データベース収録論文2022·Germany (Berlin)
栽培植物と野生植物のランドシェアリング:都市農園は都市の植物多様性のホットスポット(ベルリン)
Land sharing between cultivated and wild plants: urban gardens as hotspots for plant diversity in cities
Seitz B., Buchholz S., Kowarik I., Herrmann J., Neuerburg L., Wendler J., Winker L., Egerer M.
Urban Ecosystems, 25(3):927-939
Urban Farm DB の要約
ベルリン都市圏の18のコミュニティ農園で、栽培植物と自然に生える野生植物の両方を調査した研究。各種を在来・非在来に分類した結果、農園には野生植物を中心に多数の植物種(一部は絶滅危惧の在来種を含む)が、周辺の都市化の程度に関わらず生育していることを明らかにした。栽培種が多い農園ほど野生種も多いという正の関係(=栽培と野生のランドシェアリング)を示し、都市農園が食料生産と在来・野生植物の保全を両立させる『調和の生態学(reconciliation ecology)』の場になりうると論じる。