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生物多様性に配慮した都市(バイオフレンドリー・シティ)——気候変動に対する新たな概念

Biodiversity Friendly Cities (Biofriendly City) as a New Concept Against Climate Change.

Prof. Dr. Hasan YILMAZ

Zenodo (CERN European Organization for Nuclear Research)

Urban Farm DB の要約

気候変動対策としての「生物多様性に配慮した都市(バイオフレンドリー・シティ)」という概念を提示する論考(2023年)。国連の開発報告書は2050年までに世界人口の約70%が都市部に居住するようになると予測しており、その結果として都市緑地と農地の急速な喪失、交通・インフラ・エネルギー・健康・栄養問題、大気汚染、視覚公害、固形廃棄物など多様な環境問題が生じているとする。緑地・オープンスペースの不足や風の通り道の遮断、誤った都市計画、ガラス・光沢面からの光の反射がヒートアイランドの形成に寄与し、自然・生態学的な限界への配慮不足が都市生態系に回復困難なダメージをもたらし、都市を災害に脆弱にしているとされる。都市化は都市緑地や農地といった生産的な景観を悪化させ、生息地を分断し、都市の生物多様性への圧力を高める一方、都市は新たな生息地や種を生み出し、とりわけ温帯の都市では維管束植物や鳥類の多様性が周辺の景観を上回ることもあるとされる。IPCCによれば、世界の平均気温はすでに1.1度上昇しており、1.5度に向けて進行中であるとされる。