に米国ペンシルベニア州のフィラデルフィア市内・同郊外・ピッツバーグ市内の計21か所のコミュニティガーデンで土壌を採取し、ICP-MSで鉛・亜鉛・銅・バナジウム・カドミウム・ニッケル・ヒ素の7元素を測定した2023年の研究。市内の農園は郊外より濃度が高く、バナジウムを除く全元素はペンシルベニア州環境保護局の基準値を下回ったが、より厳しいカナダ環境大臣会議(CCME)の鉛基準(140 mg/kg)と比べると、フィラデルフィア市内の農園の36%、ピッツバーグの60%、フィラデルフィア郊外の20%が超過した。どの基準を採るかで「安全」か「超過」かが入れ替わる点が示されている。フィラデルフィア市内では歴史的な製錬所からの距離が遠いほど濃度が下がる傾向があったが、有意な相関は亜鉛のみだった。レイズドベッド(囲い花壇)の土は鉛とヒ素は低かったが、亜鉛・銅・バナジウム・ニッケルはむしろ高く、道路交通や現在も稼働する産業からの継続的な降下が原因と推定されている。