データベース収録論文2018·Africa
現代都市農業の成立——ガーナにおける植民地期・脱植民地期の経緯
The Emergence of Contemporary Urban Agriculture
Kwaku Obosu-Mensah
Urban Farm DB の要約
本稿は、西欧諸都市と異なりアフリカの都市・町は本質的に農業を基盤としていたにもかかわらず、植民地化以前にアフリカ都市に存在していた都市農業がこれまで軽視されてきたと論じる。植民地当局は都市農業を認めず取り締まりを行っていたが、その一方で食料不足の時期には政府がガーナ国民に食料増産を促していた。現代の都市農業の成立に最も大きく寄与したのはローリングス政権による経済的緊縮策であり、これが都市農業に従事する人々の増加をもたらしたと指摘している。