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都市農業環境における抗生物質・金属・防腐剤耐性遺伝子の共起の探索

Exploring the co-occurrence of antibiotic, metal, and biocide resistance genes in the urban agricultural environment

Nirosha Ruwani Amarasekara, Abdullah Ibn Mafiz, Xun Qian, James M. Tiedje, Weilong Hao, Yifan Zhang

Journal of Agriculture and Food Research

Urban Farm DB の要約

都市の家庭菜園の土壌を対象に、土壌総DNAを抽出しメタゲノム解析を行い、抗生物質耐性遺伝子(ARG)と、重金属・防腐剤(バイオサイド)を含む他の化合物への耐性遺伝子との共起を調べた。ARGの相対存在量は16S rRNA遺伝子あたり2.00〜2.90×10⁻¹コピー、金属耐性遺伝子(MRG)は4.22〜6.00×10⁻²コピーで、最も豊富なARGは多剤耐性・バンコマイシン耐性・バシトラシン耐性・ホスミドマイシン耐性・マクロライド系耐性遺伝子であり、銅・ヒ素・複数金属・鉄・クロムに対するMRG、複数バイオサイド・過酸化物・フェノール化合物に対するバイオサイド耐性遺伝子(BRG)、および薬剤・バイオサイド・金属の複合耐性遺伝子(MCRG)が検出された。多剤耐性遺伝子(mexF, mexW等)、MLS耐性遺伝子(macB)、MCRG(ruvB)はARGおよび他の耐性遺伝子との相関が最も強く、都市農業環境ではARG・MRG・BRG・MCRGの広範な共起が確認され、土壌中の汚染物質が抗生物質耐性の共選択因子として作用しうることが示唆された。