データベース収録論文2018·United States
都市勾配におけるマルハナバチのコロニー発達と繁殖成功
Colony Development and Reproductive Success of Bumblebees in an Urban Gradient
Chatura Vaidya, Kaleigh Fisher, John Vandermeer
Sustainability
Urban Farm DB の要約
米国の都市化勾配(都市化度0~99%)に沿って設定した10地点(うち9地点はコミュニティガーデン)に実験用の営巣箱を設置し、マルハナバチのコロニー発展と繁殖成功に対する都市化の影響を評価した研究。繁殖成功度とコロニーサイズは巣の累積重量増加と正の相関を示した(p<0.05)が、都市化の程度は個体群成長率にも訪花活動にも有意な効果を示さなかった(p>0.05)。成長率はロウガの幼虫の個体数によって強く負の影響を受け(p<0.05)、寄生者の多様性(p<0.05)および巣に入る訪花個体数(p<0.01)とは正の相関を示した。研究は、送粉者の個体群動態においてボトムアップ効果だけでなくトップダウン効果も同等に重要であることを示したとしている。