SAGE(Active Garden Education による持続可能性):2つの実施可能性パイロットの結果
Sustainability via Active Garden Education (SAGE): results from two feasibility pilot studies
Lee R.E., Parker N.H., Soltero E.G., Ledoux T., Hernandez I., Sahnoune I.
BMC Public Health, 17:242
Urban Farm DB の要約
3–5歳児向けの菜園教育プログラムSAGEを、2都市6施設の保育・教育施設(ECEC)89名でパイロット実施。歌・ゲーム・味見・畑の手入れを含む12回のセッションで、身体活動・野菜摂取・保護者の支援行動の改善可能性をRE-AIM枠組みで評価した。
主なポイント
- 1SAGEのレッスン中、子供たちの身体活動(PA)は通常のレッスンと比較して有意に増加しました。
- 2子供たちは介入前後のテストで、空腹でない時のカロリー摂取量が増加しました。
- 3保護者の報告では、保護者の関与が低かったためか、果物・野菜の摂取量、育児におけるPAの習慣、家庭での果物・野菜の入手可能性に変化は見られませんでした。
- 4保育・教育施設(ECEC)ではSAGEのレッスンが中程度から高く実施され、保護者からの評価も良好で、プログラムの持続可能性が高いことが示唆されました。
- 5SAGEは幼児向けの国の身体活動ガイドラインの実践には成功しましたが、栄養ガイドラインには及ばず、保護者や家族のさらなる関与が必要とされています。
抽出済みの事実データ
6件原典から抽出した数値・条件のみを構造化して記録しています(原文の文章は保存していません)。指標名・条件は原典に即した英語表記のままです。
- 89
participant count(preschool child)
健康n = 89- region
- US
- setting
- early-care-and-education-centers
- study design
- feasibility-pilot
- age
- 3-5-years
- cities
- two
- 6
site count(early care and education center)
健康- region
- US
- study design
- feasibility-pilot
- cities
- two
- 12
session count(sage program)
健康- session length
- one-hour
- content
- songs-games-garden-maintenance-taste-tests
- higher during sage lessons↑ 増加統計的に有意
physical activity(preschool child)
健康n = 89対照: usual lessons- region
- US
- setting
- early-care-and-education-centers
- measure
- accelerometer
- p reported
- p<.05
- more calories post intervention↑ 増加統計的に有意
eating in absence of hunger(preschool child)
健康n = 89対照: pre-intervention test- region
- US
- setting
- early-care-and-education-centers
- p reported
- p<.05
- no reported change→ 変化なし
fruit vegetable consumption(parent report)
健康対照: pre-intervention parent reports- region
- US
- setting
- early-care-and-education-centers
- note
- low-parent-engagement
結論の向き
著者の結論を、論点ごとの「向き」だけコード化して記録しています。結論の文章そのものは原典で確認してください。
- 教育・学び混在留保つき
- 栄養・健康混在留保つき
抄録・収録テキスト
OpenAlex「Sustainability via Active Garden Education (SAGE)」は、3~5歳児の身体活動(PA)と果物・野菜(F&V)摂取量を増やすことを目的としたプログラムです。本稿では、SAGEの2つのパイロット研究の結果を報告しています。SAGEはコミュニティベースの参加型研究を用いて開発され、米国2都市の6つの保育・教育施設(ECEC)で89名の子供を対象に実施されました。子供たちは、歌、ゲーム、庭の手入れ、味見を含む12回の1時間セッションに参加しました。RE-AIMフレームワークを用いて、プログラムの到達度、有効性、導入、実施、維持の可能性を評価しました。結果として、SAGEのレッスン中に子供たちのPAは有意に増加しましたが、空腹でない時のカロリー摂取量も増加しました。保護者の報告ではF&V摂取量や育児習慣に変化は見られませんでしたが、ECECでのSAGEレッスンの実施率は中程度から高く、保護者からの評価も良好で、プログラムの持続可能性が高いことが示唆されました。SAGEは幼児向けのPAガイドラインの実践には成功しましたが、栄養ガイドラインには及ばず、保護者や家族のさらなる関与が必要とされています。
アーバンファームとの関係
この研究は、SAGEのような菜園ベースの教育プログラムが幼児の身体活動を増加させる可能性を示しており、これは家族を巻き込みたい都市農園にとって重要な利点です。直接的な栄養摂取量の変化は観察されませんでしたが、保護者の高い満足度と知識の向上は、都市農園が健康的なライフスタイルについて保護者を教育する効果的な場となり得ることを示唆しています。また、子供たちの食習慣への影響を最大化するためには、都市農園が保護者を積極的に巻き込む必要があることも示しています。