データベース収録論文2019·Ghana (Wa)
ガーナにおける正規雇用労働者の都市農業への参加:ワ市の事例
Formal sector workers' participation in urban agriculture in Ghana: perspectives from the Wa Municipality
Peter Dery Bolang, Issaka Kanton Osumanu
Heliyon
Urban Farm DB の要約
ガーナ北西部ワ市の公的機関4分野に勤める正規雇用者364人を無作為抽出し、都市農業への参加要因をロジスティック回帰で分析した2019年の横断調査。参加は37.9%にとどまり、62.1%は参加していなかった。男性44.1%に対し女性23.1%と男女差が大きく、非参加者の78%は35歳未満だった。参加者の作目は食用作物55.1%、家畜飼養19.9%、複合25.0%で、68.1%が小規模。参加による年収は101〜200ガーナセディ(22〜44米ドル)、食費の節約は月13〜44米ドルで、73.9%が自家生産で家族を養えたと回答した一方、金額としての寄与は月給平均約289米ドルに対して限定的である。参加を有意に高める要因は信用へのアクセス(+67.42%)・男性であること(+20.9%)・年齢・世帯人数で、教育年数は1年増えるごとに参加確率を19.72%下げた。世帯収入・土地へのアクセス・営農情報へのアクセスは有意でなかった。障壁としては生産リスク(90.3%)と週末勤務(53.5%)が挙がった。単一自治体・非必須業務職に限った横断調査であり、収量は回答者が正確に答えられなかったと明記されている。