DAPP アーバン・ガーデン・ファーミング事業(ザンビア・ルサカ)
Lusaka, Zambia · 運営: Development Aid from People to People (DAPP) Zambia。主要パートナーは Child Welfare
概要
ザンビアの首都ルサカで2026年1月に始まった都市菜園事業。人口が密集し洪水や干ばつの影響を受けやすいカニャマ・チャワマ・マテロの3地区で、既存の住民グループを通じて実演菜園を整備し、気候変動に強い栽培技術の研修を行う。2027年1月までの1年間の事業で、成果次第で規模を広げる想定。
市民の参加
新しく人を集めるのではなく、地域にすでにある女性・若者・教会・学校・貯蓄グループといった既存の集まりを土台にして、実演用の菜園(デモンストレーション・ガーデン)をつくる。その菜園が学びの場と苗の供給元を兼ね、研修を受けた「チャンピオン」が引き続き周囲へ技術を伝えていく形をとる。
運営・収益モデル
NGO の事業として、気候変動に適応した都市農法(climate-smart urban farming)の研修を提供する。世帯の食料確保・栄養・収入と環境の持続性を同時に狙い、使われていない都市の空間を生産的に使うことを掲げる。
成果・社会的インパクト
ザンビアはこのデータベースに事例が1件も無かった国。ルサカでは住民の半数以上が自分の食べ物を育てているとされる一方、洪水や干ばつが生産を大きく乱す。既存の女性・若者・貯蓄グループに乗せて研修を届ける設計は、新しい組織づくりから始めない都市農業支援の型として参照できる。開始したばかりの事業で、参加者数などの実績はまだ公表されていない。
作物
—
規模
対象はルサカのカニャマ・チャワマ・マテロの3地区。事業期間は2026年1月〜2027年1月(拡大の可能性あり)。参加者数・菜園数は公表されていない。
出典(1)
本データは下記の公開情報・公式サイト・研究をもとに整理しています。
関連する事例
シダーデス・セン・フォーミ(飢餓のない都市)
BRSão Paulo, Brazil
2004年にハンス・ディーター・テンプが立ち上げたブラジルのNGO。サンパウロ郊外の遊休地に有機菜園を作り、雇用創出と栄養改善、社会的包摂を進める。
cidadessemfome.org+1
キープ・グローイング・デトロイト
USDetroit, United States
デトロイトで2,000以上の菜園を支える非営利団体。空き地を活用し、市民が市内で消費する野菜・果物の多くを自ら育てる「食料主権都市」を目指す。
visitdetroit.com+1
ニュー・ルーツ・コミュニティ農園(サンディエゴ)
USSan Diego, United States
サンディエゴ・シティハイツの遊休地約2.3エーカーを、国際救済委員会が難民・移民のための都市農園に転換。2009年に開園し、約70家族が母国の食を育てながら新しい土地に根を下ろしている。
sandiego.gov+1
グローイング・ホーム(シカゴ)
USChicago, United States
シカゴで遊休地を活用したUSDA有機認証の都市農園を運営し、就労に障壁を抱える人々に14週間の有給職業訓練を提供。農業を通じて人と地域の再生を目指す社会的包摂の事例。
growinghomeinc.org+1