データベース収録論文2025·Global
便益認識が地域支援型農業(CSA)への参加意向に与える影響
Benefit perceptions and their influence on the willingness to join community supported agriculture (CSA)
Stefan Galley, Rita Saleh, Patrick Bottazzi
Cleaner and Responsible Consumption
Urban Farm DB の要約
地域支援型農業(CSA)の非会員を対象に、便益に関する情報提供がCSAの便益認識とその重要性、および参加意向に与える影響を、信頼水準・主観的知識・持続可能な食料購買行動・政治的志向・社会人口統計といった要因とともに検証した被験者間オンライン実験。回答者754人を6群(栄養・持続可能性・連帯・透明性・コミュニティのいずれか1つの便益に関する情報を提示された5群と、統制群1群)に無作為に割り付けた。結果、提示された情報にかかわらず、CSAから最も便益を得ると認識されたのは農業者であり、次いで社会、最後に個人であった。一方、参加者自身は個人的便益と環境的持続可能性を最も重要と評価し、次いで農業者との連帯、透明性、コミュニティの順であった。CSAの便益を高く認識するほど参加意向が高まることが示された。連帯・栄養・コミュニティに関する情報は若年・高学歴・女性層に、栄養に関する情報は環境意識の高い保守的な消費者層に、それぞれ有効であり、栄養と環境的持続可能性に関する情報が最も高い参加意向をもたらした。