205 件
SGSingapore, Singapore
2011年に設立されたシンガポール初の商用屋上農園。オーチャード通りのモール屋上で野菜とハーブを育てつつ、週末は地域コミュニティ農園として機能する。
sfa.gov.sg+1
BRSão Paulo, Brazil
2004年にハンス・ディーター・テンプが立ち上げたブラジルのNGO。サンパウロ郊外の遊休地に有機菜園を作り、雇用創出と栄養改善、社会的包摂を進める。
cidadessemfome.org+1
USDetroit, United States
デトロイトで2,000以上の菜園を支える非営利団体。空き地を活用し、市民が市内で消費する野菜・果物の多くを自ら育てる「食料主権都市」を目指す。
visitdetroit.com+1
事例は毎週増えています
あなたが探している事例が、来週追加されるかもしれません。世界の新着事例を毎週水曜、無料でお届けします。
ZACape Town, South Africa
1982年設立、ケープタウンのタウンシップで小規模な市民農業を支援するNPO。「家の農民」を意味する名のとおり、貧困地域の住民が有機菜園で野菜を育てられるよう研修と資材を提供し、食料保障と生計を支える。
abalimibezekhaya.org.za+4
USSeattle, United States
1970年代に始まったシアトル市の公営コミュニティ菜園制度「Pパッチ」。市内各地で市民が有機的に野菜を育て、各園の「Giving Garden」で育てた作物をフードバンクに寄付する仕組みが根づいている。
seattle.gov+3
JPHamamatsu, Japan
静岡県浜松市の京丸園は、1996年から障害者雇用を続ける農福連携の草分け。『ユニバーサル農業』として作業を本人の特性に合わせて設計し、障害の有無に関わらず働ける農業経営を確立した。
agrijournal.jp+1
JPAshikaga, Japan
1958年に足利市で教師と特殊学級の子どもたちが急斜面を開墾したことに始まり、1969年にこころみ学園が設立。知的障害のある園生が育てたぶどうから国際会議でも供される国産ワインを生み出している。
ja.wikipedia.org+1
JPTachikawa, Japan
エスプールプラスが運営するソーシャルファーム網で、立川・板橋・横浜など都市部に農園を設置。企業が障害のある人を直接雇用して農作業に従事してもらう仕組みで、全国60施設超に拡大している。
plus.spool.co.jp+4
USSan Diego, United States
サンディエゴ・シティハイツの遊休地約2.3エーカーを、国際救済委員会が難民・移民のための都市農園に転換。2009年に開園し、約70家族が母国の食を育てながら新しい土地に根を下ろしている。
sandiego.gov+1
GBLondon, United Kingdom
ロンドン・ルイシャム区にある、よりよいメンタルヘルスのためのコミュニティ資源。緑の空間で食物を育て、調理し、アートや交流を通じて回復・自立を支える社会的処方の代表的拠点。
centreformentalhealth.org.uk+1
USChicago, United States
シカゴで遊休地を活用したUSDA有機認証の都市農園を運営し、就労に障壁を抱える人々に14週間の有給職業訓練を提供。農業を通じて人と地域の再生を目指す社会的包摂の事例。
growinghomeinc.org+1
USWashington, DC, United States
ワシントンDC出身の二人が2008年に設立した非営利団体で、安全な緑地が乏しい黒人・ラテン系・移民が多い地域で、未利用地を「こども主導の庭」に変える事例。2〜19歳が栽培や調理、青少年協同組合での産品販売を通じて食育とコミュニティづくりを学ぶ。DCと全国で100以上のプロジェクトを展開してきた。
cityblossoms.org+1
JPNationwide, Japan
農林水産省がまとめた、こども食堂と地域・農園が連携して進める食育の事例集に基づく取り組み。各地の食堂が畑や収穫体験、地元農家と結びつき、子どもが栽培・収穫・調理・共食を一体で体験する。食の循環や地産地消、食品ロス削減を子どもの居場所づくりと結びつけている。
maff.go.jp+3
USBrooklyn, New York, United States
ブルックリン・バッシュウィック発、自転車のみで生ごみを回収し堆肥化する化石燃料フリーの地域コンポスト事業。環境正義とジェントリフィケーションに抗いながら、若者に良質な雇用と地域の緑をつくる。
bkrot.org+2
USLos Angeles, United States
「フードデザート(食の砂漠)」と呼ばれる南ロサンゼルスで、ファッションデザイナーのロン・フィンリーが歩道脇や空き地に野菜を植えたのが発端。生鮮食品が手に入りにくい地域で、住民自身がDIYで食用庭園を造り、食と健康の教育の場とするムーブメントへ広がった。
ted.com+1
USChicago, United States
2004年に3人の都市養蜂家が設立した、シカゴ西部を拠点とする都市養蜂協同組合。当初は雇用機会の少ない地域での職業訓練を目的とし、現在は教育・健康・都市の自然への意識向上に重点を置きながら市内各地に50以上の巣箱を運営している。
chicagohoneycoop.com+1
JPKobe, Japan
2022年8月にポートアイランド(第2期)の事業用地を暫定利用して開設された市民農園。最先端の医療都市がある人工島の中に広々とした農園が広がる不思議な空間で、初心者向け区画・レベルアップ区画・福祉農園を備え、手ぶらで野菜づくりやBBQ、収穫体験ができる。
city.kobe.lg.jp+3
JPHino, Japan
「生ごみは宝だ」という市民が集まって始まった、東京都日野市のコミュニティガーデン。約200世帯の生ごみを回収・堆肥化し、無農薬で野菜や花を育てる食の循環型農園で、新保奈穂美の2021年・2024年の論文で運営とガバナンスの事例として詳細に分析されている。
acsess.onlinelibrary.wiley.com+3
JPSetagaya, Tokyo, Japan
世田谷区が2021年度に始めた農福連携事業。区内農地での農作業を通じて障害のある方の就労と工賃向上を図り、農地保全と地域の障害理解促進を同時に進める。拠点農園『せたそら』を中心に官民連携で運営される都市の福祉農園。
city.setagaya.lg.jp+3
JPSuginami, Tokyo, Japan
2021年4月に杉並区井草に全面開園した東京23区初の区立農福連携専用農園。約3,200㎡のバリアフリー農園で、障害者・高齢者に農業に親しむ場を提供し、生きがい創出・就労・食育につなげる。
city.suginami.tokyo.jp+1
JPKyotanabe, Kyoto, Japan
京田辺市で2011年から障害者就労支援を行う事業所。宇治茶・田辺なす・京都えびいもなど地域特産に携わり、2019年にノウフクJAS第1号認証を取得した京都式農福連携の代表事例。
maff.go.jp+3
JPMatsukawa, Nagano, Japan
長野県松川町でリンゴやリンゴジュースを生産加工する農業法人。2019年11月にノウフクJAS第1号認証を取得した4事業者の一つで、果樹産地における農福連携の先進例。
maff.go.jp+2
JPZama, Kanagawa, Japan
座間駅前の小田急の旧社宅(昭和40年代築)を、一般賃貸・市営住宅・子育て支援センターなどの複合施設として2015年に再生した団地。中央広場には栽培指導付きの貸し菜園「ハタムスビ」やドッグランがあり、人と自然・まち・人をつなぐ地域に開かれた住まいを目指す。
odakyu-fudosan.co.jp+2
JPKashiwa, Chiba, Japan
高齢化率40%超の千葉県柏市・豊四季台団地で、2009年に柏市・東京大学高齢社会総合研究機構・UR都市機構が協定を結び始めた「柏プロジェクト」。建替後の団地の屋上農園や植物栽培ユニット、周辺農地を活用し、高齢者の『生きがい就労』として農を組み込み、地域包括ケアと両輪で進める。
ur-net.go.jp+2
DEアンダーナッハ / Andernach, Germany
観賞用花壇に代えて公共空間に食べられる作物を植え、市民が自由に収穫できるようにしたドイツで唯一無二の市主導プロジェクト。市中心部約8,000㎡+郊外13haで、食料供給・生物多様性・社会的結束・教育を同時に担う多機能な生産的グリーンインフラとして国際的に知られる。
use.metropolis.org+2
USStratham, United States
米ニューハンプシャー州の本社前庭で社員ボランティアが運営する菜園。収穫物の売上をフードバンクへ寄付する、社員参加型CSRの代表例。
3blmedia.com
JPTokyo, Japan
東京・墨田の多聞寺の駐車場跡を、住職の無償貸与で市民が交流農園にした事例(2020年完成)。社寺の遊休地を暫定的に市民緑地・農園化したパターン。
note.com+1
JPRikuzentakata, Japan
東日本大震災後の陸前高田で、県立高田病院が仮設住宅近くの遊休地を無償借受し開いた農園(2012年〜)。被災地の暫定的な土地利用を高齢者の健康・交流に活かした事例。
reconstruction.go.jp+1
JPIshinomaki, Japan
東日本大震災で被災した石巻・雄勝で、被災跡地・移転跡地を市民が花のガーデンに再生した事例(2012年開園、2018年移転再開)。復興期の暫定的な土地活用とコミュニティ再生のモデル。
gardenstory.jp+1
USDetroit, United States
デトロイトで土地銀行が市有の空き地35エーカーを安価に貸し付け、回復者の就労支援を兼ねた都市農を運営する事例(2015年〜)。空き地の暫定的貸付+買取オプションのパターン。
crainsdetroit.com
CNChongqing, China
2018年に重慶市中心部のデベロッパー集合住宅に整備された、高齢者向けに設計された都市初級の屋上コミュニティ庭園のひとつ。バリアフリーの菜園区画を備え、高齢住民が園芸に参加できる福祉・地域空間。
landezine-award.com+1
PSDheisheh / Bethlehem, Palestine
農地へのアクセスが乏しく、西岸の難民の約4割が食料不安にあるなか、住居の屋上を活用して家族が野菜を育てる屋上菜園プログラム。ディシェ難民キャンプの約11家族から始まり、援助依存の軽減と自立を目指して西岸の他キャンプへの拡大が構想されている。
unrwa.org+1
LBTripoli / Nahr el-Bared, Lebanon
2007年の戦闘で壊滅し再建されたパレスチナ難民キャンプで、再利用容器を使った低コストの屋上菜園を住民に広めるANERAのプロジェクト。62歳のオム・マヘルら住民が屋上で野菜・ハーブ・果樹を育て、食料安全保障と暮らしの再建につなげている。
anera.org+2
EGCairo, Egypt
カイロの非正規居住地で未利用の屋上を生産的な菜園に変える、社会的企業シャドゥーフ主導のコミュニティ屋上農業。GIZや市民社会と連携し、食料生産・微気候改善・女性や若者の社会参加と所得創出を同時に目指す。低技術の水耕ベッドを用いる点で技術志向だが、低所得世帯の参加・自立を中核とする市民参加型事業。
akzente.giz.de+2
ARRosario, Argentina
2002年に経済危機への対応として始まったロサリオ市の都市農業プログラム。2004年の条例で『パルケ・ウエルタ(菜園公園)』が制度化され、遊休地をアグロエコロジー生産の公共空間に転換した。
agriurbanarosario.com.ar+3
ECQuito, Ecuador
2002年からキト市が経済振興公社CONQUITOを通じて運営する参加型都市農業プログラム。アグロエコロジーに基づく自給的食料生産を推進し、社会・気候・ジェンダーの公正を目指す。
conquito.org.ec+3
COMedellín, Colombia
メデジン市の都市農業プログラム。2005年に始まった『エコウエルタス・ウルバナス』が看板事業で、後継の『Huertas con Vos』とともに食料安全保障と社会的結束を進める。
medellin.gov.co+1
PELima, Peru
リマ南部ビジャ・マリア・デル・トリウンフォで2004年から続く都市農業プロジェクト。高圧送電線下の空地を活用し、女性主導の生態的菜園で食料安全保障と地域のレジリエンスを育む。
corresponsables.com+1
CLSantiago, Chile
サンティアゴ首都圏で最初の都市コミュニティ菜園として2007年にラ・ピンタナ市が開設。700㎡の区画菜園と堆肥化の先駆的取組で、低所得地区に農の伝統を維持している。
eldesconcierto.cl+1
BRBelo Horizonte, Brazil
ベロオリゾンテ市の食料安全保障政策に根ざした都市農業の取組。30年以上の歴史を持ち、2017年に創設されたコミュニティ菜園プログラムを中心に、苗の配布や研修で住民の生産を支える。
prefeitura.pbh.gov.br+1
BRRio de Janeiro, Brazil
2006年に始まったリオデジャネイロ市の都市農業プログラム。学校や空地にアグロエコロジー菜園を設け、堆肥化・苗づくり・食育を通じてファヴェーラなど脆弱地域の食料安全保障を支える。
carioca.rio+1
UYMontevideo, Uruguay
モンテビデオ市の都市農業プログラム(PAU-IMM)の一環で運営されるコミュニティ菜園。家族・コミュニティ・教育機関の菜園を支援し、『ウルグアイ流』の参加型都市農業を体現する。
montevideo.gub.uy+1
BOEl Alto, Bolivia
標高約4,000mのエル・アルトで1984年に始まった都市・周縁部農業。FAOの支援による太陽熱温室を活用し、女性主導の家庭菜園で高地の食料安全保障を高める。
fao.org+1
CAVancouver, Canada
バンクーバーの遊休都市地を可搬式コンテナ農場に変え、社会的に排除されがちな人々に『良い食べ物と良い仕事』を提供する社会的企業。2008年にマイケル・エイブルマンとショーン・ドーリーが創設した。
solefoodfarms.com+2
CAToronto, Canada
トロントで最も脆弱とされるジェーン・フィンチ地区にある約8エーカーの都市農場で、食の正義・教育・持続可能性を掲げる。2013年にエバーデールとTRCAが創設パートナーとなって発足した。
blackcreekfarm.ca+1
CAMontreal, Canada
1995年に若者と高齢者をつなぐ目的で設立されたモントリオールの非営利団体で、屋上菜園・堆肥・自転車による食事宅配を結びつける。自前の食料を育てる唯一のカナダのミールズ・オン・ホイールズとされる。
santropolroulant.org+1
CAToronto, Canada
1982年に始まったトロント西部のコミュニティ・フードセンターで、フードバンクに加え4つのコミュニティ菜園と2つのファーマーズマーケットを運営する。Green Barnは温室や堆肥実演を備えた都市農業の拠点となっている。
thestop.org+1
CAHalifax, Canada
2012年にダウンタウン・ハリファックスの病院跡地を暫定利用して始まったコミュニティ菜園・生産緑地。約240区画を擁し、市民が食を育てつつ交流する場となっている。
commonrootsurbanfarm.ca+1
CAWinnipeg, Canada
ウィニペグ西部のインナーシティを拠点とする非営利の地区協会で、設立以来9つのコミュニティ菜園と1つのコミュニティ温室を整備してきた。多文化・低所得地区の食料安全保障に取り組む。
spenceneighbourhood.org+1
ZACape Town, South Africa
ケープタウンのタウンシップを拠点とするNGOアバリミ・ベゼカヤが2008年に立ち上げた地域支援型農業の野菜ボックス事業。3年の休止を経て2022年に再開した。
abalimibezekhaya.org.za+1
ZASoweto, South Africa
2021年頃にソウェトのオーランド西地区で若者たちが始めた食用菜園。ゴミ捨て場だった空き地をキャベツやほうれん草を育てる菜園に変え、地域の高齢者を支援している。
foodformzansi.co.za+1
SNDakar, Senegal
1999年にFAOとダカール市が始めた都市マイクロ農業プログラム。狭い空間での無土壌栽培により食料不安と闘い、2004年以降セネガル国内外の他都市にも展開された。
fao.org+1
UGKampala, Uganda
カンパラ市当局が運営する都市農業プログラム。カウェンペ地区の約30エーカーのキャンジャ農業資源センターを拠点に、脆弱な住民の食料安全保障と収入向上を支援する。
kcca.go.ug+1
LSMaseru, Lesotho
干ばつ・浸食に苦しむレソトで、南部アフリカ食料安全保障緊急コンソーシアム(C-SAFE)が考案した家庭向けの堆肥一体型レイズドベッド菜園。ジンバブエでCAREが用いた設計を基にしており、南部アフリカ各地に普及した。
tandfonline.com+1
ETAddis Ababa, Ethiopia
2022年にファーム・アフリカがエチオピア計画開発省と実施した15か月間の都市農業パイロット事業。アディスアベバの低所得世帯100戸の所得・栄養・食料安全保障の改善を目指した。
farmafrica.org+2
IDMakassar, Indonesia
2014年、マカッサル市長ダニー・ポマントが始めた旗艦プログラム「ロロン・ガーデン(Longgar)」。市の細胞である狭い路地を住民、とくに女性が活用し、観賞植物と食用作物を栽培して清潔で緑豊かな環境に変えた。後に『ロロン・ウィサタ(路地観光)』へ発展。
makassar.terkini.id+1
JPKobe, Hyogo, Japan
神戸市兵庫区湊川のUR遊休地約1,540㎡を、貸し農園+広場(公園)として再生した社会実験拠点(2022年開園)。約1/3を農園に、残りを公園として活用する。
minnanouen.jp+4
JPTsurumi, Osaka, Japan
2021年に大阪で始まった『あわい(間)』農と福祉をつなぐSDGs自然農園。鶴見区・守口市などの子ども食堂と連携し、収穫物を子ども食堂へ寄付。農薬・プラスチックを使わず、子どもの食育と就労困難者の社会参加を結ぶ。
awai-farm.com+2
TWTaipei, Taiwan
南港区の九庄で、放置され不法投棄の多かった広場を住民が共同農園に転換した事例。学術研究(Sustainability誌)で、コミュニティ農園と都市の健康・ウェルビーイングの関係を示すケーススタディとして取り上げられた。
mdpi.com
TWKaohsiung, Taiwan
高齢化に対応し、高雄市社会局が新草衙の集落に設けた南区銀髪族市民農園。長者が有機農法で野菜を育て、自然と触れ合いながら心身を整え社会的交流を深める福祉型の都市農園。
socbu.kcg.gov.tw+2
KRIncheon, South Korea
2021年に住民参加型予算で始まった仁川の共同体都市菜園「イウム(つながり)菜園」。市民と団体が共に作物を育て、教育や交流を行う、安全な食と近隣のつながりのための公共空間。
news.ifm.kr+1
KRDaegu, South Korea
大邱広域市が運営する学校菜園を中心とした都市農業支援プログラム。45校の学校菜園のほか、ボックス・屋上・ベランダ菜園、高齢者向けの癒しの菜園などを補助し、食育と世代横断の市民参加を進める。
cityfarm.daegu.go.kr+1
MYKuala Lumpur, Malaysia
クアラルンプール中心部の放置地を再生した約8エーカーの都市農園。気候危機・公共空間不足・食料不安への対応を掲げ、収穫物はスープキッチンや困窮者に寄付される。2022年にはDBKLのモデル・コミュニティガーデンとして認定された。
kebunkebunbangsar.org+2
PHQuezon City, Philippines
当時のジョイ・ベルモンテ副市長が飢餓緩和を目的に2010年に開始。垂直栽培やコンテナ栽培など限られた都市空間に合う手法を普及し、化学肥料を使わない有機的な栽培を推進。2025年時点で市内に1,400超の都市農園が広がったとされる。
quezoncity.gov.ph+2
PHMetro Manila, Philippines
メトロマニラを「一つの大きなコミュニティ菜園」に変えることを構想する都市農家のネットワーク。団地・行政区・学校・インフォーマル居住区・コンドミニアムなど20以上の菜園で構成され、住民の知識向上と食の自給を後押しする。
mb.com.ph+1
THBangkok, Thailand
バンコクを中心に450を超えるコミュニティ菜園を統括する市民都市農業のネットワーク。コロナ禍では遊休地を食料源に変える事業を展開し、バンコクなど6県の高リスク30コミュニティを起点に210件の新規菜園を立ち上げた。
thaicityfarm.com+2
THChiang Mai, Thailand
コロナ禍のなか、地元の建築事務所ジャイバーン・スタジオが主導する「プロモーター」グループが、住民や市民団体と協働して州有の遊休地を包摂的な公共空間と食料生産の場に変えた事例。脆弱な住民の食料安全保障・栄養改善・自給的生活を目指す。
link.springer.com+2
VNHo Chi Minh City (Thu Duc), Vietnam
ベトナムのタムフー・ダイフン地区で、就学前児童の栄養不良(11.1%・19.8%)に対応するために実施された学校・コミュニティ菜園と栄養教育の事例。熱帯気候に適した栄養価の高い植物を育て、スープやお粥として子どもの食事に取り入れる。
b4fn.org
JPHigashinaruse, Akita, Japan
秋田県東成瀬村の高齢者福祉施設・株式会社風鈴は、2013年からデイサービス利用者が近隣の田で田植えや稲刈りに参加する農福連携に取り組む。平均88歳の利用者が役割を持って農作業に関わり、収穫米を支援者に届けている。
higashinaruse.jp+3
JPYamaguchi, Yamaguchi, Japan
山口県は農業と福祉をつなぐ農福連携就労支援に取り組み、宇部・山口・長門・周南をモデル地域に農作業受託などを試行してきた。障害者就労施設が農業に携わることで、利用者の工賃向上や生きがいづくりとともに、地域の担い手不足解消や耕作放棄地の活用を目指している。
pref.yamaguchi.lg.jp+1
JPMatsuyama, Ehime, Japan
松山市の子ども食堂とそのネットワーク『まつこネ』は、無料・低額の食事提供を通じて子どもの居場所と地域交流をつくる取り組みである。農林水産省の枠組みのもと、地域や農・収穫体験と結びつけた食育活動を進めている。
matsukone.chu.jp+2
JPIsahaya, Nagasaki, Japan
長崎県諫早市を拠点とする社会福祉法人南高愛隣会が、島原半島の農業と連携して進める農福連携の取り組み。障害のある人が苗植え・収穫・出荷作業に携わり、自信や生きがいを持って社会参画するとともに、担い手不足の農業を支える。
airinkai.or.jp+3
JPYokkaichi, Mie, Japan
四日市市農業センターが運営する公営の市民菜園で、1区画15㎡を市民に貸し出す。親子農業体験や農福連携、給食センター連携の食育も展開している。
city.yokkaichi.mie.jp+1
JPHokuto, Yamanashi, Japan
2021年設立の山梨県北杜市を拠点とするNPOで、農業・福祉・教育の場づくりに取り組む。障害福祉サービス利用者の就労と小規模農家の出荷支援を結ぶ農福連携を進める。
npo-taishi.jp
NLAmsterdam, Netherlands
アムステルダム北部の都市農園プロジェクト。有機の自家収穫菜園を中心に、農・食・福祉・起業を結ぶ拠点として地域住民が運営に関わる。
iamsterdam.com+1
ESBarcelona, Spain
1997年にカン・メストレスの区画再生から始まったバルセロナの市民菜園ネットワーク。高齢者や社会的弱者の参加を軸に、公有地を新たな緑地と交流の場へと変えている。
ajuntament.barcelona.cat+1
NZAuckland, New Zealand
都心からわずか数kmの市有地に広がる有機シティファーム。福祉・教育・有機資源循環を結び、市民が農と食に触れる場をつくっている。
kelmarna.co.nz+1
SEMalmö, Sweden
マルメのローセンゴード地区にある社会的都市農園。食と農を通じて生態・経済・社会の持続可能性に取り組み、移民の社会包摂と新世代の都市農家育成を結ぶ拠点となっている。
malmo.se+2
USMinneapolis, United States
1998年設立の先住民主導NPO。ミネアポリス都市部に拠点を置き、トレイル・オブ・ティアーズで運ばれたチェロキーのトウモロコシなど200種超の在来種を保全。都市の先住民の若者に伝統作物の栽培・調理・文化を伝え、食と健康・主権を取り戻す。
dreamofwildhealth.org+1
USAlbany, United States
アフロ先住民中心のコミュニティ農場。アルバニーなど都市部の住民へ無償で家庭菜園を提供し、アフリカ・先住民・パレスチナ系の伝統作物の種子を保全・頒布。祖先の農法と食文化を取り戻し、食のアパルトヘイト解消をめざす。
soulfirefarm.org+1
USDetroit, United States
2006年設立の黒人主導の草の根団体DBCFSNが2008年に開いた約7エーカーの都市農場。地域住民が好むコラードグリーンやオクラなどアフリカ系の食文化に根ざした作物を30種以上栽培し、デトロイト黒人コミュニティの食の安全と主権を高めている。
dbcfsn.org+1
SGSingapore, Singapore
シンガポールのSECUF(社会企業型コミュニティ都市農場)は、コミュニティが一堂に会する園芸ハブ。キュレーションされた園芸・園芸プログラムを提供。SECUFグラントは、社会企業が農場を設立・運営し、高齢者・特別支援が必要な人・低所得世帯向けの園芸・園芸関連プログラムを実施することを奨励。シンガポール全体で1,500以上のコミュニティガーデンがあり、29の公園・庭園に2,500以上の菜園プロット区画がある。2026年第4四半期に次の菜園区画の申請受け付け予定。
gardeningsg.nparks.gov.sg+1
MXMexico City, Mexico
メキシコシティのミラバレ・コミュニティが運営する統合的農業・教育センター。野菜菜園、養鶏舎、ニジマス養殖、堆肥プログラムを並行。青年参加を重視。
foodtank.com+1
PSAl Am'ari, Palestine
パレスチナ・アルアマリ難民キャンプで50の屋上菜園を設置。67人の若い女性指導者が気候変動への適応と食料確保を実現。
cascades.eu
DEBerlin, Germany
ベルリン・ヴェディング地区の代表的なコミュニティガーデン。サッカー教育施設の建設に伴い旧地からの移転を迫られたが、市民の運動を経て2021年末にガルテン通りの恒久的な用地へ移転した。菜園・カフェ・教育プログラムを一体で運営し、都市の緑と社会的包摂の拠点となっている。
himmelbeet.de+4
ITTurin, Italy
トリノの旧工場建築の屋上を、レストランと直結した150m²のコミュニティ屋上菜園に変えた事例。都市の未利用屋上を食料生産・雇用・地域交流の場として再生する「オルトアルト(高い菜園)」モデルの第1号であり、屋上農園による都市再生の手法として国内外で参照されている。
torinosocialimpact.it+2
IEDublin, Ireland
ジェイムズ・ジョイス『ユリシーズ』にも登場する旧「マッド・アイランド」地区の名を継ぐ、ダブリン都心の共同菜園。市が撤去費用を負担し続けていた荒廃地を住民が緑の交流拠点に変えた事例で、区画を持たない完全共同耕作と収穫の共有を特徴とする。市内コミュニティガーデンの代表例として複数の賞を受けている。
mudisland.ie+1
TZDar es Salaam, Tanzania
タンザニア最大の都市ダルエスサラームで、市内の空き地を使った野菜栽培が都市景観の一部となっている事例。1990年代の持続可能都市プログラム以来、都市計画への農業の位置づけが議論され、土地利用権の不安定さと生計の重要性の両面から国際的な研究対象となってきた。
researchgate.net+2
TNTunis, Tunisia
チュニスの低所得密集地区で、住民が放置地を共同菜園として再生し、新鮮な野菜と収入、そして食料主権への一歩を得ている事例。北アフリカの都市における住民参加型アグロエコロジーの新しいモデルとして注目される。
hivos.org
KENairobi, ケニア
2008年のポスト選挙暴力と食糧危機に対応して始まった、ナイロビのスラム地域における袋型の簡易農園プログラム。マタレ、キアンビウ、ムクル、キベラなどの地域で広がり、22,000世帯に対して導入された。
afas.africa
VNHo Chi Minh City, Vietnam
ベトナムフードバンクネットワークと複数の国際機関が協力して立ち上げた循環農業を実践するコミュニティガーデン。食糧廃棄削減と恵まれない層への食糧支援が目的。500kg以上の新鮮野菜を低所得世帯に供給予定。
vietnam.vn
PHQuezon City, Philippines
キエソン市のサンロケ地区の低所得地域で、女性主導のグラスルーツプロジェクト。当初は食糧源として始まったが、食糧安全保障と土地権確保の戦略に発展。コミュニティが組織し管理している。
iied.org
JOAmman, Jordan
国連人間居住計画(UN-Habitat)と国連環境計画(UNEP)が協力してアンマン市に立ち上げたコミュニティ庭園。温室と野菜栽培施設を備え、住民グループが定期的に会合を持ちながら管理・維持。伝統的な野菜やハーブの栽培も再開。
jordan.un.org
MXMexico City, Mexico
2007年以来、メキシコシティ市政府が3,000人以上の市民に屋上農業を推進するための助成金を給付。簡易温室で栽培。ミラバレ・コミュニティ・アセンブリなどが環境教育や農業技術研修を提供。
foodtank.com
INChennai, India
インドのチェンナイで、学校・保育施設・ホームレス施設に移動式野菜ガーデンを設置。食糧不安への対応と都市熱対策を同時に実現。参加者にガーデニング技術を教育。
earth5r.org
BDDhaka, Bangladesh
バングラデシュのダッカで市民が屋上を活用した野菜栽培を実践。特に女性が主導的に関与。屋上農業により、野菜摂取が19%、果物摂取が7%増加。屋上温度を1.2~5.5%低減し、カーボン隔離、生態系復元に貢献。
acsess.onlinelibrary.wiley.com+1
GRAthens, Greece
アテネ北郊のマルウシ自治体が2012年にギリシャ経済危機に対応する形で開始した市民農業プログラム。市立地をフェンス付きコミュニティ農園に転換し、40区画の25平方メートル区画を失業者、低所得層、シングルペアレント等の脆弱層に提供。土壌改善と給水インフラを整備。欧債危機以降のギリシャにおけるコミュニティ食料安全保障の先例。
astydama.com+1
USLos Angeles, United States
ダウンタウンLAの建物壁面に無農薬の食用グリーンウォールを設置した草分け的プロジェクト。
greenroofs.com
NGLagos, Nigeria
ラゴスのフードバンクが運営する都市農業教育プログラム。住民の農業知識を高め食料安全保障を支援する
lagosfoodbank.org
UGKampala, Uganda
2021年にOxfamが現地NGO CIDIと連携して始めた4年間の都市食料事業。カンパラのスラムで小規模都市農業を拡大する
oxfam.org.uk
PSGaza, Palestine
農地の乏しいガザで、Aneraが脆弱世帯の屋上を節水型の生産空間に変え、食料自給と食料不安の緩和を図る
inhabitat.com+1
BOEl Alto, Bolivia
標高の高いエル・アルトで、女性を対象にソーラー温室栽培を支援するプロジェクト。厳しい気候下で新鮮野菜の生産と栄養改善を実現する
use.metropolis.org+1
GHAccra, Ghana
2023年にSolidaridadがアクラで始めた家庭菜園推進事業。都市世帯に安全で栄養価の高い野菜の自家栽培を促す
graphic.com.gh+3
USLos Angeles, United States
ゴミ焼却場予定地だった14エーカーを全米最大級の都市農園に変えた事例。
en.wikipedia.org+2
USNew York, United States
イーストビレッジの象徴的な市民農園で、開発反対運動の焦点となった。
en.wikipedia.org+1
GBLondon, United Kingdom
大気汚染を緩和する重要な緑地とされたが、住宅再開発のため失われた。
andyworthington.co.uk+1
GBLondon, United Kingdom
『永久に使える』とされた歴史的アロットメントが五輪開発で撤去された事例。
en.wikipedia.org+1
CASaskatoon, Canada
サスカトゥーンで初めてブラウンフィールドを市民農園に変えた場所が退去を命じられた事例。
ctvnews.ca+1
GBEdinburgh, United Kingdom
スコットランド有数の都市型農場。外部資金の減少とコスト上昇で2019年11月に清算・閉鎖し、18人が失職した。市議会助成に依存した収支が崩れたのが引き金。
bbc.co.uk+1
CAEdmonton, Canada
エドモントン市が2020年に市有地約5エーカーを転用して始めた市営菜園事業で、収穫物(累計25万ポンド超)をフードバンクに寄付していた。市議会の2024年秋補正予算で廃止が決まった。
globalnews.ca+1
USDetroit, Michigan, United States
1975年に不況下のデトロイト市がコールマン・ヤング市長の下で始めた市営都市菜園事業。空き地を菜園に変え、住民の食料自給を後押しした。市の財政難で予算が途絶えると事業は解散した。
glass.hfcc.edu+1
KENairobi, Kenya
2008年の選挙後暴動後にナイロビのキベラ・スラムで広がった袋栽培。土地のない密集地で食料安全保障と生計手段を提供する
fao.org+4
ZACape Town, South Africa
アバリミ・ベゼカヤ(アパルトヘイト時代の1982年設立)が数千人の個人とグループが都市コミュニティ庭園を設立・維持するのを支援。ハーベスト・オブ・ホープなど社会事業が野菜を地域に販売。土地保有権の課題を解決しながら食糧安全保障と地域発展に貢献。
pmc.ncbi.nlm.nih.gov
SEMalmö, Sweden
マルメ市が推進する都市農業。社会的交流、健康改善、生物多様性向上、気候変動対策を統合。市内の広場やパークで複数の仕様で展開。
talkofthecities.iclei.org
NOOslo, Norway
オスロの市民農園は需要が高く、多くの市民が待機リストに登録。都市農業(コミュニティ菜園、アクアポニクス、垂直農業)の市民意識調査実施。市民の支払意思額(WTP)評価モデルが研究対象。
researchgate.net
PTPorto, Portugal
2008年経済危機の際、ポルトの市民が社会住宅近隣の空き地を農業に転用。所有権のない土地での自給農業の実践。市民の食料自給意識が高まった事例。
futurearchitectureplatform.org
AUSydney, Australia
オーストラリア全体で700以上のコミュニティ菜園。毎週約20,000人が参加し、野菜栽培、学習、交流を実施。新鮮な食料生産、心身の健康、地域結合を実現。
doi.org
INMumbai, India
ムンバイ港湾信託公社が未利用スペースを変革。女性グループを雇用し、新鮮な農産物へのアクセス向上と雇用機会創出。
ibef.org+1
ZACape Town, South Africa
ケープタウン市と州農業部が低所得地域のコミュニティガーデンを支援。食料安全保障と栄養改善を目標。
tandfonline.com+1
KENairobi, Kenya
ナイロビ郡がパイロットプログラムで屋上菜園を推進。NGO と若年層グループがグリーンハウス栽培で近郊農業に従事。Njiru、Kasarani、Dagoretti の亜郡が主要地点。
static.tu.berlin+2
BRSão Paulo, Brazil
サンパウロ市が 2,600 以上のマッピング農業サイトを支援。学校菜園 1,000 以上を含む。バイオ投入材、機械、トレーニング、投資支援を提供。
unep.org+1
BRCuritiba, Brazil
クリチバ市の都市菜園プログラムは年間 1,600 トン以上の新鮮野菜・果実を生産。デモンストレーション菜園とトレーニングハブを通じた技術移転。2025年までに第3農業デモンストレーション地点開設予定。
unep.org
THBangkok, タイ
バンコクで開始されたコミュニティガーデン・プロジェクト。2022年時点でバンコク内に165農園展開。その後、タイシティファーム・イニシアティブとして全国規模に拡大し、他5都市でも同様の農園ネットワークを構築。食料・生計・社会関係を統合。
una.city+1
ZAJohannesburg, 南アフリカ
ヨハネスブルク市の食料レジリエンス部門とヨハネスブルク開発機関が実施。インナーシティの建物屋上にハイドロポニック野菜農園を展開。脆弱層の食料セキュリティ確保と起業を支援。一例として、ホウレンソウだけで週40kg生産、地元レストランに供給して約52ユーロ/週の収益。
peopledaily.digital
TWTaipei, Taiwan
台湾大学キャンパスと周辺地域で市民参加による農業を実施。都市の食料安全保障向上を参与型研究で検証
mdpi.com
UGKampala, Uganda
ウガンダの首都カンパラで、都市農業が進化する生計戦略として機能。低所得世帯から中所得層まで多様な農民が参加
link.springer.com
ETAddis Ababa, Ethiopia
エチオピアの首都アディスアベバのキルコス地区で、低所得世帯による都市農業が食料安全保障の役割を果たす
frontiersin.org
HUBudapest, Hungary
ブダペストの空き地を活用したコミュニティガーデン・ムーブメント。KÉK が2010年から支援。79の活動中の菜園がリストされている。
eu-opensci.org+1
PLWarsaw, Poland
ワルシャワの市民農園協同組合。低所得層向けの食育、生態教育、スキル訓練を行う。2025年 AMPLE Warsaw プログラムに参加。
botany.one+1
PELima, Peru
Cuso International が中心となるMUSAプロジェクトは、リマの低所得地域で女性農家への農業訓練と市民菜園の拡大を推進。350人以上の農家と204の菜園を通じ、食糧不足と栄養不良に対抗する。
cusointernational.org
COMedellín, Colombia
メデリン市は複数の都市農業プログラムで、低所得地区の食糧安全保障と社会的癒しを推進。AgroArte(サン・ハビエル)は15年以上の実績。コムーナ13地区ではテラザス・ベルデス(屋上水耕)で、限られた土地での食糧生産を実現。
fao.org
GRAthens, Greece
2010年の危機以降、アテネでは市民が公共スペースを生産的・社会的・教育的な目的で活用する動きが広がった。2012年から自治体が市民庭園を支援。マルーシ北郊の市営区画は40の25平方メートル区画に分割され、市民が自由に栽培。アントニス・トリツィス公園は50000平方メートルをコミュニティファームへと転換計画。
astydama.com+1
PTLisbon, Portugal
2011年、リスボン市が遊休地と劣化した公園を都市アロットメント公園に転換。2020年までに、ほぼすべての区に20の都市アロットメント公園が設置され、750のアロットメントを運営。失業者、高齢者、低所得層にアクセス優先。公園は訪問者に開放され、自然の中で憩うスペースを提供。2020年、リスボンは欧州グリーン首都賞を受賞。
interlace-hub.com+1
DEBerlin, Germany
ベルリン内の50以上の畝で運営される多文化コミュニティガーデン。さまざまな文化背景を持つ地域住民が参加。異文化交流と地域活動の場として機能
cityfarmer.info
BDDhaka, Bangladesh
FAOのダッカ・フードシステム事業(2019〜2023年)は、首都の貧困地区に暮らす主に女性440人に、屋上や小区画で野菜・果物を育てる研修と資材を提供した。地元NGOプロシカが種・苗・道具・肥料を供給し、参加者は栽培と栄養の研修を受けた。アグリテックではなく市民・地域主導の都市菜園プログラム。
fao.org+1
CZPrague, Czechia
プラハの遊休地をコミュニティガーデンとコンポストの拠点に変える社会的企業。市民・企業・行政にコンポストとガーデンづくりを広めつつ、精神疾患のある人の就労・社会参加の場も提供している。
inherit.eu+2
UGKampala, Uganda
土地の少ないウガンダの首都カンパラで、若者が袋栽培(サックガーデン)を使って食料を育てる市民の都市農。市内3拠点で毎月約500kgを収穫し、学校給食も支える。
triplepundit.com
GBLondon, United Kingdom
1977年、ロンドン・ランベス区の再開発で取り壊しが続いた地区(1972〜1976年)で、セント・オズワルズ・プレイスをスクワットしていた建築家グループが「ジュビリー・シティファーム」として始めた都市農場。アルパカ・羊・ヤギ・豚・ロバ・ポニーなどを飼い、教育・若者支援・動物飼育・園芸を柱に運営している。
en.wikipedia.org
USChicago, United States
米国イリノイ州シカゴの、長く投資が行われてこなかったフードデザート地区に、シカゴ植物園とローンデール・クリスチャン・ヘルスセンターが2016年に共同で開設した20,000平方フィートの都市農業施設。ここを拠点に、医療機関が患者を紹介して無償の野菜ボックス・栄養カウンセリング・料理教室を提供する野菜処方プログラム「VeggieRx」を運営している。
pubmed.ncbi.nlm.nih.gov
ECQuito, Ecuador
エクアドル・キトで2015年に活動を始めた都市菜園イニシアティブ。重度の精神疾患のある人に、アグロエコロジーにもとづく有機農産物の生産という仕事と収入、そして社会参加の場を提供している。構想は2014年、キト北部の地域精神保健サービスで利用者・家族・専門職が開いた集まりから生まれ、2015年末にキト近郊ナヨンに農地を得た。
pubmed.ncbi.nlm.nih.gov+2
PELima, Peru
ペルー・リマ首都圏の南、パチャカマック地区の岩がちな周縁集落で、0〜3歳児のいる世帯を対象に行われた多部門プロジェクト。地域保健推進員が家庭菜園・共同菜園づくり、栄養、養育ワークショップを順に手渡し、乳幼児の発達と世帯の食料不安の改善をねらった。菜園単体ではなく、菜園を入口に栄養と養育をつなげる設計になっている。
pubmed.ncbi.nlm.nih.gov
LBAkkar / Tripoli / Bekaa, Lebanon
レバノン政府がシリア難民に土地の耕作を認めていないという制約のもとで、FAOが2015年9月15日から2016年6月15日まで実施した壁面菜園(garden walls)の事業。土地を持たない脆弱世帯にマイクロガーデンを配備し、多様で質の高い食料へのアクセスを高めることを目的とした。アッカール、トリポリ、ベカーの3地域で、レバノン人76人・避難シリア人94人の計170人が直接受益者となった。
reliefweb.int+1
JPKobe (兵庫区・長田区), Japan
空き家・空き地の課題を地域の魅力に転換する活動を行う「空き助ながた」が、神戸市兵庫区神田町と長田区駒ヶ林町で運営する手ぶらで行けるレンタル菜園。畑の野菜くずや剪定葉を焼却せず、地域の就労継続支援B型事業所とともに堆肥としてリサイクルしている点が特徴で、100%地域産の草木・資材でつくる完全完熟の「クラフト堆肥」をカジュアルに使ってもらうことを目標に掲げる。
compost.smartkobe-portal.com+4
JPKobe (兵庫区), Japan
2015年に閉校した神戸市立湊山小学校をリノベーションして生まれた、「自然と暮らしをつくる」をテーマとするコミュニティ型複合施設。水族館や「食べる植物園」、ハーブショップ、醸造所、就労支援施設、保育・学童、福祉施設が同居し、人・自然・地域がつながる場を育てている。こうべコンポストプロジェクトの協力団体として、暮らしの中で無理なく続けられる循環のかたちを利用者と一緒に探ることを掲げている。
compost.smartkobe-portal.com+3
GBLeeds, United Kingdom
リーズ市ミーンウッドで1980年に始まった24エーカーの都市農場。有機農業と持続可能性の実演を掲げ、デクスター牛・羊(ホワイトフェイスト・ウッドランド/ライランド)・アルパカ・ヤギ・複数品種の豚・鶏・アヒルなどを飼い、養蜂も行う。若者に機械の技術を教える「リサイクル自転車プロジェクト」も併設する。
en.wikipedia.org
USNew York, United States
1992年、ブロンクス区ハイブリッジの市有空き地に Abu Talib と住民が開いた0.5エーカーの市民農園。野菜のほかミツバチと鶏を飼い、年間およそ10,000ポンド(約4.5トン)の食べものを生産する。
en.wikipedia.org
JPNagasaki, Nagasaki, Japan
長崎市中新町の斜面市街地で、市民団体「長崎都市・景観研究所/null」が空き地を貸し農園化するプロジェクト。2020年の中新町ベース開園以降、年1カ所ペースで拡大し2025年時点で5拠点。自治会管理地・民有地に加え、九州初となる市民団体への有休国有地管理委託(ザ・ビュー)も実現。高齢化で増える空き地の管理負担を減らしつつ、若い世代や福祉・教育との接点をつくる。
nagasaki-null.design+6
JPYokohama, Kanagawa, Japan
2026年8月、神奈川県庁東庁舎屋上に開園した共生型コミュニティ農園。魚と野菜が循環するアクアポニックスを軸に、食育・農福連携・地域コミュニティ形成を県庁という公共空間で一体的に進める。GREEN×EXPO 2027を前にした「人と自然の共生」の見える化でもある。
prtimes.jp+2
JPTsurumi, Osaka, Japan
大阪市鶴見区横堤の就労継続支援B型「グリーンファーム鶴見」。農福連携で栽培・加工・販売を行い、駅近の横堤に地域の働く農の拠点を置いている。
shohgaisha.com+1
GBSheffield, United Kingdom
シェフィールド南部のヒーリー地区にある都市の農場。もともとは「シェフィールド南部バイパス(Heeley bypass)」の建設予定地で、30年にわたり数百人の住民の暮らしを不安定にしたまま結局着工されなかった土地に、1981年に開かれた。風力と太陽光で動く小さな農場を核に、リサイクル、園芸店、カフェ、チャリティショップを運営し、環境・健康・食・農の教育と、障害のある人・失業者・若者への訓練を組み合わせている。2008年10月31日からはシェフィールド大学考古学科と組んで鉄器時代の円形住居の復元を始めた(2011年初頭完成予定)。
en.wikipedia.org
USSeattle, United States
シアトルのチャイナタウン=インターナショナル・ディストリクトの斜面にある1.5エーカーのコミュニティガーデン。1975年に開設され、101区画の菜園と77本の果樹を持つ。作り手はアジア系の低所得高齢者が中心で、平均年齢は76歳。アジア料理に使う野菜のほか、さくらんぼ・プラム・和なし・りんごが実る。2014年には敷地内に調理場が整備され、地域プログラムの拠点になっている。
en.wikipedia.org
USSeattle, United States
シアトル市インターベイにある約4,000m²の市民農園。1974年に市内でもっとも早い時期の P-Patch のひとつとして開かれた。フェンス沿いの4,400平方フィート(約410m²)以上がフードバンク向けの栽培に充てられ、例年およそ2トンの農産物が地域のフードバンクに届けられている。
en.wikipedia.org
NPKahare (near Kathmandu), Nepal
カトマンズ近郊の集落で、有機・バイオダイナミック農法の農園を核に、学校・診療・カフェ・工房を組み合わせて地域ぐるみの循環をつくっている財団の事例。牛や鶏も飼い、生ごみと家畜糞をコンポストとバイオガスに回して肥料を自給する。
kathmandupost.com
LVRiga, Latvia
ソ連時代のスポーツ宮殿(アイスアリーナ)が取り壊されたまま放置されていた民有の空き地を、2020年に住民が「暫定利用」の菜園に変えた市民発意のプロジェクト。2021年春に一般公開され、150区画の栽培ボックスに加えて野草の草地や、ピクニックのできる休憩ゾーンを備える。文化・教育イベントの会場としても使われ、夏には年4,000人を超える来訪者がある。
commonities.org+2
UAKyiv (Podil), Ukraine
戦時下のキーウ・ポジール地区で2025年春に開いた、市の中心部で初めての本格的な市民共同菜園。1985年の建物解体以来40年近く塀の中に放置されていた空き地を、住民とボランティアが片づけて、レイズドベッド・雨水タンク・コンポスト容器・道具小屋を備えた菜園に変えた。2025年5月に正式に開園。
colville-andersen.com+1
HRZagreb, Croatia
2013年4月4日の市長決定で始まった、市有の耕作可能地を整備して市民に区画を無償で貸し出す事業。自家消費用の野菜・ベリー・薬草・花を育てることが目的で、春に3か所から始まり、2017年に12か所、現在は14か所・2,152区画以上・23.03haまで広がった。全ての菜園で生態学的な原則にもとづく栽培が求められ、区画の管理状況の確認と土壌分析も行われている。
zagreb.hr+2
BGSofia, Bulgaria
2012年に数人の有志が始めた、ブルガリアで先駆けとなる市民菜園の取り組み。最初の共同菜園はナデジダ地区に置かれ、2015年に開いた「Градина заДружба」がソフィアで現在もっとも長く続く菜園になっている。現在はソフィア市内で最大のコミュニティ菜園ネットワークを担い、合計約6,000m²・約100人の耕作者を抱える。
urbangardening-sofia.com+1
ZMLusaka, Zambia
ザンビアの首都ルサカで2026年1月に始まった都市菜園事業。人口が密集し洪水や干ばつの影響を受けやすいカニャマ・チャワマ・マテロの3地区で、既存の住民グループを通じて実演菜園を整備し、気候変動に強い栽培技術の研修を行う。2027年1月までの1年間の事業で、成果次第で規模を広げる想定。
dappzambia.org
PKLahore, Pakistan
ラホール市ライウィンド通り沿いの低所得地区シェルシャー・コロニーで、私立大学 IAC がパイロットとして立ち上げたコミュニティガーデン。州立女子高校の校庭を舞台に、健康と栄養、自家栽培の経済的な利点、季節ごとの野菜づくりを講習で扱った。
thenews.com.pk+1
FRBesançon, France
1991年にブザンソン近郊シャルズールでジャン=ギィ・アンケルが開いた最初の菜園を起点に、失業や生活困窮の状態にある人を雇用して有機野菜を育てる「就労支援型菜園(jardins d'insertion)」がフランス各地に広がり、1999年7月13日に全国ネットワークとして正式に設立された。生産した野菜は会員向けの週替わりバスケットとして届けられ、働き手は農作業と並行して社会職業的な支援を受ける。都市住民の食の受け皿と、労働市場から排除された人の受け皿を同じ仕組みで担おうとする点に特徴がある。
fr.wikipedia.org
DEGöttingen, Germany
1996年にドイツ・ゲッティンゲンのガイスマー地区で、移住してきた非ドイツ系の家族たちが始めた菜園。1998年に「Internationale Gärten e.V. Göttingen」として社団化された。異文化間学習・国際理解・社会統合という考え方を、共に土を耕して野菜を育てる場に落とし込んだ点が特徴で、ドイツ語圏で「インターカルチュレル・ゲルテン(異文化間菜園)」と呼ばれる形式の出発点になった。
de.wikipedia.org
EETallinn, Estonia
タリン市が「市内最大のコミュニティガーデン」と位置づけた共同菜園。既存のコミュニティスペースを拡張する形で2023年8月1日に着工し、2024年2月完成予定で整備された。レイズドベッドと区画、温室、コンポスト、給水、街路灯、トイレ、屋根付きの集会スペースを備える。
greentallinn.eu+1
USRancho Cordova, California, United States
サクラメント郊外ランチョコルドバのアメリカン・リバー・パークウェイ内で、約55エーカーの郡有地を借りて有機農場と食農教育センターを運営する非営利団体。2025年に設立25年を迎えた。畑と並行して河畔林の再生も行い、農場・学習棟・調理室・苗畑・野外教室を備える。
soilborn.org+2
NPLalitpur, Nepal
UN-Habitat がネパールの自治体と組んで進めている都市農業普及事業。2021〜2022年にマディヤプル・ティミ市で実施したあと、2023年からラリトプル市に軸足を移し、実証農園・指導者養成・都市農業ガイドライン・モバイルアプリ「Urban Kasera」の開発を進めている。屋上を使った食料生産と、生ごみの処理・雨水利用をセットで扱うのが特徴。
nepal.un.org
USBrooklyn (Brownsville), New York, United States
ニューヨーク市保健局が2026年4月に開設を発表した、同局として初のコミュニティガーデン。ブルックリンのブラウンズビル地区にある地域保健アクションセンターの裏手にあり、5月から一般に開放された。食料アクセスの改善を目的に、住民が無料で作物を収穫でき、健康プログラムと同じ場所でつながるように設計されている。
nyc.gov
USNew Haven, Connecticut, United States
ニューヘイブン市が所有するコミュニティガーデン・マイクロファーム19か所は、長らくNPO Gather New Haven が受託運営していたが、同NPOの財政難により2026年4月に市へ差し戻された。市は代わりの担い手を決められておらず、市のフードポリシー協議会が作業部会をつくって、外部委託による2年間のパイロット事業を市に求める方向を検討している。
newhavenindependent.org
USBoston, United States
2026年夏にマサチューセッツ大学ボストン校のユニバーシティ・ホール裏手で始まった、学生・職員のためのコミュニティ菜園。レイズドベッド8基でトマト、レタス、スカッシュ、ローズマリー、トウガラシ、アメジスト・バジルなどを育てる。2026年は「パイロット年」と位置づけられている。
umb.edu
USBaltimore, United States
ボルティモア市のファーリング=ベイブルック公園内、カーティス・ベイ地区とブルックリン・ホームズ地区の間にある教育農場。野菜とはちみつを生産しながら、住民向けの栽培講習、都市農家志望者のビジネス・インキュベーター、植物の世話を通じたメンタルウェルネスのプログラムを行う「働く農場であり学びの場」として運営されている。
wmar2news.com+1
MEPodgorica, Montenegro
モンテネグロの首都ポドゴリツァにある、ボランティアが運営するコミュニティ菜園。フードフォレスト(食べられる森)と市場向け菜園(マーケットガーデン)を組み合わせた設計で、公式サイトは「ヨーロッパ最大の地面レベルのコミュニティ菜園」と称している。再生型農業・不耕起(no dig)・被覆作物といったパーマカルチャーの手法で栽培する。
urbanabasta.me
MGAntananarivo, Madagascar
マダガスカルの首都アンタナナリボで、公立小学校の空き地を菜園に変え、給食の食材をまかないながら子どもと保護者に農業を教えるプログラム。アクシアン財団とファースト・イモ社がアンタナナリボ市と組んで実施し、2021年以降27か所を整備した。2023年6月に一斉に開所した5校では、整備面積660.5 m²から3校ぶんですでに312.5 kgの野菜を収穫している。
fondation-axian.org+1
MNUlaanbaatar, Mongolia
経済移行期のモンゴル・ウランバートルで、貧困緩和研究センター(PASC)が1992年から進めた都市菜園の普及事業。市立中央図書館を拠点に栽培指導と資材配布を行い、参加世帯は1990/91年の850世帯から1996年には21,000世帯へと20倍以上に増えた。
cityfarmer.org
ISReykjavík (Seljahverfi, Jaðarsel), Iceland
レイキャビク市セリャ地区ヤザルセルにある住民運営のアーバンファーム。2014年に地区の住民とボランティアが、市が運営していた学校菜園の跡地を引き継いで設立した。屋外の貸し区画(20㎡以上)に加えて温室内の区画も長期で借りられる、市内で唯一の場所とされる。有機・持続可能・健康をうたい、栽培だけでなく地域のつながりづくりを目的に、定期的な催し・学習日・夏の終わりの収穫マーケットを開いている。
seljagardur.is+2
BASarajevo, Bosnia and Herzegovina
サラエボ市が、荒れて使われなくなっていた土地を、感覚に働きかける植栽と在来種を組み合わせた菜園・公園に転換した事業。発達障害のある子どもと若者を支えることを目的の中心に据えた、ボスニア・ヘルツェゴビナで先駆的な取り組みで、サラエボ地域開発庁(SERDA)、ノヴォ・サラエボ市区、地元の職業高校が協働した。2024年10月にURBACT(EUの都市間学習プログラム)の『グッドプラクティス』に選定されている。
urbact.eu
CMYaoundé (Biyem-Assi), Cameroon
カメルーンの首都ヤウンデの庶民地区ビイェム=アシで、住民の貧困と食料不安を減らすために行われた都市農業プログラム(2013〜2014年)。耕作可能な土地が乏しく土壌汚染も多い都市部の事情に合わせて、Alternatives がモントリオールの屋上菜園で培った「土を使わない栽培(hors-sol)」の技術を持ち込み、地区の女性団体・市場の売り手・学校の生徒とその家族に広げた。菜園と学校菜園の整備、収入創出、研修プログラムと教材づくりを一体で行った。
alternatives.ca+1
JMKingston, Jamaica
カリブ海の首都キングストンで、インナーシティの学校と地域施設に雨水貯留と点滴灌漑を備えた菜園を整備した事業。かつて安定していた雨が気候変動で不安定になり、雨水を貯めて少しずつ配る仕組みなしには市内で作物が育てにくくなったことへの対応である。学校4校とAbilities Foundation、グリニッジタウン地区に1,400万ジャマイカドル超(約9万米ドル)を投じ、雨水タンク、水耕温室、コンテナ菜園、浄水設備を設けた。CityAdapt は2018年の開始以来、ジャマイカ・エルサルバドル・メキシコで13万人以上に裨益したとされる。
cityadapt.com+1
CYNicosia, Cyprus
キプロスの首都ニコシアの中心部で、放置されていた土地を市民グループが持続可能な共同菜園に変えた取り組み。2019年10月のクライマソン・ニコシアで優勝したことが出発点で、数百人のボランティアが整備に加わった。栽培そのものだけでなく、コミュニティづくり、循環経済(廃棄物を資材に使う)、都市の食のやりとりの生態系づくりを掲げる。若者向けにオープンソース技術と環境の学びの場を開き、難民女性の農での起業を支えている。EUの新欧州バウハウス賞『帰属感を取り戻す』部門の最終候補に選ばれた。
citycenters.eu+1
DOSanto Domingo (Distrito Nacional), Dominican Republic
ドミニカ共和国の首都サントドミンゴで、ディストリト・ナシオナル市役所(ADN)と農業省・環境省・女性省が2021年3月に協定を結び、市内3選挙区に各10か所、計30か所の都市菜園を整備するパイロット事業。町内会や個人、とりわけ女性・シングルマザー・若者を担い手に想定し、垂直栽培と平面栽培の両方で野菜・薬草・香草・観賞用植物を育てる。健康な食べものの入手しやすさを高めること、市営市場での販売の場と苗の交換拠点をつくること、平和と健全な共生の文化を地域に育てること、雇用と収入を生むことを目的に掲げている。農業省の女性農業部門オフィス(OSAM)が所管する「都市菜園プログラム」の一環。
mujer.gob.do+1
ALTirana, Albania
アルバニアの首都ティラナの中心部で、文化センター「Tulla」の屋上テラスに建てた温室を教室にした都市農の学校。2022年に GIZ アルバニアの助成で始まり、毎週木曜の夜に栽培教室を開く。トマト・キュウリ・ハーブ・タマネギ・ブロッコリー・カリフラワー・レタス・ホウレンソウなど、この土地の気候に合う野菜を1作期あたり約300株育てる。ティラナにはかつて家族ごとに小さな畑を持つ文化があったが、緑地が開発で失われるなかで途絶えていた。この学校は、その失われた技術を取り戻すことと、人と人のつながりをつくることを同じ重さで掲げている。
etf.europa.eu
FJSuva and other urban areas, Fiji
フィジー農業省が2020年3月、新型コロナ対応策の一環として始めた家庭菜園の全国プログラム。スバやラウトカの都市封鎖で食べものが手に入りにくくなったことを受け、都市・近郊の世帯を対象に、生育期間の短い作物の種子パックを配布した。同年3月30日から配布を開始している。国内の生産者から種を買い上げて都市部に配り直す仕組みも設け、緊急支援を一時的な食料配給では終わらせず、家庭で作り続けられる形に接続した。国立食料栄養センターと共同の手引き『Grow your own Food』で、栽培と栄養の両面を伝えている。
futureoffood.org+1
GBKeighley, United Kingdom
英国西ヨークシャー州キースリーの救世軍教会・コミュニティセンターの裏庭を、ボランティアのマシューが約1年かけて菜園に作り変えた事例。古いベビーバスにジャガイモ、長靴にトウガラシといった具合に廃材を鉢に転用し、ニンジン・エンドウ・イチゴ・ハーブ・カボチャなどを育てる。収穫物は救世軍のフードバンク、路上生活者向けの食事、家計・料理講座「ヴィクトリー・プログラム」、併設カフェに供給される。マシューはリハビリを経て料理講座に参加し、フードバンクでボランティアをしていたところ菜園の担当を打診された。園芸の経験はなかった。
salvationarmy.org.uk+1
GBSwindon, United Kingdom
英国ウィルトシャー州スウィンドンで、サウス・スウィンドン教区議会が遊休化していた市民農園の区画をウクライナ避難民家族のコミュニティ農園として開放している事例。2026年8月には議員自身が長靴を履いて共同作業に参加した。教区議会は14か所に584区画(約604区画へ拡張中)を持つが、待機者は400人を超えており、遊休区画をコミュニティ利用に回すことが待機列の解消と空き区画の再生を同時に進める手段になっている。
swindon24.co.uk+1
JOAmman, Jordan
アンマンの大型公園の一角を住民の菜園にした事業。都市の緑被率を上げること、気候変動の影響をやわらげること、食料安全保障を高めることの3つを目的に掲げ、住民とシリア難民が一緒に耕す場をつくった。市の2022〜2026年戦略計画で進める12公園整備の中に位置づけられている。
jordan.un.org
JOAmman, Jordan
アンマン市内の公園に置かれた、ヨルダンで初めての都市農業研修センター。気候変動とサプライチェーンの混乱のなかで食料安全保障を高めることを目的に、住民が都市で野菜や果樹を育てる技術を学べる場をつくった。先行事業では市内に6,000平方メートルのコミュニティ菜園を整備し、宮脇方式の植樹で絶滅危惧樹木3,600本を回復させている。
undp.org+1
PYPilar, Paraguay
パラグアイ南部の地方都市ピラールの4地区で、2003年に若者と家族が立ち上げた菜園ネットワーク。食料と栄養の確保を目的に、住民が自分たちで柵を立て畝をつくり、育て方を記録して隣の家庭に伝えていくやり方で広がった。井戸の整備と教育奨励金・奨学金を組み合わせ、菜園を進学の足がかりにもした点が特徴。2022年に活動を終えた。
zimbabweparaguay.net
UALviv, Ukraine
ウクライナ西部リヴィウで2018年に開かれた同市初の公共コミュニティ菜園。戦争が始まると、避難してきた人びとが共同で野菜を育てる場となり、収穫は市内のビストロを通じて避難民向けの無料食に変わっている。UNDPウクライナは、戦時下の食料安全保障を支える地域発の取り組みの一つとして本菜園を紹介している。
undp.org
ESPuerto de la Cruz (Tenerife), Spain
スペイン・テネリフェ島のプエルト・デ・ラ・クルス市が、エル・ドゥラスノ地区ロス・カチャソスの19,000㎡に整備した市初の共同都市菜園。バリアフリーの区画7つを設け、市の持続可能都市・市民参加課が事業主体、日々の運営を市民団体 Asociación La Vereda が担う。担当参事のダビド・エルナンデスは、持続可能性・市民参加・食料主権を進め、環境教育と気候変動に対する地域のレジリエンスを強めるための事業だと説明している。
rtvc.es
MZMaputo, Mozambique
独立後のマプト郊外で、食料不足と土地の権利の問題に応えるために1980年4月に「緑地帯事務局」が置かれ、そこから生まれた近郊農業協同組合のネットワーク。1982〜83年に協同組合総連合(UGC)がつくられ、1987年には181団体・1万人超が加盟した。アフリカの都市で、市民(とりわけ女性)の組織が首都の生鮮供給を担うまでになった、初期かつ大規模な事例。
mozambiquehistory.net
SVSan Salvador, El Salvador
COVID-19で都市の食料不安が深まったのを受け、2020年にサンサルバドル市役所とFAOが始めた都市・近郊農業の事業。市内各所に「見て学べる」デモンストレーション・センターを置き、そこを拠点に家庭菜園の作り方、限られた空間での野菜栽培、堆肥づくりを市民に広げている。
fao.org
SVSan Marcos, El Salvador
サンサルバドル都市圏サンマルコスのサンフアン・ボスコII地区で、ごみ捨て場になっていた空き地を住民が片づけ、共同の都市菜園に変えた事例。プログラム「Cosechando Sonrisas」が3か月の研修と資材を無償で提供し、50世帯以上が自分の区画で野菜を育てている。
elsalvador.com
ZWBulawayo, Zimbabwe
ブラワヨ市エントゥンバネ地区の住宅地にある共同菜園。市議会が確保した土地とボアホール、地元議員が加えたソーラー発電を土台に、50人の住民が畝を分け合って野菜を育てる。都市の郊外住宅地で「市が土地と水を用意し、住民が運営する」形の役割分担が続いている例。
cityfarmer.info
NAWindhoek, Namibia
食料価格の高騰を受け、ウィントフックのカツツラ地区(オカハンジャパーク、オングルンバシェ、ワン・ネーション等)で裏庭菜園と養鶏が広がっている。低所得世帯が食費を抑えつつ現金収入も得る手段になっており、行政と農業金融機関の研修が下支えする。
neweralive.na
MMYangon, Myanmar
ヤンゴンの困窮世帯が多い8区を対象にした UNDP の都市レジリエンス事業のうち、住民が食べものを作る部分。タンマダ・カンチェー区では女性グループ27組の提案を受け、ごみの投棄場になっていた空き地を農場に変えた。ワラを使ったキノコ栽培とコンテナ栽培を柱に据え、2025年初めまでに900人近くが研修を受け、250人が小規模事業の助成を得ている。事業全体の受益者は4,000人を超える。ヤンゴンの都市貧困率が2017年の10%から2023年に43%(約270万人)まで上がった状況への対応として組まれた。
myanmar.un.org
USLong Island City, Queens, New York, United States
クイーンズ区ロングアイランドシティのスタンダード・モーター・ビル屋上、約1エーカーの農園。地域の非営利ユースクラブ Variety Boys and Girls Club of Queens が運営し、子どもたちが栽培から収穫までを担う。2025年シーズンは約1,200人が関わり、4,500ポンド超を収穫した。2026年シーズンは4月23日に開幕し、目標は1,500人・5,000ポンド。ニューヨーク電力公社の798,000ドルの投資で温室、通路、冷凍庫つきの洗浄梱包スペース、屋内教室が加わった。収穫物の7割5分は参加した子どもたちへ、2割5分は地域のフードバンクへ渡る。
qns.com
GTVilla Canales, Guatemala
グアテマラ首都圏の南、ビジャ・カナレス市で農牧食糧省(MAGA)と自治体が進める共同菜園。26か所の菜園に650世帯が関わり、トマトやレタス、豆類、薬草のほかパイナップルやイチゴ、パパイヤも育てる。MAGA は同じ枠組みで家庭菜園と学校菜園も広げており、2017年時点で家庭菜園5,000か所超、学校菜園164か所、地方学習センター経由の共同菜園6,500か所を数えた。首都圏ではグアテマラ市7区・8区・15区、サン・ホセ・ビジャヌエバなどでも取り組みが進む。
prensalibre.com
JOAmman (Marka / Wehdat), Jordan
アンマンのマルカ地区とウィフダート地区で、難民や困窮世帯の住宅の屋上に温室を置く事業。2025年に79棟を新設し、78世帯と保育園の共同菜園1か所がその対象になった。参加世帯には農具と種のほか、菜園を続けるための栽培管理の研修も行う。ペトラ大学の研究者は、この方式には軽量の培地・確実な防水・効率のよい灌水が要ると指摘している。
anera.org+1
CACalgary, Canada
カルガリー南東部の公有地30エーカーにひらかれた都市農園。もとは工事用地だった。移民支援団体CCISが運営し、カナダに来たばかりの人たちが南部アルバータの気候で食べものを育てる術を学ぶ場になっている。ブラックフット族の長老ハーマン・メニー・ガンズの導きのもと、条約7号の土地であることを踏まえた学びを組み込む。土づくり、生物多様性、堆肥、養蜂と送粉者の世話を柱に据える。
youngagrarians.org+2
KENairobi (Viwandani, Sinai), Kenya
ナイロビのヴィワンダニ・インフォーマル居住区シナイ地区で、住民の若者グループVICCOがンゴング川沿いの小さな菜園を耕す。もとは川岸のわずかな野菜畑だったが、HealthyFoodAfrica 事業の支援を受けて2年ほどで定常的に野菜を出せる畑に変わった。APHRCが伴走する21の住民グループのひとつ。
healthyfoodafrica.eu
HTPort-au-Prince (Cité Soleil), Haiti
ポルトープランスのシテ・ソレイユで、ごみ捨て場だった1エーカー超の土地を住民が共同菜園に変えた。2012年に地元の3人が始め、色を塗った古タイヤを鉢に使った菜園が500基以上並ぶ。花壇とモリンガの苗床もあり、ハイチ最大の都市共同菜園とされる。
sakala-haiti.org+1
CIAbidjan (Yopougon, Adiopodoumé), Côte d'Ivoire
アビジャンのヨプゴン区で2020年に始まった若者向けの都市有機農業研修。0.5haの敷地で農薬も化学肥料も使わない土を介さない基質栽培によりトマトとキュウリを育てる。栽培技術と起業の両方を教え、修了者を自営の生産者として送り出すところまでを一続きの設計にした点が特徴。
actioncontrelafaim.org
SBHoniara, Solomon Islands
ホニアラの若い女性24人が市内12区の裏庭に13か所の菜園を開いた取り組み。市場への依存が強い首都で、堆肥・種の保存・有機的な害虫対策までを自分たちの手に取り戻す「フェミニスト気候アクション」として位置づけられている。
shiftingthepowercoalition.org
VUPort Vila, Vanuatu
2018年半ばのマナロ・ヴォイ火山の噴火でアンバエ島から強制避難した住民のため、ポートビラ市内13か所に開かれた菜園。布製の栽培コンテナで生育を早め、仮設住宅暮らしのあいだの食料を補う。慣習地を離れて自給の基盤を失った人たちに、都市の中で作る場を戻した事例。
communityeconomies.org
JMKingston (Jones Town), Jamaica
2010年1月28日にキングストンのインナーシティ、ジョーンズタウンで始まった教会主導の都市農業。放置されて廃墟になっていた住宅開発用地を畑に変え、都心の遊休地を緑に戻した。教会が地域の仕事づくりまで引き受ける形をとった。
cityfarmer.info
BSNassau and other constituencies, Bahamas
バハマの非営利団体ADOが教会や施設の敷地を借りて各地に開くコミュニティ農園。輸入食料への依存を下げ、地域で新鮮な野菜が手に入る状態をつくることを掲げ、2026年までに全39選挙区へ1か所ずつ置くことをめざす。現在は6か所が稼働する。
adobahamas.org
XKGjakova, Kosovo
環境NGOのFondacioni JeshilとSOS子どもの村コソボが組んで進めるパーマカルチャーの菜園。第1期で約100㎡のレイズドベッドと点滴灌漑を整え、樹木90本を植えた。第2期ではジャガイモなど主食作物の畑と果樹・ベリー類を足し、施設の食をまかないながら地域の手本になることを目指す。
kosovaideas.com
GYGeorgetown, Guyana
ジョージタウン商工会議所のグリーン・エコノミー委員会が学校へ持ち込む、廃ペットボトルを使った壁面式のキッチンガーデン。2020年11月28日に障がいのある子どものためのデビッド・ローズ校で実施し、児童とともにタイム・セロリ・レタス・カラルーを植えた。翌年以降は中等学校の4年次へ広げる方針を示していた。
gcci.gy