FEAST——コミュニティ関与、FEASTリビングラボにおける共創ワークショップの成果と知見
FEAST - Community involvement - OUTCOMES AND INSIGHTS FROM CO-DESIGN WORKSHOPS IN FEAST LIVING LABS
Barelds-Cramer, Leonie, Kapteijns, Annemarie, Battjes-Fries, Marieke
Zenodo (CERN European Organization for Nuclear Research)
Urban Farm DB の要約
本報告はベルギー・ルーヴェン、英国オックスフォードシャー、ベルギー・ヘント、イタリア・トスカーナの4つのFEASTリビングラボで実施された一連の共創ワークショップの成果と知見をまとめたものであり、より健康的で持続可能な食選択を支えるコミュニティ主導の解決策を開発することを目的としている。ワークショップは参加型デザインの手法(タイムライン振り返り、ボトルネックと長所の認知マッピング、解決策の道筋づくり)を用いた。ルーヴェンでは小学生の母親たちが、特に学校において健康的で持続可能な食が社会規範となることを望んでおり、不健康な食品マーケティングへの露出増加、購入可能性、学校の健康的な食提供の限界を課題として挙げた。ボトルネックは主に中間(メゾ)レベルにあり、栄養教育の教科化、不健康食品マーケティングの規制強化、知識向上のためのデジタルツールが解決策として挙げられた。オックスフォードシャーでは幼い子どもを持つ親たちが、手頃な価格の生鮮食品へのアクセス、コミュニティでの栽培機会、一から調理する時間、廃棄削減を優先課題とした。ボトルネックはより個人(ミクロ)レベルに多く、スキル不足、偏食、利便性への圧力、食品価格の高さが挙がり、無料のレシピ・アドバイスアプリ、コミュニティガーデン、料理教室、地域支援サービスの周知強化、生産者と住民をつなぐ取り組みが解決策として挙げられた。ヘントでは困窮地区で活動する食関連組織の専門職員が参加し、公正な食アクセスと食を通じたコミュニティのつながりの強化を共通の願いとして挙げ、サービス提供の分断、価格の壁、支援情報の可視性の低さがボトルネックとされた。