データベース収録論文2013·South Africa
都市景観に新たな意味を耕す――アーバンエコロジーによる食料安全保障とソーシャルキャピタルの向上
Cultivating new meaning in the urban landscape: increasing food security and social capital through urban ecology
Dominique Rossi Breetzke, Christina Breed
UpSpace Institutional Repository (University of Pretoria)
Urban Farm DB の要約
南アフリカ・プレトリアのサニーサイド地区を対象にした景観設計の研究で、ウォーカー・スプリート沿いの放棄地を事例に、アーバンエコロジーを取り入れた市民農園型コミュニティガーデンのデザインによって食料安全保障とソーシャルキャピタルを高められるという仮説を検証した。ゲリラガーデニングや英国・カナダ・スイスの市民農園文化、グリーンインフラの概念(継続的生産可能な都市景観)を検討し、市民農園文化とパーマカルチャーが人々を都市の自然と再びつなげ得ることを示唆する内容として、隣接するクライズデール地区とサニーサイド・イースト地区を結びつける「3つの自然」というデザインコンセプトを提案している。実測データに基づく効果検証ではなく、デザイン提案とその根拠づけを目的とした事例研究である。