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暫定利用・遊休地活用

暫定利用(meanwhile use)は、再開発前の用地や長期の空き地を、期間を区切って農園として活かす手法です。土地の取得コストをかけずに始められる一方、『いつか返す』前提に合わせた設計が要ります。

61 件の事例

要点

  • 収録 61 件が暫定利用(meanwhile use)。
  • 使用貸借・短期リース・使用許可など低コスト/撤退容易な形態が中心。
  • 移動式プランターで原状回復を容易にし契約満了リスクを下げる。

データから見えること

鍵は土地の権利・運営形態です。収録事例では使用貸借(無償)・短期リース・使用許可といった、低コストかつ撤退しやすい形態が中心。移動可能なプランターやコンテナで原状回復を容易にし、契約満了時のリスクを下げる設計が定石です。

期間限定でも、コミュニティ・食育・緑化の価値は十分に生まれます。行政・ディベロッパーにとっては、開発までの間の土地管理・治安・地域価値向上のメリットがあり、Win-Winの関係を設計しやすいのが特徴です。

隙間スペース
暫定利用2008

キベラのサックガーデニング

KENairobi, Kenya

ナイロビの大規模スラム、キベラで広がる垂直の袋栽培。耕地のない密集地で、土を詰めた袋にケールやホウレンソウを育てる住民主体の食料生産。

コミュニティ有機資源循環福祉+1

foodsystemsjournal.org+4

空き地
暫定利用2022

みんなのうえんPARK湊川

JPKobe, Hyogo, Japan

神戸市兵庫区湊川のUR遊休地約1,540㎡を、貸し農園+広場(公園)として再生した社会実験拠点(2022年開園)。約1/3を農園に、残りを公園として活用する。

コミュニティ食育福祉

minnanouen.jp+2

空き地
暫定利用2020

チェンマイ・アーバンファーム(メーカー運河コミュニティ菜園)

THChiang Mai, Thailand

コロナ禍のなか、地元の建築事務所ジャイバーン・スタジオが主導する「プロモーター」グループが、住民や市民団体と協働して州有の遊休地を包摂的な公共空間と食料生産の場に変えた事例。脆弱な住民の食料安全保障・栄養改善・自給的生活を目指す。

コミュニティ食育福祉+2

link.springer.com+2

空き地
暫定利用2019

いちばたけ(灘中央市場)

JPKobe, Japan

創立約100年の神戸・灘中央市場の通路沿いにあった空き地を、手づくりのプランターと照明でコミュニティ農園に再生。20年以上放置された空き地を、有機栽培の貸し畑と市場の賑わいの場に変えた。

コミュニティ有機資源循環食育+1

ichiba-kobe.gr.jp+2

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