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データベース収録論文2020·Ethiopia

都市農業と家計厚生:エチオピア・ホサナ町の実証研究

Urban Agriculture and Household Welfare: Evidence from Hossana Town, Ethiopia

Abraham Tessema Handalo

Journal of Economics and Sustainable Development

Urban Farm DB の要約

エチオピア南部ホサナ町の世帯176件を対象とした横断的データを用い、都市農業への参加とそれが家計厚生に与える影響を分析した研究。記述統計、二項ロジスティック回帰、傾向スコアマッチングを用いて分析した。結果、都市農業への参加は世帯主が高齢または女性である世帯で高く、非参加世帯と比べて非農業所得が高いことと関連しており、その差は5%水準で有意であった。一方、参加世帯は非参加世帯に比べ世帯員数が少なく、信用・普及サービス・改良投入財へのアクセスが低く、土地所有規模が小さく、水へのアクセスも低い傾向にあり、これらの差はいずれも5%水準で有意であった。二項ロジスティック回帰の結果、信用アクセス、普及サービスアクセス、改良投入財アクセス、世帯員数、水アクセス(他の所得源による収入を除く)が都市農業参加を有意に高める要因であることが示された。他方、傾向スコアマッチングモデルでは、成人等価消費支出および一人当たり資産形成という2つの世帯貧困(厚生)指標により、都市農業が貧困削減に有意な正の影響を持つことが示された。結論として、都市農業は信用アクセス、普及サービスアクセス、改良投入財アクセス、世帯規模、非農業所得へのアクセスの制約を受けているとされる。