研究・論文
市民の都市農業・食育・コンポスト・福祉などに関する研究や報告書を集めています。
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批判的・否定的知見
1381 件(39 / 56)
序論:都市農業と建築環境
2016Gundula Proksch · · Global
本書「Creating Urban Agricultural Systems: An Integrated Approach to Design」は、都市農業における環境的、体系的、技術的、運用上の考慮事項を示すための資料である。本書は、新たな戦略、現在の実践、および実用的なケーススタディを文書化している。この研究は、多数の現地訪問、優れたケーススタディの調査、および革新的な農場運営に携わる関係者へのインタビューに基づいて、投入と産出、資源効率、環境上の利点、および運用上の成果に関する情報を統合している。
コミュニティ政策経済気候変動レジリエンスとコミュニティ組織:ボゴタ、シウダード・ボリバル地区アルトス・デ・ラ・エスタンシアにおける菜園ネットワークの事例
2016Diana Paola Vargas Huertas, Juan–Carlos Ruiz · Ciudad Paz-ando · Colombia (Bogotá)
本事例研究は、ボゴタのシウダード・ボリバル地区アルトス・デ・ラ・エスタンシアにおける農業由来の社会経済ネットワーク(菜園)の創設プロセスを、社会的レジリエンスの観点から分析した。参加型デザインの伴走型手法を用いて、レジリエンス変数、脆弱性、都市農業における代替経済を研究し、ネットワーク形成に関与した社会的アクターの分析を行った。この研究は、地方機関、学術界、および地域住民グループの支援を受けて、リスク管理とコミュニティ構築のプロセスにおける、環境の逆境に立ち向かう多様な能力を明らかにした。
コミュニティ経済食料主権・社会正義都市栽培とその持続可能性への貢献:わずかな食料と豊富な社会関係資本
2016George Martin, Roland Clift, Ian Christie · Sustainability · Global
本探索的研究は、ニューヨーク、ロンドン、サンフランシスコの3つの都市栽培地を調査し、それらの栄養学的、生態学的、社会的持続可能性への貢献を評価した。現地分析の結果、対象地域の人口と比較して食料生産量が非常に低いことが示され、都市の食料の大部分は引き続き都市周辺部外から供給されることが示唆された。本研究は、都市での食料栽培の持続可能性への利点は、農業的または生態学的なものよりも社会的なものであると結論付けた。
効果は限定的コミュニティ経済健康気候変動ますます都市化する世界における食料供給の課題
2016A. Sempere · Americanae (AECID Library) · Global
本稿は、都市部への人口集中が、周辺の農地破壊を伴う大規模な人口密集地における食料供給という生態学的・社会的な課題を提起していると論じています。国連によると、現在世界の人口の半分以上が都市に住み、2050年には66%に達すると予測されています。現在の都市は、地理的環境で生産された食料ではなく、遠隔地から輸入された食料に依存しており、その結果、生態学的・社会文化的文脈から切り離された都市と市民が生まれています。
都市農村連携食料主権・社会正義経済新しい「都度払い」CSAモデルの検証:ケーススタディ
2016Marjorie Freedman, Juliana K. King · Journal of Hunger & Environmental Nutrition · Global
本研究は、J&P Organics農場のCSA会員536名を対象に、注文頻度に基づいて4つのグループに分け、匿名アンケート調査を実施しました。柔軟な都度払いCSAモデルは、特に毎週より頻度が低いものの、人口統計、動機、満足度、購読期間において従来の事前払い会員と類似する層の会員数と注文頻度を増加させる可能性が強く示唆されました。
CSA・提携経済コミュニティ規模を拡大した都市農業:経済的・社会的に生産的な公共緑地
2016Joshua Zeunert · UNSWorks (University of New South Wales, Sydney, Australia) · Australia
都市の公共緑地は通常、維持管理に外部予算を必要とし、ほとんどのプロジェクトが自治体にとって支出が収入を上回る経済的に非生産的な状態にある。例えば、アデレード・パークランズは年間900万豪ドルの維持費がかかる一方、収入は100万豪ドル未満である。米国、英国、オーストラリアでは、公共緑地の維持管理費が減少傾向にあり、2008年の世界金融危機以降、この傾向は加速している。
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ワークショップ1 都市農業と新しい市場:個人向けプレベジタブルプランターの販売
2016Marie-Dominique Pivetaud et Jean-Claude Legendre, Entrepreneurs chez Nature et potager en ville · · Global
このワークショップは、都市農業分野における新しい市場として、個人や企業向けにプレベジタブルプランターを販売することに焦点を当てている。
DIY・自作経済効率的な都市農業
2016Stefan Hebold, Andrea Frömel · edoc Publication server (Humboldt University of Berlin) · Global
本研究は、都市農業の形態と効果に関する科学的文書の不足に対処するため、都市で生産された植物性食品の健全性を調査することを目的とした。都市、周縁都市、農村の各地域に同じ植物を植えた高床式菜園を設置し、ECFコンテナファームの水耕栽培システムからの収量と比較した。水耕栽培システムと高床式菜園の間で収量が比較され、高床式菜園間では蓄積された重金属に基づいて比較された。
経済気候変動食料主権・社会正義コミュニティ序論 背景と共通性:世界の農業における女性
2016Manase Kudzai Chiweshe, Kudzai MacMillan Muzanago · · Zimbabwe (Harare)
本探索的研究は、ジンバブエの都市部に住む女性のための代替エンパワーメントプラットフォームとしての袋栽培ジャガイモ農業の出現を、定性的手法と二次文献を用いて分析した。その結果、2013年にジンバブエで普及した袋栽培ジャガイモ生産は、都市部の世帯の食料安全保障と収入を増加させ、都市部の女性の間で小規模経済企業を促進することが示された。
食料主権・社会正義福祉コミュニティ経済変化する準都市環境における農家の場所のアイデンティティと意思決定:ウォロンディリー・シャイア・カウンシルの事例研究
2016Laure‐Elise Ruoso, R. Plant, Brent Jacobs, Pierre Maurel · · Australia (Western Sydney)
オーストラリアのシドニー近郊の農家を対象とした詳細なインタビューに基づくこの研究は、準都市地域の変化が農家の場所のアイデンティティと意思決定にどのように影響するかを調査しています。都市開発の増加、土地の細分化、地価の上昇、および住宅の生活の質を重視した環境規制が農業活動を脅かしていることを分析しています。調査結果は、これらの要因が農家の慣行、事業管理、および準都市農業を継続するか、農場を移転するかの決定に影響を与えることを示しています。
事業採算・継続性近郊農業食料主権・社会正義経済政策より強靭な都市システムに向けた都市農業のエネルギー持続可能性の評価
2016Patrizia Ghisellini, Marco Casazza · Journal of Environmental Accounting and Management · Global
都市がほぼ全面的に資源の域外調達に依存している状況を踏まえ、都市農業とエネルギー、都市のレジリエンスに関する研究動向を短くレビューし、都市と農村の関係概念の歴史的展開を概観した論考。結果として、様々な形態の都市農業は先進国・途上国双方で食料安全保障に部分的に寄与し、環境・経済・社会面での便益をもたらすとされる一方で、そのエネルギー面・環境面での影響は現地ごとに十分に検証されておらず、都市農業が持続可能な選択肢と言えるかどうかは明らかになっていないとしている。
経済気候変動政策都市農業との関わり——ネブラスカ大学リンカーン校の研究、オマハの事例地図化
2016Tracey Adams · Lincoln (University of Nebraska) · Global
都市農業に関する文献調査と小規模農場での実地作業をもとに、都市農業が将来の食料安全保障を支えうるかを検討した米国ネブラスカ大学の研究。ネブラスカ州オマハ市内のコミュニティガーデンの立地を世帯所得の中央値と比較する地図を作成した結果、農村地帯に囲まれた同市においても、貧困が集中する地域を含め都市農業が広く存在していることが示された。
食料主権・社会正義コミュニティ食料流通・フードマイル経済ウガンダ・カンパラの食料システムにおける周辺都市地域の役割
2016E.N. Sabiiti, Constantine Bakyusa Katongole · Water science and technology library · Uganda
ウガンダの首都カンパラ(人口約151万人)を取り巻く周辺都市地域ワキソ県は、養鶏で全国1位、養豚で全国2位の生産量を誇り、それぞれ全国のニワトリ・ブタ飼育数の7.4%、6.3%を占める。しかし本章は、人口増加、地価の人為的な歪み、建設ブームやレクリエーション・娯楽施設の増加により農業用地と都市的開発との間の土地競争が激化し、周辺都市の農地が都市の拡大による浸食の危険にさらされつつあり、市の食料安全保障に悪影響を及ぼす可能性があると指摘する。
環境負荷のトレードオフ近郊農業コミュニティ食料主権・社会正義経済ホスピタリティ産業における地元食材利用の障壁と制約
2016Hiran Roy, C. Michael Hall, Paul W. Ballantine · · Global
この序論部分は北米・欧州における地元食材への関心の高まりを扱う。新鮮な食材へのアクセス、地元農家や地域社会の支援、社会的交流への参加などを消費者が地元食材を支持する理由として挙げ、信頼・地域性・透明性・動物福祉・食品安全への関心の高まりとともに、ファーマーズマーケットや宅配ボックス、地域支援型農業(CSA)などの直売形態が1990年代後半以降に普及したと述べる。標題が示すホスピタリティ産業側の具体的な障壁・制約の内容は、この抜粋には記述されていない。
事業採算・継続性食料流通・フードマイルコミュニティ経済都市農業による都市への食料供給——コミュニティ評価価値
2016Saverio Miccoli, Fabrizio Finucci, Rocco Murro · Agriculture and Agricultural Science Procedia · Global
世界的な都市人口増加に伴う食料需要増大を背景に、もはや持続可能とはみなされない従来型農業生産を補うため、伝統的農業生産を統合する都市農業の推進を提唱する論文(2016年、地域限定なし)。都市農業の統合システム導入を提案した上で、その社会的評価を測定する手法として、討議型評価手続きによって得られる「コミュニティ評価価値(Community Esteem Value)」を提案している。
コミュニティ健康経済新たな高みへ
2016Christine Brown-Paul · Practical Hydroponics and Greenhouses · Global
小規模なコミュニティガーデンから複数の街区にまたがる都市農場、集約的な屋内水耕栽培・養殖施設まで、都市農業の多様な形態を概観する記事(2016年、地域限定なし)。この急成長する現象がコミュニティの健康や社会的結束を育み、農家や地域に経済的機会を生み出す可能性を持つ一方、独自の課題と機会を伴うと述べている。
コミュニティ経済食料主権・社会正義都市建築物内・上での農業:ゼロエーカー農業(ZFarming)の実践と新規性
2015Thomaier S., Specht K., Henckel D., Dierich A., Siebert R., Freisinger U. B., Sawicka M. · Renewable Agriculture and Food Systems 30(1):43-54 · Global
北米・アジア・欧州・豪州の73のZFarm事例を調査し、商業的水耕・アクアポニクスを含む建物農業の新たな技術・供給形態・事業ネットワークを分析。
経済有機資源循環低所得国における都市農業と食料安全保障への影響に関する系統的レビュー
2015Poulsen M. N., McNab P. R., Clayton M. L., Neff R. A. · Food Policy 55:131-146 · Global
1980-2013年の35本の査読論文を統合し、低所得国の都市農業が食料入手可能性と食事多様性を改善する一方、所得効果は食料安全保障を保証するには不十分な場合があると結論。
福祉健康経済「静かな食料主権」—運動なき食料主権?ポスト社会主義ロシアからの示唆
2015Visser O., Mamonova N., Spoor M., Nikulin A. · Globalizations · Russia
農村社会運動が弱い半権威主義的なポスト社会主義国家において食料主権がどのような形をとるかを考察した論文。著者らはロシアの小農による分散的・内向きな食料生産活動を「静かな食料主権」と概念化し、それが組織的運動へと発展する可能性を論じた。Globalizations誌12巻4号(513-528頁)に掲載。
政策コミュニティ経済福祉ロシアの家族都市農業:教訓と展望
2015Boukharaeva L.M., Marloie M. · Springer (Urban Agriculture Series) · Russia
カザン大学とフランス国立農業研究所(INRA)の共同研究として1999年以降のロシア都市農業集団を調査した書籍。家族による都市農業がロシアの都市住民の食料供給・社会的絆・文化継承に果たす役割を体系的に論じる。歴史的背景から現代的展望まで都市農業の多面的な意義を明らかにしている。
コミュニティ経済食育福祉バングラデシュにおける女性の家庭菜園が野菜生産と消費に与える影響
2015Schreinemachers P., Patalagsa M.A., Islam M.R., Uddin M.N., Ahmad S., Biswas S.C., Ahmed M.T., Yang R.Y., Hanson P., Begum S., Takagi C. · Food Security · Bangladesh
バングラデシュの農村部で582名の貧困女性を対象とした介入研究において、家庭菜園トレーニングが野菜の一人当たり生産量を20kgから37kg(86%増)に向上させることを示した。植物性タンパク質供給量が171%、鉄分が284%、ビタミンAが189%、ビタミンCが290%それぞれ増加した。野菜消費の多様性も有意に改善された。
健康食育経済安価な自作植物育成チャンバーの設計と製作
2015· PLOS ONE · Global
市販の高価な育成チャンバーの代替として、安価な材料で自作できる植物育成チャンバーの設計と製作方法を示した論文。温度や光条件を制御しながら室内で植物を育てられる。
DIY・自作経済低コストなオープンソース・マイコンを用いた土壌水分監視と灌漑制御の自動化システム
2015· HortTechnology · Global
オープンソースのArduino(Uno/Mega)と静電容量式土壌水分センサー、電磁弁で自作する自動灌漑コントローラ。実測した含水率に基づき灌漑を制御し、家庭菜園や温室・育苗など幅広く安価に導入できる。
DIY・自作経済商業的アクアポニクスの生産と収益性——国際調査の結果
2015Love D. C., Fry J. P., Li X. · Aquaculture · Global
23カ国257の商業アクアポニクス事業者への国際調査。直近12カ月に黒字だったのはわずか31%で、多くが講習・見学・機材販売など食料以外の収入に依存していた。商業的収益性の低さを実証した。
経済都市農業と食料安全保障:都市の土地制約の評価に基づく批判
2015Badami M., Ramankutty N. · Global Food Security · Global
都市の利用可能な土地面積から都市農業が食料安全保障に果たせる貢献度を評価し、高所得国では一定程度可能でも、最も必要とされる低所得国では土地不足のため貢献は限定的にとどまると結論づけた。都市農業の便益はしばしば過大評価されていると指摘する。
政策経済