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データベース収録論文2007·United States

窒素系肥料がカミツキガメの卵に及ぼす毒性——野外区画と室内暴露の比較

Toxicity of nitrogenous fertilizers to eggs of snapping turtles (Chelydra serpentina) in field and laboratory exposures

Shane R. de Solla, Pamela A. Martin

Environmental Toxicology and Chemistry

Urban Farm DB の要約

農地土壌に産卵する爬虫類は多いことを踏まえ、一般的に使用される2種の窒素系肥料(尿素と硝酸アンモニウム)がカミツキガメ(Chelydra serpentina)の卵の生存に及ぼす毒性を評価した。コミュニティガーデンの区画に、2004年には尿素を最大200kg/ha、2005年には硝酸アンモニウムを最大2,000kg/haという実際的な施用量で土壌に施し、それ以外は自然の気温・気象条件下で無加工のまま卵を孵卵させた。あわせて、土壌からの窒素化合物の揮発・浸出を最小限に抑えた覆い付き容器を用いた室内暴露実験も行った。結果、尿素・硝酸アンモニウムのいずれも、硝酸アンモニウムが土着植物に明らかな毒性を示したにもかかわらず、野外区画で暴露された卵の孵化率や発生には影響を及ぼさなかった。一方、室内暴露では両肥料とも、対照区と比較して孵化率の低下、孵化時体重の減少、孵化後生存率の低下を引き起こした。野外での毒性の欠如はおそらく土壌中での浸出や大気への損失によるものであり、全般として、農地景観に産み付けられたカミツキガメの卵に対して窒素系肥料が及ぼす直接的な影響はおそらく小さいと結論づけている。