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データベース収録論文2017·Global

共有主体と合法性——ネオリベラリズムを超えるという曖昧さ

Sharing Subjects and Legality: Ambiguities in Moving Beyond Neoliberalism

Bronwen Morgan, Declan Kuch

Palgrave Macmillan US eBooks

Urban Farm DB の要約

気候変動対応としての草の根イノベーション(社会運動から社会的企業まで連続的に及ぶ)に関する広範な調査に基づく章。コミュニティ支援型農業(CSA)事業、カーシェアリング事業、コワーキングスペースを立ち上げた起業家の多様な動機を検討し、経済的・環境的・社会的便益を志向する取り組みの創出が、起業家それぞれの経歴的な軌跡によって形作られる様子を示す。そのうえで、こうした「共有」の便益は法社会学的な曖昧さの観点から理解されるべきだと論じる。共有主体はときにネオリベラリズムを超える機会を触媒しうるものの、弁護士や法的技術が協働のインフラをどう形作るかという点は、ネオリベラルな遺産の経済構造に深く組み込まれていると結論づけており、共有経済の取り組みが法的枠組みを通じてネオリベラル的経済構造から実質的に脱却できていないことを指摘している。