データベース収録論文2008·United States (New York City)
クリーブランドを養う――都市農業の歴史
Feeding Cleveland: Urban Agriculture
Carolyn L. Hufford
EngagedScholarship @ Cleveland State University (Cleveland State University)
Urban Farm DB の要約
米国オハイオ州クリーブランド市における都市農業の20世紀を通じた展開を歴史的に記述した論考である。世界恐慌期の勤労者農園、第二次世界大戦期の勝利菜園、都市再開発期のコミュニティガーデン、現代の直売農家に至るまで、経済的困難への応答として都市農業が繰り返し現れてきたことを跡づけ、1978年に終了したクリーブランド公立学校園芸プログラム(CPSHP)が多世代の学生菜園者を育成し、その一部の学校菜園跡地(トラクトガーデン)がコミュニティガーデンとなったこと、また大クリーブランド圏がかつて米国最大のガラス温室栽培面積を有していたこと(Rose, 1950)を記している。