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暫定利用・遊休地活用

暫定利用(meanwhile use)は、再開発前の用地や長期の空き地を、期間を区切って農園として活かす手法です。土地の取得コストをかけずに始められる一方、『いつか返す』前提に合わせた設計が要ります。

74 件の事例

要点

  • 収録 74 件が暫定利用(meanwhile use)。
  • 使用貸借・短期リース・使用許可など低コスト/撤退容易な形態が中心。
  • 移動式プランターで原状回復を容易にし契約満了リスクを下げる。

データから見えること

鍵は土地の権利・運営形態です。収録事例では使用貸借(無償)・短期リース・使用許可といった、低コストかつ撤退しやすい形態が中心。移動可能なプランターやコンテナで原状回復を容易にし、契約満了時のリスクを下げる設計が定石です。

期間限定でも、コミュニティ・食育・緑化の価値は十分に生まれます。行政・ディベロッパーにとっては、開発までの間の土地管理・治安・地域価値向上のメリットがあり、Win-Winの関係を設計しやすいのが特徴です。

空き地
暫定利用2020

さかのうえん(長崎市中新町)

JPNagasaki, Nagasaki, Japan

長崎市中新町の斜面市街地で、市民団体「長崎都市・景観研究所/null」が空き地を貸し農園化するプロジェクト。2020年の中新町ベース開園以降、年1カ所ペースで拡大し2025年時点で5拠点。自治会管理地・民有地に加え、九州初となる市民団体への有休国有地管理委託(ザ・ビュー)も実現。高齢化で増える空き地の管理負担を減らしつつ、若い世代や福祉・教育との接点をつくる。

コミュニティ高齢者福祉+2

nagasaki-null.design+6

空き地
暫定利用2022

みんなのうえんPARK湊川

JPKobe, Hyogo, Japan

神戸市兵庫区湊川のUR遊休地約1,540㎡を、貸し農園+広場(公園)として再生した社会実験拠点(2022年開園)。約1/3を農園に、残りを公園として活用する。

コミュニティ食育福祉

minnanouen.jp+4

空き地
暫定利用2012

みんなのうえん北加賀屋

JPOsaka, Japan

大阪・住之江の住宅跡の空き地を、開発前の暫定活用としてコミュニティ農園化した代表例(2012年開園)。地主の遊休不動産活用とクリエイティブなまちづくりを結びつけた。

コミュニティ食育DIY・自作

greenz.jp+4

その他
暫定利用2008

キベラのサック菜園(袋栽培)

KENairobi, Kenya

2008年の選挙後暴動後にナイロビのキベラ・スラムで広がった袋栽培。土地のない密集地で食料安全保障と生計手段を提供する

DIY・自作コミュニティ食育+3

fao.org+4

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