アーバンファームDB
← 事例一覧へ
空き地運営中開始 2025

ラ・フェルム・ド・ラ・トレフルリー(ブリュッセル・ダム・ブランシュ地区の暫定利用ファーム)

Woluwe-Saint-Pierre, Brussels, Belgium · 運営: La Ferme d'Anjou + Le Début des Haricots asbl(citydev.brussels が SLRB・ウォリュウェ=サン=ピエール市と調整)

概要

住宅開発を待つ2.5haの空き地を、開発が始まるまでの数年間だけ都市農業と生きもの・地域活動の場として開くブリュッセルの暫定利用事例。草地・果樹園・湿地・林・香草の庭といった多様な環境をそのまま活かして、農と自然観察と教育を一つの敷地に重ねている。

市民の参加

野菜づくりの区画に加えて、養蜂、切り花、季節の苗づくり、五感の庭、羊の放牧、教育ワークショップと、複数の活動を組み合わせた「モザイク」として運営される。あずまややコンポストトイレなど簡易な設備を置き、一般の人が入れるようにしている。

運営・収益モデル

土地はブリュッセル首都圏住宅公社(SLRB)が所有し、将来はエコ地区(eco-quartier)として開発される予定。その開発が始まるまでの期間を「暫定利用(occupation temporaire)」として、citydev.brussels が SLRB とウォリュウェ=サン=ピエール市と組んで農家・団体に開放した。2025年9月に開所し、最低4年間の利用が想定されている。運営はアグロエコロジーの農家 La Ferme d'Anjou と、2005年からブリュッセルで食と環境の啓発を続ける非営利団体 Le Début des Haricots asbl が担う。

成果・社会的インパクト

開発までの空白期間を遊ばせず、地域に開いた農の場に変えた点が要点。恒久的な不動産開発の前段として、住民が土地に関われる時間をつくっている。2025年9月の開所からまだ日が浅く、参加人数などの実績はこれから。

土地・運営形態

使用許可・占用許可暫定利用

SLRB 所有地の暫定利用(occupation temporaire)。2025年9月開所で最低4年間、将来のエコ地区開発が始まるまで。

作物

  • 野菜
  • 切り花
  • 香草
  • 果樹

規模

25,000 m²2.5ヘクタール。ダム・ブランシュ通り(1150 ウォリュウェ=サン=ピエール)の開発予定地を、住宅開発が始まるまでのあいだ借りて使う。

出典(2)

関連する事例

空き地
2013

ブラッククリーク・コミュニティファーム(トロント)

CAToronto, Canada

トロントで最も脆弱とされるジェーン・フィンチ地区にある約8エーカーの都市農場で、食の正義・教育・持続可能性を掲げる。2013年にエバーデールとTRCAが創設パートナーとなって発足した。

食育コミュニティ福祉+2

blackcreekfarm.ca+1

屋上
2006

銀座ミツバチプロジェクト

JPTokyo, Japan

東京・銀座のビル屋上で養蜂を行い、都市の緑と生態系のつながりを可視化する市民プロジェクト。屋上菜園や地域の食文化と結びつき、全国の『都市養蜂』の広がりのきっかけとなった。

送粉者・ミツバチコミュニティ食育+2

gin-pachi.jp+3

屋上
2012

ダックアッカー(屋上農園)

NLRotterdam, Netherlands

2012年に開園したロッテルダム中心部シーブロックの屋上農園。オランダ最大級の露天屋上農園で、都市農業と気候レジリエンスの教育拠点となっている。

食育コミュニティ送粉者・ミツバチ+1

dakakker.nl+1

屋上
2022

The Edible Park OTEMACHI by grow

JPTokyo, Japan

三菱地所の大手町ビル屋上に2022年に開設された、誰もが参加できるシェアリング型のコミュニティ農園。都市に新たな「コモンズ(共有地)」を生み出すことをコンセプトに、市民が共同で野菜を育てる。

コミュニティ食育食品ロス+2

prtimes.jp+1

ラ・フェルム・ド・ラ・トレフルリー(ブリュッセル・ダム・ブランシュ地区の暫定利用ファーム) — アーバンファームDB