アーバンファームDB
← 事例一覧へ
空き地運営中開始 2011

アグロシテ(R-Urban:コロンブ/ジュヌヴィリエ)

Gennevilliers, France · 運営: Atelier d'Architecture Autogérée (AAA) with local residents' associations

概要

パリ郊外の空き地を市民主体の農・文化拠点に変えるR-Urban戦略の代表事例。都市農業とリサイクル、省エネ建築を組み合わせた「アグロシテ」はコロンブで生まれ、2017年に駐車場建設のため撤去されたのち、住民運動を経てジュヌヴィリエに再建された。都市コモンズの国際的なモデルとして知られる。

市民の参加

建築家集団AAAが2011年に始めた都市レジリエンス戦略「R-Urban」の中核施設。住民が市民菜園の区画を耕し、マイクロファームやカフェ、コンポスト、雨水利用、堆肥熱回収などの実験装置を共同で運営する。コロンブでの強制退去後は、住民とともにジュヌヴィリエへ移設され、市民主体のコモンズとして再出発した。

運営・収益モデル

非営利のコモンズ運営。EUライフ・プログラムなどの助成、自治体との協定、住民の会費とボランティア労働で支えられ、カフェや朝市の売上が活動資金を補う。

成果・社会的インパクト

都市コモンズと市民主導のレジリエンス戦略の先駆例として世界的に参照され、ヨーロッパ賞の受賞やEUプロジェクトへの展開につながった。強制退去と再建の経緯は、暫定利用の脆弱性と市民の交渉力を示す事例として研究されている。

土地・運営形態

使用許可・占用許可暫定利用

自治体の土地を協定に基づき暫定利用。コロンブでは市の方針転換により2017年に退去を余儀なくされ、ジュヌヴィリエ市の支援を得て移設された。

作物

  • vegetables
  • herbs
  • fruit
  • eggs

規模

Agro-cultural unit combining a micro-farm, community garden plots, a café and educational spaces; first built in Colombes, dismantled in 2017 and rebuilt in Gennevilliers (inaugurated April 2018)

出典(3)

関連する事例

空き地
2009

プリンセスガーデン(ベルリン)

DEBerlin, Germany

ベルリン・クロイツベルクの空き地を市民が再生した移動式コミュニティ農園。袋やコンテナを使ったDIY栽培とコンポストで、都市の遊休地活用と市民参加の代表例となった。

DIY・自作コンポストコミュニティ+2

prinzessinnengarten.net

空き地
2012

ウエルト・ロマ・ベルデ(ローマ地区のバイオソーシャル菜園)

MXMexico City, Mexico

メキシコシティのローマ地区で、震災跡地の空き地をパーマカルチャーと連帯経済の実験場に変えた市民運営の都市菜園。「バイオソーシャル・ラボ」を掲げ、農・環境・文化・健康を横断するコミュニティセンターとして機能している。

コミュニティDIY・自作コンポスト+2

huertoromaverde.org+2

屋上
2017

アーバンファーマーズクラブ(渋谷)

JPTokyo, Japan

渋谷のビル屋上から始まった都市農業のNPO。原宿・渋谷・恵比寿などの屋上や都市の隙間に畑や水田を作り、市民が共同で耕すことで「東京を食べられる森に」する活動を進める。

コミュニティ食育コンポスト+2

urbanfarmers.club+1

コミュニティガーデン
1997

循環生活研究所 ダンボールコンポスト(福岡)

JPFukuoka, Japan

福岡を拠点に約20年以上、微生物の力だけで生ごみを分解する『ダンボールコンポスト』を研究・普及してきた市民団体。家庭の生ごみを地域内で堆肥に変え、半径2kmの『栄養循環』をつくる暮らしを提唱している。

コンポストDIY・自作有機資源循環+3

jun-namaken.com+2

アグロシテ(R-Urban:コロンブ/ジュヌヴィリエ) — アーバンファームDB