データベース収録論文2014·United States
コミュニティ主体の都市農業・栄養教育プログラムの成果認識――ワシントンD.C.「コモングッド・シティ・ファーム」グリーン・トゥモローズ・プログラムの事例研究
Perceived Outcomes of a Community-based Urban Agriculture and Nutrition Education Program: A Case Study of Common Good City Farm’s Green Tomorrows Program in Washington, D.C.
Alexander Trutko
VTechWorks (Virginia Tech)
Urban Farm DB の要約
米国ワシントンD.C.の住民向け都市農業・栄養教育プログラム「コモングッド・シティ・ファーム」の「グリーン・トゥモローズ」を対象とした事例研究。同プログラムは、参加者の食料安全保障の水準、都市部で作物を育てる能力、栄養・調理・食費管理に関する知識の向上を目的としている。研究はプログラムがその目標・成果をどれだけ効果的に達成したかを理解することを目的とし、スタッフと直近の定期参加者に半構造化インタビューを実施して、(1)スタッフと参加者が述べる目標の異同、(2)プログラムの主な影響、(3)プログラム改善への提言、を明らかにしようとした。参加者は、プログラムの食料配布によって農産物の消費が増え、食料安全保障が改善したと述べた。また、農法や健康的な食事に関する知識が増し、プログラム終了後も健康的な食品を準備・購入できるようになったと報告した。全体として、グリーン・トゥモローズ・プログラムの成果はスタッフと参加者の期待に沿ったものであり、参加者の食料安全保障、栄養知識、食事準備・予算管理スキルに肯定的な影響を与えたとされている。