循環生活研究所 ダンボールコンポスト(福岡)
Fukuoka, Japan · 運営: NPO法人循環生活研究所(じゅんなまけん)
概要
福岡を拠点に約20年以上、微生物の力だけで生ごみを分解する『ダンボールコンポスト』を研究・普及してきた市民団体。家庭の生ごみを地域内で堆肥に変え、半径2kmの『栄養循環』をつくる暮らしを提唱している。
市民の参加
住民が各家庭でダンボール箱と土壌改良材を使って生ごみを堆肥化し、講座やコミュニティ菜園で堆肥を持ち寄り・活用する市民参加型。
運営・収益モデル
NPOによる講座・コンポストキット販売・自治体や企業との普及事業の受託で運営。後継のローカルフードサイクリング社が都市型バッグ型コンポストを事業化。
成果・社会的インパクト
全国に広がるダンボールコンポストの普及モデルとなり、生ごみの焼却削減とCO2削減、コミュニティ形成に貢献。都市型コンポスト事業(LFC)の母体となった。
作物
- leafy greens
- tomatoes
- herbs
- home-garden vegetables
規模
都市の家庭・ベランダ規模のダンボールコンポストを核に、半径2km圏の栄養循環を地域単位で普及。照葉地区など数百世帯が参加した実証も。
出典(3)
関連する事例
せせらぎ農園(まちの生ごみ活かし隊)
JPHino, Japan
「生ごみは宝だ」という市民が集まって始まった、東京都日野市のコミュニティガーデン。約200世帯の生ごみを回収・堆肥化し、無農薬で野菜や花を育てる食の循環型農園で、新保奈穂美の2021年・2024年の論文で運営とガバナンスの事例として詳細に分析されている。
acsess.onlinelibrary.wiley.com+3
まのっこアグリクラブ(神戸市長田区真野)
JPKobe (長田区), Japan
神戸市長田区真野のコミュニティ菜園を拠点に、子どもたちや地域住民が「食」と「農」「環境」のつながりを体験的に学ぶ団体。住宅地の中にある小さな菜園を活用し、野菜の栽培や収穫だけでなく加工・販売までを体験する6次産業型の活動を実践している。地域のカフェから出るコーヒーかすを回収してコミュニティコンポストで堆肥化し、菜園へ還元する取り組みを進めている。
compost.smartkobe-portal.com+1
Pパッチ(シアトル市民農園)
USSeattle, United States
1970年代に始まったシアトル市の公営コミュニティ菜園制度「Pパッチ」。市内各地で市民が有機的に野菜を育て、各園の「Giving Garden」で育てた作物をフードバンクに寄付する仕組みが根づいている。
seattle.gov+1
カイパティキ・コミュニティ堆肥ハブ(オークランド)
NZAuckland, New Zealand
オークランドのカイパティキ地区で、近隣住民のボカシ生ごみを受け入れて堆肥化し、ティーチングガーデンに還す地域コンポストハブ。Compost Collectiveを通じて無料講座を提供し、市の2040年ゼロウェイストを目指す。
kaipatiki.nz+2