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データベース収録論文2016·Japan

住宅地の空き地の菜園化を通じた有機物循環のシナリオ分析

A scenario analysis of the organic material circulation through gardenization of residential vacant lots

Naomi Shimpo, Toru Terada, Makoto Yokohari

Journal of The Japanese Institute of Landscape Architecture

Urban Farm DB の要約

日本の郊外で増加する空き地を対象に、菜園(市民農園)化した場合の有機物循環の実現可能性を、菜園化の程度が異なる3つのシナリオで検討した研究。堆肥製造実験により、使用可能な堆肥を作るための有機物の組成と、空き地の菜園化に必要な堆肥量を特定した。加えて、各シナリオで有機物を提供するために協力が必要な世帯数を分析した。使用可能な堆肥を作るための生ごみと剪定くずの重量比は3対2であり、標準的な宅地規模の空き地を菜園化するには少なくとも16世帯の協力が必要であることが明らかになった。その結果、既存の空き地上の菜園のみを対象とするシナリオは有機物循環にとって実現可能である一方、より広範な菜園化を想定した他の2シナリオは、都市住民のさらなる理解が必要であると結論づけている。