ポタージュ・トワ(ベルギー・ブリュッセルの屋上菜園)
Brussels, Belgium · 運営: Le Début des Haricots asbl
概要
ブリュッセル市内の建物屋上で営まれる、実験的で参加型の菜園。自然に沿いながらも集約的に育てる方式をとり、食べるための野菜・香草・小果樹と、生物多様性のための野生種・在来種を同じ屋上に混ぜて植えている。運営するLe Début des Haricots asbl は、ブリュッセル環境局の公募「Inspirons le Quartier」を通じて市内の共同菜園の立ち上げを支える立場でもあり、この屋上菜園は自らの手で試す場になっている。ベルギーの収録事例はこれまでブリュッセルの Chant des Cailles のみだったため、屋上という別の空間タイプが加わる。
市民の参加
実験的かつ参加型の屋上菜園として運営され、野菜・香草・小果樹に加えて、生物多様性を高めるための野生種・在来種も植えられている。地域の経済と市民への啓発を同時に扱う、ベルギーでは新しい試みと位置づけられている。
運営・収益モデル
運営はブリュッセルのNPO Le Début des Haricots asbl。同団体はブリュッセル環境局の公募事業「Inspirons le Quartier(地区に着想を)」の枠組みで新しい共同菜園の立ち上げを伴走しており(2023年以降は年2回の公募)、市民の生産の取り組みに個別の伴走支援も行っている。ポタージュ・トワはその実験区にあたる。
成果・社会的インパクト
地域の経済と市民啓発を結びつけたベルギーで新しい試みとして紹介されている。共同菜園の立ち上げを伴走する団体自身の実験区であることから、そこで得た方法が市内の他の菜園に渡されていく構造になっている。
土地・運営形態
作物
- 野菜
- 香草
- 小果樹
- 野生種・在来種の植物
規模
面積は出典に記載がない。
出典(2)
本データは下記の公開情報・公式サイト・研究をもとに整理しています。
関連する事例
銀座ミツバチプロジェクト
JPTokyo, Japan
東京・銀座のビル屋上で養蜂を行い、都市の緑と生態系のつながりを可視化する市民プロジェクト。屋上菜園や地域の食文化と結びつき、全国の『都市養蜂』の広がりのきっかけとなった。
gin-pachi.jp+3
ダックアッカー(屋上農園)
NLRotterdam, Netherlands
2012年に開園したロッテルダム中心部シーブロックの屋上農園。オランダ最大級の露天屋上農園で、都市農業と気候レジリエンスの教育拠点となっている。
dakakker.nl+1
The Edible Park OTEMACHI by grow
JPTokyo, Japan
三菱地所の大手町ビル屋上に2022年に開設された、誰もが参加できるシェアリング型のコミュニティ農園。都市に新たな「コモンズ(共有地)」を生み出すことをコンセプトに、市民が共同で野菜を育てる。
prtimes.jp+1
ソウルの屋上ボックス農園(都市農業)
KRSeoul, South Korea
ソウル市が政策的に進める都市農業。ビル屋上や建物の隙間にボックス型の区画を設け、住民が共同で野菜を育てる。市と区が設置費の大半を補助し、各地で栽培講座を開いてコミュニティづくりを後押しする。
m.koreatimes.co.kr+1