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学校菜園プログラムが学童の食事・栄養に関する知識・態度・実践に与える影響の評価:系統的レビュー

Evaluating the impacts of school garden-based programmes on diet and nutrition-related knowledge, attitudes and practices among the school children: a systematic review

Chan C.L., Tan P.Y., Gong Y.Y.

BMC Public Health, 22:1251

Urban Farm DB の要約

学校菜園プログラム(SGBP)が学童の食と栄養に関する知識・態度・実践(KAP)に及ぼす影響を検討した系統的レビュー。複数データベースから抽出した研究を統合し、SGBPが健康的な食習慣の改善に有望かつ費用対効果の高い介入となりうることを示した。

主なポイント

  • 1学校菜園プログラム(SGBP)は、子どもの栄養知識、および果物と野菜に対する態度と受容性を向上させる効果がある。
  • 2SGBPは、実際の果物と野菜の摂取量や食事の多様性を含む、子どもの食習慣にも良い影響を与える。
  • 3SGBPの効果は、プログラムの活動内容、期間、保護者の関与、子どもの年齢など、様々な要因によって大きく左右される。
  • 4将来のSGBPは、健康的な食習慣の促進と小児肥満の予防を効果的に行うため、子ども、保護者、地域社会を対象とした複合的な学際的アプローチを採用すべきである。

抄録・収録テキスト

OpenAlex

学校菜園プログラム(SGBP)は、子どもの健康的な食習慣に関する知識、態度、実践(KAP)を改善するための有望かつ費用対効果の高い介入となりうる。本レビューは、学齢期の子どもたちの食と栄養に関するKAPに対処するSGBPの影響について利用可能なエビデンスを要約し、評価することを目的とした。5つのデータベースを検索し、35件の研究(12カ国の25,726人の生徒)を組み入れた結果、SGBPは子どもの栄養知識、果物と野菜に対する態度と受容性、および食習慣に有益な効果を示すことが明らかになった。しかし、その影響は介入の活動内容、期間、保護者の関与、子どもの年齢など、様々な要因に大きく左右される。SGBPは子どもの栄養知識と野菜への受容性を高めるのに効果的である可能性があるが、その効果はプログラムの種類や期間、保護者の関与によって異なる。将来のSGBPは、健康的な食習慣の促進と小児肥満の予防を効果的に行うため、子ども、保護者、地域社会を対象とした複合的な学際的アプローチを採用すべきである。

アーバンファームとの関係

この研究は、都市型農業の一形態である学校菜園が、子どもの健康的な食習慣に関する知識を深め、食行動を改善する上で大きな可能性を秘めていることを示しています。市民が運営する都市農園にとって、これは単に食料を育てるだけでなく、料理や栄養教育を通じて子どもや家族を巻き込むことの重要性を強調しています。保護者や地域社会の関与がプログラムの効果を高めるという知見は極めて重要であり、都市農園が世代を超えた学習と健康増進のための地域拠点として機能しうることを示唆しています。また、都市農園の環境で効果的な教育プログラムを設計するための洞察も提供し、全体的かつ学際的なアプローチの重要性を強調しています。