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市民農園における農薬使用の程度——オスミア属単独性ハナバチの幼虫用食料貯蔵物に見る残留農薬からの推定

Moderate use of pesticides in allotment gardens as indicated by their residues in larval food provisions of Osmia solitary bees

Martin Šlachta, Tomáš Erban, Alena Votavová, Daniela Tomešová, Marta Václavíková, Taťána Halešová, Elena Shcherbachenko, Tomáš Bešta, Magda Edwards‐Jonášová, Renata Včeláková, Vladana Procházková, Pavel Cudlín

Journal of Apicultural Research

Urban Farm DB の要約

プラハとブルノの市民農園12か所で、人工巣に営巣したマメコバチ属(Osmia spp.)ハナバチの幼虫用食料貯蔵物(花粉と花蜜の混合物)を試料として、農薬汚染率を調査した研究。比較対象として果樹園・アブラナ栽培地など商業農地7か所を選定した。合計79件の幼虫食料貯蔵物試料を、262種の農薬・関連代謝物を対象とした検証済みのUPLC-MS/MS法で分析した。市民農園から56種、商業農地から74種の農薬残留物が検出され、うち50種は両景観に共通していた。市民農園での検出残留物数(平均14.3±0.9、平均値±標準誤差)は商業農地(21.5±1.1)より少なかった(df=17.4、t=-2.9)。一部の残留物は10ppbを超える濃度で検出された。最も高い検出濃度は殺菌剤ピリメタニル(平均1,989ppb、最大3,983ppb)、殺虫剤ではチアクロプリド(平均136ppb、最大170ppb)で観察された。結果は、都市部の市民農園における農薬曝露リスクが商業農地より低いとの見立てを支持するものであった。ただし、農薬や特に農薬混合物が単独性ハナバチの発育に与える亜致死影響についての知見は限られているとして、市民農園における農薬使用の規制・管理が推奨されている。