データベース収録論文2025·Global
循環型都市農業――食品廃棄物由来肥料はトマト温室実験で対照区と同等の収量をもたらす
Circular urban agriculture: Food waste-derived fertilizers lead to comparable yields in a tomato greenhouse experiment
Sarah Kakadellis, Herman D. Delgado, Russell Teall, R. Gándara León, Christopher W. Simmons, Edward S. Spang
Journal of Agriculture and Food Research
Urban Farm DB の要約
コミュニティ学習菜園を想定し、液状の食品廃棄物由来消化液(FWDD)を生物肥料として用いた場合の効果を、トマト(Solanum lycopersicum)の温室栽培実験で検証した。培地のみ、合成鉱物肥料添加、堆肥添加、堆肥+FWDDブレンド添加の4処理を比較した結果、鉱物肥料区が総果実収量で最も高かったものの、可食部収量と総果実重量は堆肥+FWDDブレンド区と同程度で、同区は平均果実重量が最大だった一方、堆肥区・堆肥+FWDD区のトマトは軽く酸味が強い(ただし酸度自体は高くない)傾向があり、FWDD添加による土壌への悪影響は観察されなかったが、社会的な受容や施用のライフサイクル影響を評価するにはさらなる研究が必要だとしている。