バイオウエルト・コムニタリオ『マナ・ミ・エルモサ・ウエルタ』(コマス区・リマ)
Comas, Lima, Peru · 運営: 地域住民による共同バイオ菜園グループ(コマス区)
概要
雨のほとんど降らない大都市リマのコマス区で、移住してきた高齢女性らが中心となって営む共同有機菜園。食料安全保障と気候適応、世代・地域のつながりを育む市民の都市農。
市民の参加
高地(アンデス)から移住してきた高齢者、とくに農業の背景を持つ女性たちが、共同菜園を通じて自らの営農の記憶と再びつながる場となっている。住民が協働で区画を耕し、野菜を育てて分かち合う。
運営・収益モデル
住民の共同作業と相互扶助を基盤に、食料の自給・分配と地域交流を目的に運営される市民主導の取り組み。
成果・社会的インパクト
乾燥した都市環境のなかで住民に新鮮な食と居場所を提供し、移住者の知恵と尊厳を活かす場として、リマの市民都市農業の一例となっている。
作物
- 野菜
- ハーブ
規模
世界有数の乾燥都市リマ(人口約1,100万人)の北部コマス区で、住民が共同で運営する有機(バイオ)菜園。食料安全保障と気候変動への適応を目的とする
出典(2)
関連する事例
ビオウエルト・アイユ21(ビジャ・エル・サルバドル)
PELima, Peru
リマの乾燥した周縁地区で、高齢の女性たちが荒れ地を1,400m²のアグロエコロジー菜園に変えた事例。食料不安と気候危機に対する住民主体の応答として、都市農業を地域の食と交流の核に据えている。
es.wikipedia.org+2
せせらぎ農園(まちの生ごみ活かし隊)
JPHino, Japan
「生ごみは宝だ」という市民が集まって始まった、東京都日野市のコミュニティガーデン。約200世帯の生ごみを回収・堆肥化し、無農薬で野菜や花を育てる食の循環型農園で、新保奈穂美の2021年・2024年の論文で運営とガバナンスの事例として詳細に分析されている。
acsess.onlinelibrary.wiley.com+3
練馬区 農業体験農園
JPNerima, Tokyo, Japan
練馬区は1996年に全国初の農業体験農園を生み出した都市農業の先進自治体。農家が園主となり区民を指導する『練馬方式』は全国に広がり、現在も区内で十数園が運営されている。都市の農地を市民の学びと交流の場として活かす代表的モデル。
city.nerima.tokyo.jp+1
世田谷区 ふれあい農園・ファミリー農園
JPSetagaya, Tokyo, Japan
世田谷区はファミリー農園(1区画約10平方メートル・設備完備)やふれあい農園での収穫・寄せ植え体験、区内産『せたがやそだち』のファーマーズマーケットや約110か所の直売所マップなど、市民が都市の農に触れる多彩な仕組みを公式に整備している。
city.setagaya.lg.jp+1