データベース収録論文2000·Global
G00-1419 地域支援型農業(CSA)(米国ネブラスカ州立大学リンカーン校)
G00-1419 Community Supported Agriculture
Paul L. Swanson
Lincoln (University of Nebraska)
Urban Farm DB の要約
米国ネブラスカ大学リンカーン校が発行するNebGuideで、地域支援型農業(CSA)とは何か、その仕組み、生産者が参加するために必要なことを解説した実務向け資料である。当時、ネブラスカ州民の多くはCSAを知らなかったが、日本とヨーロッパではこの概念が約30年前から、米国東海岸では10〜15年前から存在していたとされる。日本では都市化による農地喪失と農家の都市への流出を背景に、女性のグループが地元農家に直接、都市住民への産直販売を提案し、複数の家庭が農場を支えることを約束する「提携」という協同購入クラブの形をとる仕組みが始まり、現在は数百万人が関わっているという。ヨーロッパでは1970年代初頭、食料システムの工業化を懸念した農家と地域住民によって現在のCSAモデルが始まった。米国では1986年に東部の2農場がヨーロッパ型モデルに基づきCSAを開始し、発行時点で全米に1,500以上のCSA農場が存在するとされている。