アーバンファームDB
論文・レポート一覧
データベース収録論文2025·カナダ・アルバータ州

カナダ・アルバータ州の黒人アフリカ系移民にとって、共同菜園への参加を阻むもの・後押しするもの

Barriers and Facilitators to Engagement in Collective Gardening Among Black African Immigrants in Alberta, Canada

Otoadese D, Kamara I, Onyango E

International Journal of Environmental Research and Public Health

Urban Farm DB の要約

コミュニティガーデンはカナダの都市で広がっており、移民が文化的になじみのある健康な食べものにたどり着くための自立的な手段になりうる場だが、黒人と自認する移民のような人種化された集団の参加を狭める要因も多い。本研究は社会生態学モデル(SEM)を枠組みに、アルバータ州の黒人アフリカ系移民の共同菜園参加を阻む要因と後押しする要因を探った。コミュニティ参加型リサーチ(CBPR)の手法をとり、アフリカ系移民を支援する地域団体のネットワークを通じて対象者を募って、参加状況・促進要因・障壁を測る構造化調査(n=119)、生きられた経験を掘る詳細インタビュー(n=10)、集団としての見方を探るアフロセントリックなシェアリングサークル(2回)を組み合わせた。障壁は社会生態学モデルの複数の層にまたがって相互に絡み合い、関心と参加を形づくっていた。一方、共同菜園にアクセスできることは、健康な食のあり方の維持、知識の交換、ソーシャルキャピタルの成長、ウェルビーイングを支える地域とのつながりといった大きな便益と結びついていた。