146 件
DEBerlin, Germany
ベルリン・クロイツベルクの空き地を市民が再生した移動式コミュニティ農園。袋やコンテナを使ったDIY栽培とコンポストで、都市の遊休地活用と市民参加の代表例となった。
prinzessinnengarten.net+2
GBTodmorden, United Kingdom
英国の小さな町で始まった、公共空間の隙間に誰でも収穫できる作物を植える市民運動。『食べられる町』のコンセプトは世界各地に広がった。
incredible-edible-todmorden.co.uk
JPTokyo, Japan
アグリメディアが運営する全国最大級のサポート付き貸し農園「シェア畑」。初心者でも手ぶらで通える仕組みで都市住民に野菜づくりの機会を提供し、遊休農地の活用にもつなげている。
agrimedia.jp+1
事例は毎週増えています
あなたが探している事例が、来週追加されるかもしれません。世界の新着事例を毎週水曜、無料でお届けします。
JPTokyo, Japan
小田急線の地下化で生じた線路上空の人工地盤を活用した駅前菜園。約5,000m2に300超の区画を設け、初心者でも手ぶらで通える都市型の体験農園として親しまれている。
agris-seijo.jp+1
JPTokyo, Japan
1996年に練馬区南大泉で誕生した全国初の「農業体験農園」。農家が園主となって指導する仕組みで、貸し農園とは異なり質の高い栽培体験と都市農地の保全を両立させ、全国に広がるモデルとなった。
city.nerima.tokyo.jp+4
JPTokyo, Japan
渋谷のビル屋上から始まった都市農業のNPO。原宿・渋谷・恵比寿などの屋上や都市の隙間に畑や水田を作り、市民が共同で耕すことで「東京を食べられる森に」する活動を進める。
urbanfarmers.club+1
JPKyoto, Japan
2007年に西辻一真氏が創業したマイファーム。全国の耕作放棄地を再生して都市住民が気軽に通える体験農園に変え、「自産自消のできる社会」を理念に掲げる。
myfarm.co.jp+1
KRSeoul, South Korea
ソウル市が政策的に進める都市農業。ビル屋上や建物の隙間にボックス型の区画を設け、住民が共同で野菜を育てる。市と区が設置費の大半を補助し、各地で栽培講座を開いてコミュニティづくりを後押しする。
m.koreatimes.co.kr+1
JPKoto, Tokyo, Japan
東京都江東区の認可保育園・亀戸浅間保育園が、2019年秋に日当たりのよい屋上へ本格的な菜園を整備した事例。以前の1階プランター栽培から屋上菜園へ移り、園児が種まき・観察・収穫・調理を通して食育を体験する。マイファームが毎月の菜園講習を担い、未就学児が農と食のつながりを学ぶ都市型モデルとなっている。
myfarm.co.jp+1
USWashington, DC, United States
ワシントンDC出身の二人が2008年に設立した非営利団体で、安全な緑地が乏しい黒人・ラテン系・移民が多い地域で、未利用地を「こども主導の庭」に変える事例。2〜19歳が栽培や調理、青少年協同組合での産品販売を通じて食育とコミュニティづくりを学ぶ。DCと全国で100以上のプロジェクトを展開してきた。
cityblossoms.org+1
JPFukuoka, Japan
福岡を拠点に約20年以上、微生物の力だけで生ごみを分解する『ダンボールコンポスト』を研究・普及してきた市民団体。家庭の生ごみを地域内で堆肥に変え、半径2kmの『栄養循環』をつくる暮らしを提唱している。
jun-namaken.com+2
JPTokyo, Japan
東京・表参道のフードコートを拠点に、半径2km圏の住民が家庭の生ごみを持ち寄って共同で堆肥化するコミュニティコンポスト。できた堆肥や野菜づくりを通じて『土から始まるご近所付き合い』を都心で実践する。
corp.4nature.co.jp+2
USLos Angeles, United States
「フードデザート(食の砂漠)」と呼ばれる南ロサンゼルスで、ファッションデザイナーのロン・フィンリーが歩道脇や空き地に野菜を植えたのが発端。生鮮食品が手に入りにくい地域で、住民自身がDIYで食用庭園を造り、食と健康の教育の場とするムーブメントへ広がった。
ted.com+1
GBLondon, United Kingdom
ロンドンのキングス・クロス再開発地のただ中で、建設用スキップに土を入れて造った可動式の有機菜園。9割以上が再利用資材ででき、養蜂箱や虫のホテルも備え、都市の隙間空間を若者教育とコミュニティの場へ変えた。
globalgeneration.org.uk+1
JPTokyo, Japan
2009年にJR恵比寿駅直結の駅ビル屋上に開かれた会員制の貸し菜園。屋上緑化を手がける企業が、都心の遊休屋上を市民が手ぶらで通える家庭菜園に転用し、各地の屋上菜園展開の先駆けとなった。
shibukei.com+1
JPSuginami, Tokyo, Japan
2021年4月に杉並区井草に全面開園した東京23区初の区立農福連携専用農園。約3,200㎡のバリアフリー農園で、障害者・高齢者に農業に親しむ場を提供し、生きがい創出・就労・食育につなげる。
city.suginami.tokyo.jp+1
JPHadano, Kanagawa, Japan
2015年から国交省支援のもと活動する秦野市の都市農地保全・活性化推進協議会とJAはだのの支援で2018年4月に開園した、秦野初の体験型農園。環境省名水百選の湧水を活用し、ビオトープ池も備える。
jacom.or.jp+1
JPYokohama, Kanagawa, Japan
横浜市磯子区の洋光台中央団地で行われたUR都市機構「団地の未来プロジェクト」のモデル事業。建築家・隈研吾、クリエイティブディレクター佐藤可士和のディレクションで外壁・広場・小公園・集会所を刷新し、住民参加のワークショップ(かもめプロジェクト)やコミュニティカフェ、植栽・マルシェで屋外空間と暮らしを再生した。
ur-net.go.jp+2
JPSakai, Osaka, Japan
大阪府堺市・泉北ニュータウンの公社賃貸団地「茶山台団地」で、大阪府住宅供給公社が進める団地再生プロジェクト「響きあうダンチ・ライフ」。高齢化と空き室が進む団地で、DIY工房、図書室、惣菜屋、移動野菜販売、空きスペースでのレモン栽培などを通じて住民の暮らしとコミュニティを再生する。
danchi-renovation.com+2
JPSetagaya, Tokyo, Japan
野村不動産がJA世田谷目黒と業務提携し、2020年11月に世田谷区中町でスタートした会員制の都市型体験農園。組合員所有の生産緑地約2,000㎡超を借り受け、約200区画(1区画3.6㎡)を住民・市民に貸し出す。JAの農家・アドバイザーが栽培をサポートし、種・苗・肥料・農具がそろうため、初心者でも手ぶらで作付けから収穫まで本格的な農業を体験できる。減少する都市農地の保全と食育・コミュニティ形成を狙う。
jacom.or.jp+3
JP東京都世田谷区 / Setagaya, Tokyo, Japan
小田急線地下化で生まれた線路跡地(下北線路街)を、雨庭広場・原っぱ・植栽帯からなる連続した緑のインフラとして再生。区立シモキタ雨庭広場は雨水を貯めても飛び石で渡れるよう設計され、雨水管理・生物多様性・コミュニティを担う。市民組織シモキタ園藝部が植栽・養蜂・コンポストで運営に深く関わる。
shimokitazawa.info+2
USニューヨーク市 / New York City, United States
GrowNYCが市内のコミュニティガーデンや学校に120基以上の雨水ハーベスト・レインガーデン・バイオスウェールを整備。合流式下水道のあるニューヨークで雨水を現地で貯留・利用し、年間100万ガロン超を下水道から分離しつつ、市民の食料生産・節水・水質改善を同時に実現する。
grownyc.org+1
JPOsaka, Japan
大阪・住之江の住宅跡の空き地を、開発前の暫定活用としてコミュニティ農園化した代表例(2012年開園)。地主の遊休不動産活用とクリエイティブなまちづくりを結びつけた。
greenz.jp+4
GBGlasgow, United Kingdom
グラスゴー市が2011年に始めた、停滞した開発予定地を市民の庭・菜園に暫定活用するプログラム。自治体が短期リースと助成で市民の暫定利用を後押しする海外の代表例。
glasgow.gov.uk
ATVienna, Austria
ウィーン市が2015年に始めた、市民に助成して公共空間を一時的に庭・菜園・パークレットに変えるプログラム。行政が資金で市民の暫定活用を促す海外モデル。
planetizen.com
USChicago, United States
シカゴの土地信託(1996年設立)。市民の暫定的なコミュニティ菜園を、所有権取得と名目賃料の貸し戻しで恒久的に守る仕組み。暫定利用の『出口=恒久保全』モデル。
neighbor-space.org
CNShanghai, China
2016年7月に開園した、上海初の開かれた地域型都市菜園。市の重要トンネルが地下を通るため放置されていた細長い空地を、住民参加のパーマカルチャー菜園に再生した。
journal.hep.com.cn+1
CNShanghai, China
2014年に始まった、上海全域に住民参加型のコミュニティガーデンを広げる運動。同済大学の劉悦来(Liu Yuelai)らが共同創設したNPO四叶草堂が中心となり、放置空間を市民の手で食べられる緑地に変えてきた。
theworldofchinese.com+1
CNChengdu, China
2014年に成都の興蓉コミュニティ委員会が立ち上げた、住民主導の環境配慮型屋上菜園。雨水灌漑と生ごみ堆肥による有機循環を実践し、23世帯が共同で野菜を育てる。
c40.org+1
JOAmman, Jordan
密集したコンクリートの難民キャンプに緑のオアシスを生み出し、難民を農の伝統と再びつなぐことを目指す屋上菜園プロジェクト。低技術で食料不安に対応し、コミュニティの自立を促す。アンマンのジャダル屋上の試作から、ジェラシュ難民キャンプの実装へと展開した。
jordantimes.com+3
PSDheisheh / Bethlehem, Palestine
農地へのアクセスが乏しく、西岸の難民の約4割が食料不安にあるなか、住居の屋上を活用して家族が野菜を育てる屋上菜園プログラム。ディシェ難民キャンプの約11家族から始まり、援助依存の軽減と自立を目指して西岸の他キャンプへの拡大が構想されている。
unrwa.org+1
LBTripoli / Nahr el-Bared, Lebanon
2007年の戦闘で壊滅し再建されたパレスチナ難民キャンプで、再利用容器を使った低コストの屋上菜園を住民に広めるANERAのプロジェクト。62歳のオム・マヘルら住民が屋上で野菜・ハーブ・果樹を育て、食料安全保障と暮らしの再建につなげている。
anera.org+2
RUMoscow, Russia
モスクワ中心部のゴーリキー公園内「緑の学校」が運営する市民参加型の菜園。家族や子どもが自分の区画でナス、キャベツ、トマト、イチゴ、各種サラダ菜、ミントやセージなどを育て、農を学ぶ都市の教育プラットフォームとして機能する。
m24.ru+1
RUYekaterinburg, Russia
2021年にエカテリンブルクのマヤコフスキー中央文化公園で、花の育成に使われていた古い温室を改装して開設された、同市初の市民菜園。市民が無料で区画を借り、通年で植物を育てられる。
e1.ru+1
CAHalifax, Canada
2012年にダウンタウン・ハリファックスの病院跡地を暫定利用して始まったコミュニティ菜園・生産緑地。約240区画を擁し、市民が食を育てつつ交流する場となっている。
commonrootsurbanfarm.ca+1
CAWinnipeg, Canada
ウィニペグ西部のインナーシティを拠点とする非営利の地区協会で、設立以来9つのコミュニティ菜園と1つのコミュニティ温室を整備してきた。多文化・低所得地区の食料安全保障に取り組む。
spenceneighbourhood.org+1
ZAJohannesburg, South Africa
2019年にヨハネスブルグ都心ブラームフォンテインで始まった屋上ファーム。使われていなかった屋上を緑のオアシスに変え、都心に15以上の食用菜園を展開している。
witsvuvuzela.com+1
INBengaluru, India
2011年に始まったベンガルールの有機テラス菜園運動で、都市住民に屋上での食料栽培を広めるために定期イベントを開催する。種・苗・堆肥・道具とノウハウを一か所で提供し、実演や相談も行う。
gardencityfarmers.org+2
INChennai, India
2014年に始まったチェンナイの屋上菜園イニシアチブで、創設者は自宅屋上に500以上の植物を育て、1,500人以上の屋上菜園づくりを支援した。相談・ワークショップ・インターンを通じて市民に有機栽培を教える。
thebetterindia.com+2
INDelhi, India
デリーを拠点に都市住民へ有機栽培を教えるエコ事業で、2015年の設立以来500以上のキッチンガーデンを整備した。区画を借りて自家用に栽培する「ファームレット」プログラムで市民の都市農業参加を広げる。
edibleroutes.com+1
IDJakarta, Indonesia
2010年10月、建築家リドワン・カミルらがTwitter上で呼びかけた「ジャカルタ・ブルクブン」が起源。2011年2月20日に約150人が集まり最初の植え付けを実施し、半年で14都市に拡大した全国的な都市農業コミュニティ運動。
id.wikipedia.org+1
IDJakarta, Indonesia
かつて歓楽街だったカリジョドを再生して整備された子どもにやさしい統合公共空間(RPTRA)。園内の都市農園で子どもが植物の育て方や環境保全を学び、住民の食料安全保障と土地活用の学習の場となっている。タマン・アングレックなど他のRPTRAでも都市農業が展開。
barat.jakarta.go.id+1
IDMalang, Indonesia
2012年2月、マラン市プルワントロ地区RW23の町内会長バンバン・イリアントが始めた住民運動「グリントゥン・ゴー・グリーン(3G)」。かつて洪水・治安・衛生に悩んだ集落を、路地の壁面農園・垂直農法・雨水浸透ますで緑化し、食料安全保障と環境改善を実現した。
mongabay.co.id+1
JPOsaka, Japan
北加賀屋みんなのうえんの2ヶ所目(2013年)。銭湯跡地と文化住宅約500㎡を、約33区画とキッチンスタジオを備えた大きなコミュニティ農園に再生した。
minnanouen.jp+3
JPKadoma, Osaka, Japan
大阪府門真市、門真神社前の住宅街にある小さなコミュニティ農園。トイレ・農具庫を備え、共有ハーブガーデンで自由に収穫できる。
minnanouen.jp+1
JPKobe, Hyogo, Japan
神戸市須磨区禅昌寺町に2025年4月開園を目指して整備されたコミュニティ農園。裏山と禅昌寺川に囲まれた自然環境を活かし、地域住民とDIYで造成した。
minnanouen.jp+1
JPKobe, Japan
創立約100年の神戸・灘中央市場の通路沿いにあった空き地を、手づくりのプランターと照明でコミュニティ農園に再生。20年以上放置された空き地を、有機栽培の貸し畑と市場の賑わいの場に変えた。
ichiba-kobe.gr.jp+3
JPKobe, Japan
神戸・兵庫運河沿いの材木町プラザにあるコミュニティ農園。海運で使われた木製パレットを再利用したプランターで、いちご・10種以上のハーブ・いちじく・柑橘・ホップ・大根などを育て、運河のほとりに市民の農と交流の場をつくる。
city.kobe.lg.jp+3
JPKadoma, Japan
2011年に大阪府門真市の商業施設ベアーズ屋上に開園した関西最大級の屋上農園。約900平米・約100区画の食育をテーマにしたコミュニケーション農園で、都市の屋上を市民の農と交流の場に変えた事例。
aozoranouen.com+1
JPOsaka, Japan
大阪都心の駅近ビル屋上などで展開する、手ぶらで通える屋上貸し菜園。東邦レオが運営し、初心者でも気軽に都市部で野菜づくりとコミュニティづくりを楽しめる場を提供する。
machinaka-saien.jp+4
KRSeoul, South Korea
2013年10月に開園した、韓国初の都市農業公園。ソウル市江東区が環境配慮型都市農業の拠点として整備し、市民の区画分譲、食育・体験、在来種保全などを一体的に行う住民の癒しとコミュニティの場。
cityfarm.gangdong.go.kr+1
KRSeoul, South Korea
2012年に本格化したソウル市の都市農業政策のもと、屋上・建物の隙間・学校などに広がった住民参加型のボックス/共同菜園群。市・区の補助で設置され、菜園の数は約100から1,600以上へと急増した。
koreatimes.co.kr+1
KRDaegu, South Korea
大邱広域市が運営する学校菜園を中心とした都市農業支援プログラム。45校の学校菜園のほか、ボックス・屋上・ベランダ菜園、高齢者向けの癒しの菜園などを補助し、食育と世代横断の市民参加を進める。
cityfarm.daegu.go.kr+1
PHQuezon City, Philippines
当時のジョイ・ベルモンテ副市長が飢餓緩和を目的に2010年に開始。垂直栽培やコンテナ栽培など限られた都市空間に合う手法を普及し、化学肥料を使わない有機的な栽培を推進。2025年時点で市内に1,400超の都市農園が広がったとされる。
quezoncity.gov.ph+2
JPNaha, Okinawa, Japan
2023年に那覇の商業施設パレットくもじ10階で始まった、県内初とされる都市部の屋上レンタル菜園。久茂地都市開発とマイファームが連携し、市民が月額で区画を借り、無料の農具と循環素材の土で都心の菜園づくりを楽しめる。
otv.co.jp+1
DEBerlin, Germany
ベルリンの象徴的な空港跡地テンペルホーファー・フェルトに生まれたドイツ最大級のコミュニティガーデン。移動可能な高床ベッドを条件に公共空地を耕し、都市の共有地(アルメンデ)という理念を体現する。都市園芸の知識拠点・ネットワーク拠点としても機能している。
allmende-kontor.de+1
DEBerlin, Germany
ベルリン・ヴェディング地区の代表的なコミュニティガーデン。サッカー教育施設の建設に伴い旧地からの移転を迫られたが、市民の運動を経て2021年末にガルテン通りの恒久的な用地へ移転した。菜園・カフェ・教育プログラムを一体で運営し、都市の緑と社会的包摂の拠点となっている。
himmelbeet.de+4
FRGennevilliers, France
パリ郊外の空き地を市民主体の農・文化拠点に変えるR-Urban戦略の代表事例。都市農業とリサイクル、省エネ建築を組み合わせた「アグロシテ」はコロンブで生まれ、2017年に駐車場建設のため撤去されたのち、住民運動を経てジュヌヴィリエに再建された。都市コモンズの国際的なモデルとして知られる。
urbantactics.org+2
ITFlorence, Italy
フィレンツェ歴史地区のボルゴ・ピンティ通りに位置し、ユネスコ世界遺産地区内では唯一とされる都市菜園。使われなくなった陸上トラックを再生し、リサイクル資材と省水灌漑を用いた持続可能な栽培と食育・環境教育を実践する。観光都市の中心で市民の居場所とみどりを生み出す事例として知られる。
ortidipinti.it+2
NOOslo, Norway
オスロ中心部の高速道路トンネル上の造成地に生まれた、アートと都市農業の恒久的コモンズ。アーティスト集団フューチャーファーマーズの「フラットブレッド・ソサエティ」が構想し、船形の公共ベークハウス(2016年)と古代穀物畑を核に、食の文化と土地の物語を紡ぐ。ノルウェーを代表する都市農業拠点となっている。
loseter.no+2
FIHelsinki, Finland
ヘルシンキ中心部パシラの歴史的な鉄道転車台を再生した、フィンランド都市農業のシンボル的拠点。鉄道遺構という都市の隙間空間を温室と菜園、イベント空間に変え、持続可能な食料生産とピアラーニング、都市文化の実験場となっている。
kaantopoyta.fi+2
CZPrague, Czechia
プラハで最初に生まれたコミュニティガーデンで、チェコにおける都市菜園ムーブメントの先駆け。袋やベッドで育てる小区画方式とカフェを組み合わせ、「野菜とともに人間関係を育てる」場として人気を集め、市内の他地区へのコミュニティガーデン波及のきっかけとなった。
sharingandcaring.eu+2
HUBudapest, Hungary
ブダペスト中心部の空き地(フォグヒーイテレク=歯抜け地)を暫定利用するコミュニティガーデンの先駆例。開発の進行に伴い4度の移転を重ねながらも活動を継続し、8区マグドルナ通りの現在地で地域に潤いをもたらしている。ハンガリーの都市菜園ムーブメントを象徴する存在。
kozossegikertek.hu+2
MXMexico City, Mexico
メキシコシティのローマ地区で、震災跡地の空き地をパーマカルチャーと連帯経済の実験場に変えた市民運営の都市菜園。「バイオソーシャル・ラボ」を掲げ、農・環境・文化・健康を横断するコミュニティセンターとして機能している。
huertoromaverde.org+2
BRSão Paulo, Brazil
サンパウロ西部のコルージャス広場に市民が自発的につくった実験的コミュニティ菜園。SNS発の市民ネットワークが公共空間を耕すという新しい運動のさきがけとなり、市内各地の菜園づくりに波及した。
hortadascorujas.wordpress.com+1
NGAbuja, Nigeria
ナイジェリアの首都アブジャで、輸送用コンテナを活用した垂直水耕農場により都市のなかで野菜を生産するパイオニア的事業。少ない土地と水で高い収量を上げ、都市の若者を農業に呼び込むモデルとして国内外で紹介されている。
thenationonlineng.net+2
NGLagos, ナイジェリア
ラゴス市エティ・オサ自治区内での、住民による自発的な街路園芸イニシアティブ。限定的な土地環境の中で、ロードセットバック地を活用した自助的なコミュニティガーデン。
doi.org
PHQuezon City, Philippines
キエソン市のサンロケ地区の低所得地域で、女性主導のグラスルーツプロジェクト。当初は食糧源として始まったが、食糧安全保障と土地権確保の戦略に発展。コミュニティが組織し管理している。
iied.org
NGLagos, Nigeria
2014年にラゴス州のアゲゲ・スラムで地域コミュニティと協力して立ち上げた垂直庭園パイロット事業。ボトムアップ・アプローチで低コスト革新を実現。コミュニティメンバーが研究プロセスに参加し、意思決定と所有権を共有。
una.city
PLWarsaw, Poland
2017年にワルシャワ市が確立したコミュニティ庭園支援プログラム。住民にコミュニティ庭園の立ち上げと管理をサポート。知識、資材、能力構築教育、ネットワーキング機会を提供。コミュニティ庭園委員会が設立され、ガーデン代表が実施に参加。
interlace-hub.com
ROBucharest, Romania
2020年に設立された都市農業プロジェクト。コミュニティ庭園、企業庭園、共有堆肥スペースなどを推進。市民と地方当局への意識啓発が目的。クルージュなど他都市への拡大も検討。
romania-insider.com
IDJakarta, Indonesia
ジャカルタの低所得地域で、戦術的アーバニズムによるコミュニティベースの都市計画として展開。南ジャカルタのケバヨラン・ラマ地区では12のコミュニティが都市農場を管理。セルニ・インダ農民グループなど、3500人以上の住民をサポート。
mdpi.com
MXMexico City, Mexico
2007年以来、メキシコシティ市政府が3,000人以上の市民に屋上農業を推進するための助成金を給付。簡易温室で栽培。ミラバレ・コミュニティ・アセンブリなどが環境教育や農業技術研修を提供。
foodtank.com
SGSingapore, Singapore
2005年にマイフェア公園で開始。カナダの'Communities in Bloom'から適応。1,900以上のコミュニティ庭園を各地に設置。住民がプロットを抽選で申し込み、2.5㎡程度のスペースで栽培。シンガポール政府の'30 by 30'政策(2030年までに栄養需要の30%を地元生産)の柱。
neighbourhoodlife.com.sg
KRSeoul, South Korea
2012年に開始。200ヘクタール超の屋上農地を展開。264カ所で'ソウル型都市野菜庭園'を設置(面積52,989㎡)。屋上、社会福祉施設、学校が対象。農場クリニックが19地区の4,000農場で開催。春に抽選で住民にプロット割り当て。競争倍率10~15倍。
english.seoul.go.kr
PLKraków, Poland
ポーランドのクラクフで2025年に開始された最初の区画型コミュニティガーデン・パイロット・プロジェクト。市民が指定区画で野菜を栽培。生態的実践、地域参加、社会的イノベーションを促進し、EU の持続可能性・包括性・気候レジリエンス目標に合致。
interreg-central.eu
PLKraków, Poland
クラクフのグリーンスペース公社が2018年から実施している社会菜園プログラム。9つのコミュニティガーデンと18の学校菜園を運営。「ガーデン・ウィズ・クラス」プロジェクトの一環として教育機能を統合。毎年「都市菜園者学校」を開催し、市民の園芸知識拡充を支援。ポーランドにおける学校・地域統合型の都市農業モデルとして機能。
sciencedirect.com+1
CLSantiago, Chile
サンティアゴで展開されるNGO「クルティボス・ウルバノス」による都市農業イニシアティブ。市民が自然との新しい関係を構築することを目的に、在来植物・香草・低木の栽培に関するワークショップを実施。チリの先住民植物文化の復興と持続可能な都市農業の統合。市内複数地域で展開。
unsustainablemagazine.com+1
INDelhi, India
デリー市内の屋上を活用した都市農業が拡大。市民が家庭用・コミュニティガーデンとして野菜を栽培。デリー市民農業政策(2022年策定)により、屋上・台所菜園の推進、空き地の農業利用、市民啓発が重視される。
resilience.org+1
EGCairo, Egypt
2011年設立。カイロの非正規地区の未利用屋上を無農薬の生産空間に変え、貧困層の収入と都市の緑化を両立する
egyptindependent.com+1
USLos Angeles, United States
ゴミ焼却場予定地だった14エーカーを全米最大級の都市農園に変えた事例。
en.wikipedia.org+2
KENairobi, Kenya
2008年の選挙後暴動後にナイロビのキベラ・スラムで広がった袋栽培。土地のない密集地で食料安全保障と生計手段を提供する
fao.org+4
KENairobi (Kawangware), ケニア
カワンガウェのジェーン・チャンガワは、自身が土地を所有していないにも関わらず、屋上野菜農園で孫4人を養い教育した。ケニアの都市スラム(キベラ・マサレ等)でも同様のロータップ・サック園芸が急速に普及。タテ型栽培で、土嚢に土と有機廃棄物を詰め、屋上・バルコニー・塀に沿ってホウレンソウ・アマランサスなどを栽培。
thekenyatimes.com+1
KENairobi, ケニア
ナイロビの建物屋上(8,000平方フィート)でレタス・チンゲン菜・ハーブを栽培。ケータリング・レストラン等への商業供給。都市部における屋上活用の商業的モデル。
thekenyatimes.com
NGLagos (Surulere), ナイジェリア
ラゴス・スルレレの27歳起業家が、家族居宅屋上にハイドロポニック農場を構築。リサイクルプラスチックボトル・パイプ・小型ソーラーポンプで実装。食料インフレと供給不足対応。レタス・ホウレンソウ・バジルを栽培。
guardian.ng
MACasablanca, Morocco
モロッコ・カサブランカのマンション住民による屋上ハイドロポニック菜園。省スペース・省水型で食糧コストを削減。
cleangreenmorocco.com
UGKampala, Uganda
ウガンダの女性企業家が開発した垂直栽培システム。木材とリサイクルプラスチックで構成され、各ユニットで200本の植物を栽培。360度回転する太陽光とドリップ灌漑で、都市部での効率的な食糧生産と廃棄物削減を実現している。
agritecture.com
DEBerlin, Germany
ベルリン・テンペルホフ空港跡地で地域住民が運営するコミュニティガーデン。野菜や果実の栽培、教育ワークショップ、社会交流の場として機能。市民主導型都市農業の象徴
foodtank.com
GRThessaloniki, Greece
ギリシャ経済危機を背景に2011年テッサロニキで生まれた自主管理の都市農業集団PER.KA(周縁部耕作者)。放置された旧軍用地を市民が占有し、7つの菜園・130区画超で有機栽培を行う、ギリシャを代表する都市コモンズ事例。
journals.sagepub.com+1
FRLyon, France
2008年に英トッドモーデンで始まった国際運動『インクレディブル・エディブル』のリヨン支部で、2011年から活動。ボランティアが街路や広場の共有プランターに野菜やハーブを植え、誰もが自由に収穫できる『セルフサービスの街なか菜園』を目指す。パーマカルチャーの原則で日照や水場を考慮して設置される。
lyon.lesincroyablescomestibles.fr+1
HUBudapest, Hungary
現代建築センターKÉKが進めたブダペストのコミュニティガーデン運動を象徴するモデル菜園。8区の空き建設用地を95区画に分け、多世代の市民が共に耕した。2018年に地主の建設開始で閉鎖されたが、ハンガリーの市民菜園運動の広がりを後押しした。
una.city+1
SEStockholm, Sweden
ベルリンのプリンツェッシンネンガルテンやニューヨークのハイラインに着想を得て2012年に始まった、ストックホルムの線路跡の移動式コミュニティガーデン。市民が集団で耕し、食と文化の交流拠点となっている。
axfoundation.se+2
ESBarcelona, Spain
2011年の15-M(インディグナドス)運動から生まれ、空き地を再占有した自主管理コミュニティ菜園。投機的な都市開発への抵抗と「都市への権利」の象徴とされる。
hortindignat2poblenou.wordpress.com+1
GBLondon, United Kingdom
ロンドン東部タワーハムレッツ区、ブリック・レーン近くにある1.3エーカーの都市農場。旧鉄道貨物駅の跡地で空き地となっていた場所に1978年、市民農園として始まり、のちに家畜を加えて都市農場になった。1980年に慈善団体となった。
en.wikipedia.org
GBLondon, United Kingdom
ロンドン東部ステップニーにある約4.2エーカーの都市農場。1941年の空襲でステップニー会衆派教会が破壊された跡の空き地に、1979年にリン・ベネットが「ステッピング・ストーンズ」として開いたのが始まり。家畜飼育、コミュニティガーデン、ファーマーズマーケット、伝統的な手仕事の工房を組み合わせて運営している。
en.wikipedia.org
LBAkkar / Tripoli / Bekaa, Lebanon
レバノン政府がシリア難民に土地の耕作を認めていないという制約のもとで、FAOが2015年9月15日から2016年6月15日まで実施した壁面菜園(garden walls)の事業。土地を持たない脆弱世帯にマイクロガーデンを配備し、多様で質の高い食料へのアクセスを高めることを目的とした。アッカール、トリポリ、ベカーの3地域で、レバノン人76人・避難シリア人94人の計170人が直接受益者となった。
reliefweb.int+1
GBLeeds, United Kingdom
リーズ市ミーンウッドで1980年に始まった24エーカーの都市農場。有機農業と持続可能性の実演を掲げ、デクスター牛・羊(ホワイトフェイスト・ウッドランド/ライランド)・アルパカ・ヤギ・複数品種の豚・鶏・アヒルなどを飼い、養蜂も行う。若者に機械の技術を教える「リサイクル自転車プロジェクト」も併設する。
en.wikipedia.org
JPNagasaki, Nagasaki, Japan
長崎市中新町の斜面市街地で、市民団体「長崎都市・景観研究所/null」が空き地を貸し農園化するプロジェクト。2020年の中新町ベース開園以降、年1カ所ペースで拡大し2025年時点で5拠点。自治会管理地・民有地に加え、九州初となる市民団体への有休国有地管理委託(ザ・ビュー)も実現。高齢化で増える空き地の管理負担を減らしつつ、若い世代や福祉・教育との接点をつくる。
nagasaki-null.design+6
JPIchihara, Chiba, Japan
出光興産とプランティオが千葉県市原市で進める会員制コミュニティファーム。2022年に社有遊休地、2023年に市総合公園内へ展開。民間企業が主業以外で都市型農園に参入する事例として都市計画報告でも取り上げられ、子育て世代の食育・孤立解消需要に応えている。
idemitsu.com+3
JPKunitachi, Tokyo, Japan
国立市谷保でNPOくにたち農園の会が運営するコミュニティ菜園。個人区画と共同区画の二層構造で、「農ある暮らし」と子育て・地域の居場所づくりを重ねる。はたけんぼ等の農体験拠点群と連動したローカル実践。
k-nouennokai.org+4
JPShimonoseki, Yamaguchi, Japan
山口県下関市の斜面密集地で、不動産まちづくり会社ARCHが国有地をシェア農園化した事例。売却困難な狭小国有地の管理負担を減らしつつ、駅近の路地に世代を超えた交流と食育の場をつくる。さかのうえん型の国有地暫定活用の地方都市への波及例。
arch-shimonoseki.com+3
JPKobe (灘区), Japan
灘区・大石駅近くの都賀川公園エリアで開園した地域循環型スマート・レンタル農園。アプリ支援と手ぶら設備で、都市住民の野菜づくりを身近にする。
city.kobe.lg.jp+2
JPKobe (灘区), Japan
HAT神戸・灘の浜の立体駐車場屋上に開設されたスマート・レンタル農園。都心の市営住宅施設を市民の野菜づくりの場に転用している。
city.kobe.lg.jp+2
JPKobe (中央区), Japan
中央区・大倉山公園北端にあるスマート・レンタル農園。文化ホール北側の公園空間で、手ぶら野菜づくりができる。
city.kobe.lg.jp+1
JPKobe (垂水区), Japan
垂水区・塩屋の市営住宅跡地を地域住民が共同管理するプロジェクト。個人貸農園ではなく、部活動型で畑・ハーブ・ぶどうなどを育て、収穫とピクニックを分かち合う。
city.kobe.lg.jp
JPShinagawa, Tokyo, Japan
2026年4月、品川区戸越6丁目のマンション跡地に開いたシェア型都市農園。約100坪を農園と広場に分け、growの共同栽培+IoTサポートで「まちの中庭」を目指す。開園直後に会員定員に達するほど需要が高く、商店会連携や地域の顔としての居場所づくりを進めている。
greenpark.grow-agritainment.com+3
JPYokohama, Kanagawa, Japan
2025年9月、横浜市金沢区の大規模物流施設「Landport横浜杉田」屋上に開園したスマートコミュニティ農園。物流施設へのgrow導入は国内初で、ワーカー共同栽培から地域交流・防災へと広げる実験でもある。
prtimes.jp+2
JPYokohama, Kanagawa, Japan
横浜市中区本牧満坂で2018年から続く、古民家再生+農園の地域の居場所。2025年にまち普請事業でリニューアルし、見えにくい入口や段差を改善。畑・食堂・部活動が重なり、多世代が自然に集うコミュニティガーデンになっている。
prtimes.jp+1
JPJoto, Osaka, Japan
大阪市城東区蒲生4丁目(がもよん)で2019年に開園した市民貸し農園。2018年台風で壊れた空き家群の跡地を、がもよんにぎわいプロジェクトが農園化した。29区画は常に満杯で、住宅街のなかの日常的な農と交流の拠点になっている。
city.osaka.lg.jp+3
JPAbeno, Osaka, Japan
あべのハルカス近鉄本店屋上の貸農園。2023年4月からマイファームが運営を担い、超高層ビルの屋上で自産自消と都市生活者のコミュニティをつくる象徴的拠点になっている。
myfarmer.jp+1
JPHigashisumiyoshi, Osaka, Japan
長居公園内の栽培体験ファーム。貸農園ではなく、なにわ伝統野菜や食文化を学ぶおやこ農業体験の場として、都市公園のなかで食育とコミュニティを重ねる。
botanical-garden.nagai-park.jp+1
JPNaniwa, Osaka, Japan
なんばOCAT屋上に2023年開園した関西初のシェア畑garden。約700㎡・130区画のコンテナ型で、ミナミの商業・交通結節点に野菜づくりを持ち込んだ都市農の実験。
sharebatake.com+2
JPSumiyoshi, Osaka, Japan
住吉区上住吉で、長屋と空き地農園がセットになった都市農。みんなのうえん上住吉として2023年に始まり、2025年4月から「うえすみよし農園」としてオーナー運営に移行した。
note.com
GBSheffield, United Kingdom
シェフィールド南部のヒーリー地区にある都市の農場。もともとは「シェフィールド南部バイパス(Heeley bypass)」の建設予定地で、30年にわたり数百人の住民の暮らしを不安定にしたまま結局着工されなかった土地に、1981年に開かれた。風力と太陽光で動く小さな農場を核に、リサイクル、園芸店、カフェ、チャリティショップを運営し、環境・健康・食・農の教育と、障害のある人・失業者・若者への訓練を組み合わせている。2008年10月31日からはシェフィールド大学考古学科と組んで鉄器時代の円形住居の復元を始めた(2011年初頭完成予定)。
en.wikipedia.org
USSeattle, United States
シアトル・ビーコンヒルのジェファーソン公園に隣接する、7エーカー(2.8ha)の食用森(フードフォレスト)。2012年に始まり、りんご・洋なし・プラム・マルメロ・セイヨウカリン・ヘーゼルナッツなどの果樹や木の実に加え、野菜も植えられている。sust̓əlǰixʷali 伝統薬草園では先住民の薬用植物を育てる。土地はシアトル市水道局のもので、公有地上の食用森としては全米最大とみられている。
en.wikipedia.org
DKCopenhagen, Denmark
コペンハーゲン・アマー島北西岸、イスランズ・ブリュッゲのすぐ南にある自力建設のコロニヘーヴ(市民菜園)集落。1930年代に埋立地の利用許可から始まり、住民が小屋を建て菜園を営んできた。市との交渉でコロニヘーヴ協会として認められ、現在はおよそ100件の個別賃貸借契約で規律されている。
en.wikipedia.org
EETallinn (Põhja-Tallinn), Estonia
タリン北部の緑の回廊「送粉者ハイウェイ(Putukaväil)」沿い、コルデ大通りとエフテ通りの角にある、タリン最大かつ最も設備の整った市民共同菜園。既存の小さな菜園を土台に2024年春に大きく拡張され、レイズドベッド・個人区画・温室・果樹を備える。都市住民に「みんなで育てる喜び」を届け、環境意識とコミュニティ意識を育てることを目的に掲げる。
tallinn.ee+2
LVRiga, Latvia
ソ連時代のスポーツ宮殿(アイスアリーナ)が取り壊されたまま放置されていた民有の空き地を、2020年に住民が「暫定利用」の菜園に変えた市民発意のプロジェクト。2021年春に一般公開され、150区画の栽培ボックスに加えて野草の草地や、ピクニックのできる休憩ゾーンを備える。文化・教育イベントの会場としても使われ、夏には年4,000人を超える来訪者がある。
commonities.org+2
UAKyiv (Podil), Ukraine
戦時下のキーウ・ポジール地区で2025年春に開いた、市の中心部で初めての本格的な市民共同菜園。1985年の建物解体以来40年近く塀の中に放置されていた空き地を、住民とボランティアが片づけて、レイズドベッド・雨水タンク・コンポスト容器・道具小屋を備えた菜園に変えた。2025年5月に正式に開園。
colville-andersen.com+1
SILjubljana (Resljeva cesta, Tabor), Slovenia
リュブリャナ中心部レスリェヴァ通りの、着工されないまま放置されていた市有の工事予定地を、2010年から2022年まで市民共同菜園として使った暫定利用(meanwhile use)の代表例。650平方メートルに約40区画を設け、園芸だけでなく公開講座・文化行事・生態系の学びの場として運営された。2022年、市が同地に非営利住宅を建てることになり、活動を終えた。
interlace-hub.com+2
KZAstana, Kazakhstan
カザフスタンの首都アスタナで広がっている学校菜園の取り組み。農学を学んだ Aida Serik が率いるスローフード・コミュニティ「アスタナ都市生産者」が学校菜園を20か所つくり、並行してブラト・ウテムラトフ財団の「グリーンスクール」事業が公立学校19校と短大1校に温室を建てた。いずれも2025年1月時点で「この3年ほど」の取り組みとして報じられており、開始年は明示されていない。
slowfood.com+1
BGSofia, Bulgaria
2012年に数人の有志が始めた、ブルガリアで先駆けとなる市民菜園の取り組み。最初の共同菜園はナデジダ地区に置かれ、2015年に開いた「Градина заДружба」がソフィアで現在もっとも長く続く菜園になっている。現在はソフィア市内で最大のコミュニティ菜園ネットワークを担い、合計約6,000m²・約100人の耕作者を抱える。
urbangardening-sofia.com+1
LTVilnius (Pilaitė), Lithuania
ビリニュス西部ピライテ地区、ヴィドゥーノ通りの創作工房 Beepart のとなりにある住民の菜園。建築家ラウラ・ペトルシュケヴィチューテが始め、6床から33床まで育った。ビリニュスでは都市菜園の数が急速に増えており、市の都市開発の道具立てのひとつとして位置づけられつつある。
cityfarmer.info+1
INMumbai, India
ムンバイ市(BMC)が市民団体 Swachh Parle Abhiyan と組み、空港近くの高架下という使い道のなかった約2,230㎡を市民の農園に変えるパイロット事業。2026年2月22日に発表された。高架下の細長い遊休地は都市に大量にありながら使い道が定まらないことが多く、そこを住民の区画菜園に振り向ける点が特徴。
cityfarmer.info+1
SKBratislava (Rača, Krasňany), Slovakia
2013年5月22日に開園した、ブラチスラバで最初の市民運営コミュニティ菜園。旧市街ではなく社会主義期の集合住宅団地クラスニャニの内側、保健センター裏の使われていない区画に開かれた点が特徴で、「団地暮らしでも自分の畑を持てる」ことを示した先例として、その後ブラチスラバ各区に広がった多数の共同菜園の出発点になった。
bratislavskykraj.sk+3
SKBratislava, Slovakia
アムステルダムのコミュニティ菜園に触発された住民グループが2013年に始めた、ブラチスラバの遊休地を使う移動式コミュニティ菜園。最初のサシンコヴァ通りの菜園は私有地を3年借りて2013〜2015年に運営し、2015年春には市の協力で放棄ブドウ畑を使うピオニエルスカ通りの菜園(木箱90基・参加者100〜110人)を、2016年春には学校中庭を使うカルパツカー通りの菜園(木箱50基)を開いた。
spectator.sme.sk+1
ISReykjavík (Seljahverfi, Jaðarsel), Iceland
レイキャビク市セリャ地区ヤザルセルにある住民運営のアーバンファーム。2014年に地区の住民とボランティアが、市が運営していた学校菜園の跡地を引き継いで設立した。屋外の貸し区画(20㎡以上)に加えて温室内の区画も長期で借りられる、市内で唯一の場所とされる。有機・持続可能・健康をうたい、栽培だけでなく地域のつながりづくりを目的に、定期的な催し・学習日・夏の終わりの収穫マーケットを開いている。
seljagardur.is+2
CMYaoundé (Biyem-Assi), Cameroon
カメルーンの首都ヤウンデの庶民地区ビイェム=アシで、住民の貧困と食料不安を減らすために行われた都市農業プログラム(2013〜2014年)。耕作可能な土地が乏しく土壌汚染も多い都市部の事情に合わせて、Alternatives がモントリオールの屋上菜園で培った「土を使わない栽培(hors-sol)」の技術を持ち込み、地区の女性団体・市場の売り手・学校の生徒とその家族に広げた。菜園と学校菜園の整備、収入創出、研修プログラムと教材づくりを一体で行った。
alternatives.ca+1
CYNicosia, Cyprus
キプロスの首都ニコシアの中心部で、放置されていた土地を市民グループが持続可能な共同菜園に変えた取り組み。2019年10月のクライマソン・ニコシアで優勝したことが出発点で、数百人のボランティアが整備に加わった。栽培そのものだけでなく、コミュニティづくり、循環経済(廃棄物を資材に使う)、都市の食のやりとりの生態系づくりを掲げる。若者向けにオープンソース技術と環境の学びの場を開き、難民女性の農での起業を支えている。EUの新欧州バウハウス賞『帰属感を取り戻す』部門の最終候補に選ばれた。
citycenters.eu+1
PAPanama City, Panama
パナマ市役所が環境管理局のレジリエンス・気候変動部門を通じて進める、学校菜園と地域菜園のプログラム。2024年9月に市が公表した。子どもや住民に小規模農業を教え、果物・野菜・ハーブを育てることを日々の暮らしに組み込むことをねらう。食の安全保障と、健康的で持続可能な食習慣、そして地域の協働を目的として掲げている。
mupa.gob.pa+1
DOSanto Domingo (Distrito Nacional), Dominican Republic
ドミニカ共和国の首都サントドミンゴで、ディストリト・ナシオナル市役所(ADN)と農業省・環境省・女性省が2021年3月に協定を結び、市内3選挙区に各10か所、計30か所の都市菜園を整備するパイロット事業。町内会や個人、とりわけ女性・シングルマザー・若者を担い手に想定し、垂直栽培と平面栽培の両方で野菜・薬草・香草・観賞用植物を育てる。健康な食べものの入手しやすさを高めること、市営市場での販売の場と苗の交換拠点をつくること、平和と健全な共生の文化を地域に育てること、雇用と収入を生むことを目的に掲げている。農業省の女性農業部門オフィス(OSAM)が所管する「都市菜園プログラム」の一環。
mujer.gob.do+1
ALTirana, Albania
アルバニアの首都ティラナの中心部で、文化センター「Tulla」の屋上テラスに建てた温室を教室にした都市農の学校。2022年に GIZ アルバニアの助成で始まり、毎週木曜の夜に栽培教室を開く。トマト・キュウリ・ハーブ・タマネギ・ブロッコリー・カリフラワー・レタス・ホウレンソウなど、この土地の気候に合う野菜を1作期あたり約300株育てる。ティラナにはかつて家族ごとに小さな畑を持つ文化があったが、緑地が開発で失われるなかで途絶えていた。この学校は、その失われた技術を取り戻すことと、人と人のつながりをつくることを同じ重さで掲げている。
etf.europa.eu
FJSuva and other urban areas, Fiji
フィジー農業省が2020年3月、新型コロナ対応策の一環として始めた家庭菜園の全国プログラム。スバやラウトカの都市封鎖で食べものが手に入りにくくなったことを受け、都市・近郊の世帯を対象に、生育期間の短い作物の種子パックを配布した。同年3月30日から配布を開始している。国内の生産者から種を買い上げて都市部に配り直す仕組みも設け、緊急支援を一時的な食料配給では終わらせず、家庭で作り続けられる形に接続した。国立食料栄養センターと共同の手引き『Grow your own Food』で、栽培と栄養の両面を伝えている。
futureoffood.org+1
GBKeighley, United Kingdom
英国西ヨークシャー州キースリーの救世軍教会・コミュニティセンターの裏庭を、ボランティアのマシューが約1年かけて菜園に作り変えた事例。古いベビーバスにジャガイモ、長靴にトウガラシといった具合に廃材を鉢に転用し、ニンジン・エンドウ・イチゴ・ハーブ・カボチャなどを育てる。収穫物は救世軍のフードバンク、路上生活者向けの食事、家計・料理講座「ヴィクトリー・プログラム」、併設カフェに供給される。マシューはリハビリを経て料理講座に参加し、フードバンクでボランティアをしていたところ菜園の担当を打診された。園芸の経験はなかった。
salvationarmy.org.uk+1
PYPilar, Paraguay
パラグアイ南部の地方都市ピラールの4地区で、2003年に若者と家族が立ち上げた菜園ネットワーク。食料と栄養の確保を目的に、住民が自分たちで柵を立て畝をつくり、育て方を記録して隣の家庭に伝えていくやり方で広がった。井戸の整備と教育奨励金・奨学金を組み合わせ、菜園を進学の足がかりにもした点が特徴。2022年に活動を終えた。
zimbabweparaguay.net
PAPanama City (Don Bosco / Los Robles), Panama
パナマ市ドン・ボスコ地区の自治会が2020年に開いた共同菜園。ロス・ロブレスの公民館脇に実演用の育苗スペースを設け、近隣住民に栽培を教えて各家庭の菜園づくりにつなげる。コロナ禍の食料確保と責任ある消費を目的に、環境プログラム「ドン・ボスコ・ベルデ」の一環として始まった。
ensegundos.com.pa
PKKarachi, Pakistan
カラチで、鉢・屋上・空きスペースを使った有機の都市農を広める市民ネットワーク。中心にあるのは「学びの菜園(learning garden)」で、学校ではこれを核にしたカリキュラムを組み、家庭では生ごみのコンポストを栽培に戻す。緑地が市域の7%しかないカラチで、食と緑の両方を市民の手で増やそうとする取り組み。
cityfarmer.info+1
MACasablanca, Morocco
カサブランカのアイン・セバ地区にある文化施設ルジーヌの屋上を、市民の手で菜園に変えた取り組み。緑地が1人あたり1平方メートルに満たない同市で、使われていない屋上を食と交流の場に転用する実例になっている。
ma.boell.org+1
QADoha, Qatar
ドーハのエデュケーション・シティ内マイクロファームを拠点に、住民が区画を借りて栽培できるコミュニティガーデンを運営する取り組み。名称のハディーカ(حديقة)はアラビア語で「庭」を意味する。夏に50度近くまで上がる湾岸の気候で市民が野菜を育てられるよう、土づくり・種まき・コンポスト・冬野菜といった講座を年間プログラムとして連続開催し、栽培の技術そのものを共有財として蓄えている点が特徴。
hadiqaa.com+2
BBNationwide (3 secondary schools), Barbados
2025年3月28日にGrantley Adams Memorial Schoolで立ち上がったバルバドスの学校菜園事業。安価な5ガロンバケツを使った自動給水式ウィックベッドで、中等学校3校の生徒が自分の食べものを育てる。食料の不安・栄養・気候変動を同時に扱う教材として設計されている。
paho.org
OMMuscat (nationwide), Oman
2014年にマスカットの愛好家10人が始めた家庭菜園の市民ネットワーク。無農薬栽培を軸に、種の無償配布とWhatsAppでの相互支援という2つの仕掛けだけでオマーン全土に広がり、10年で4,500世帯超が参加する規模になった。輸入に頼りきりの食を自宅の庭に取り戻す実践。
muscatdaily.com+1
VUPort Vila, Vanuatu
2018年半ばのマナロ・ヴォイ火山の噴火でアンバエ島から強制避難した住民のため、ポートビラ市内13か所に開かれた菜園。布製の栽培コンテナで生育を早め、仮設住宅暮らしのあいだの食料を補う。慣習地を離れて自給の基盤を失った人たちに、都市の中で作る場を戻した事例。
communityeconomies.org
ISReykjavík, Iceland
レイキャビク市が市民に約600区画を年極めで貸し出す菜園制度。ヴェストゥルバイル、フォスヴォーグル、ロイガルダールル、アゥルバイル、グラファルヴォーグル、キャラルネス、メザルホルトの市内7か所と、モースフェルスバイルのスカンマダールに区画地がある。夏が短く冷涼な気候のため、育てるのはジャガイモ・キャベツ類・カブが中心。
reykjavik.is+1
TONuku'alofa (Patangata), Tonga
2022年1月の津波でパタンガタ地区の菜園と表土が流された後、救世軍が始めた家庭菜園の再建事業。パタンガタはトンガタプ島でもっとも所得の低い地域のひとつとされ、住民自身が土地を柵で囲い、運び込まれた表土で野菜づくりを再開する形をとる。
saltmagazine.org.nz
GYGeorgetown, Guyana
ジョージタウン商工会議所のグリーン・エコノミー委員会が学校へ持ち込む、廃ペットボトルを使った壁面式のキッチンガーデン。2020年11月28日に障がいのある子どものためのデビッド・ローズ校で実施し、児童とともにタイム・セロリ・レタス・カラルーを植えた。翌年以降は中等学校の4年次へ広げる方針を示していた。
gcci.gy
DZZeralda / Douaouda (peri-urban Algiers), Algeria
アルジェ近郊で共有菜園を広げる市民団体トルバの取り組み。2014年のパーマカルチャー講座を出発点に、自治体から20〜100m²の小さな土地を借りて希望者へ配る方式をつくった。ゼラルダ、ドゥアウダ、ブリダで動いており、ティアレトとオランにも広げる計画がある。
torba.dz