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都市農業経営における常雇導入の意義と特徴——首都圏特定市を対象とした事例分析

都市農業経営における常雇導入の意義と特徴―首都圏特定市を対象とした事例分析―

Shingo YOSHIDA

Institutional Repositories DataBase (IRDB)

Urban Farm DB の要約

生産緑地法の改正と都市農地貸借の新法により、既存農家の事業拡大と新規参入者の都市部での就農が可能になったことを背景に、東京都市圏の317農場を対象とした調査データと、千葉県市川市の果樹農家2軒での半構造化インタビューをもとに、都市近郊農業における常雇(正規雇用者)導入の意義と特徴を検証した研究。アンケート調査では常雇者数が農場の発展段階によって異なることが示され、特に常雇1人の農場は常雇2人以上の農場と、経営能力や社会的ネットワークの観点から区別できることが分かった。インタビューでは、規模が同程度の農場でも、経営目的や家族経営に対する考え方の違いが、常雇の役割や将来の人事計画に影響することが示された。