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データベース収録論文2024·Spain

分散型・地域コンポストにおけるガスおよび臭気排出のデータ空白を埋める

Addressing the gaseous and odour emissions gap in decentralised biowaste community composting

Daniel González, Raquel Barrena, Javier Moral-Vico, Ignacio Irigoyen, Antoni Sánchez

Waste Management

Urban Farm DB の要約

スペインで実際に稼働している複数のコミュニティコンポスト(生ごみ・残飯・家庭系有機ごみを処理)を対象に、メタン・一酸化二窒素などの温室効果ガス、アンモニア、揮発性有機化合物(VOC)、臭気の排出を実測した2024年の研究。温室効果ガス排出速度は揮発性固形物1kg・1日当たり5.3〜815.2 mg CO₂eq、臭気排出速度は同69.8〜1,088.5 ou と幅が大きく、いずれも温度や生物活性の低下(=分解の進行)とともに減少し、屋外の大規模コンポスト施設で報告される値よりは概して低かった。VOC は分解初期ほど種類が多く、全過程を通じてリモネン・α-ピネン・β-ピネンといったテルペン類が最も多かった。著者は、コミュニティコンポストのガス・臭気排出に関する科学的データがほとんど存在しないことを出発点に挙げており、近隣への臭気影響を語る際の実測の基準値がこれまで欠けていたことを示している。