ノドゥル菜園(ノドゥル島コミュニティ農園)
Seoul, South Korea · 運営: Seoul Metropolitan Government / Nodeul community gardeners
概要
漢江に浮かぶノドゥル島に設けられた市民参加型の都市菜園。放置されていた人工島を、安全な食と近隣交流のためのコミュニティ農園として再生したもので、ソウル市の都市農業の象徴的な場の一つ。
市民の参加
市民が漢江に浮かぶノドゥル島の区画を季節ごとに分譲申請し、化学肥料や農薬を使わない環境配慮型の栽培で野菜を育てる。栽培を通じて近隣どうしの交流と地域コミュニティづくりを行い、冬季には農地の一部がアイススケートリンクに転用される。
運営・収益モデル
ソウル市が島を管理し、市民に栽培区画を分譲する公共型の運営。市の都市農業政策の一環として整備され、運営費は行政が負担、参加者は区画の利用料を支払う。
成果・社会的インパクト
都心の遊休空間を市民の農と交流の場へ変えたモデルとして注目され、2019年以降は文化複合施設として再整備された島全体のなかでも、市民農のシンボル的存在となっている。
土地・運営形態
ソウル市が所有・管理する島の土地を、市民が栽培区画として分譲許諾を受けて利用する。
作物
- vegetables
規模
Citizen allotment plots on Nodeul Island, an artificial island in the Han River; plots are allocated to residents each season
メディア掲載(1)
この事例を取り上げたWeb記事・取材などです。
出典(1)
本データは下記の公開情報・公式サイト・研究をもとに整理しています。
関連する事例
水原 塔洞市民農場
KRSuwon, South Korea
水原市にある市民参加型の都市菜園「塔洞市民農場」。ソウル大学農業生命科学大学の付属地を活用し、有機栽培の区画分譲と季節の花畑によって、都市住民の癒しとコミュニティの場を提供する。
suwon.go.kr+1
セレス コミュニティ環境公園
AUMelbourne, Australia
1982年設立、メルボルン近郊の元埋立地を再生した10エーカーの環境公園・都市農場。環境教育と都市農業、社会的企業を組み合わせた持続可能性の拠点。
ceres.org.au+1
パリの共同菜園「マン・ヴェルト」
FRParis, France
パリ市が2003年に始めた「マン・ヴェルト(緑の手)」憲章に基づく共同菜園の仕組み。市民団体が空き地などを借りて運営し、一般開放・イベント・堆肥づくり・有機栽培を約束することで、都市に社会的つながりと緑を広げる。
paris.fr+1
Pパッチ(シアトル市民農園)
USSeattle, United States
1970年代に始まったシアトル市の公営コミュニティ菜園制度「Pパッチ」。市内各地で市民が有機的に野菜を育て、各園の「Giving Garden」で育てた作物をフードバンクに寄付する仕組みが根づいている。
seattle.gov+3