データベース収録論文2012·United States
ポスト工業化都市景観における都市農業:コミュニティ主導の都市デザインへの提言
Urban Agriculture in Post-Industrial Landscape: A Case for Community-Generated Urban Design
Mahbubur Meenar, Jeffrey P. Featherstone, Amy Laura, Julia McCabe
Urban Farm DB の要約
1950年代半ば以降、人口・コミュニティ資源・経済成長の著しい喪失を経験してきた米国のポスト工業化都市を対象とした論文。これらの衰退都市は犯罪、薬物乱用、失業、貧困、食料不安、空き地、荒廃といった特徴を持つとされる。多くのコミュニティは食料安全保障や持続可能性だけでなく、コミュニティのレジリエンス、空き地の再生、近隣地区の開発の手段として都市農業(UA)に依拠しているが、UAは一時的・非公式な土地利用として扱われてきており、土地保有をめぐる対立が多くのUAプロジェクトの早期終了を招いていると指摘する。また都市デザインの観点からは、多くの都市のUAプロジェクトは他の菜園やオープンスペース、コミュニティインフラなど周辺の建造環境要素と物理的につながりのない「継ぎ接ぎ(パッチワーク)」的な形で展開されてきたとされる。