香港大学 屋上ファーム(HKU Rooftop Farm / Holistic Urban Farming)
Hong Kong, Hong Kong · 運営: 香港大学 CEDARS-GE(Centre of Development and Resources for Students の共通教育部門)
概要
香港大学が2013年から続ける学内の屋上農園。香港は生鮮野菜の98%以上を輸入に頼っており、都市に住む人が食べものの生産と自然につながり直す場として位置づけられている。有機・持続可能なやり方を通じて環境への責任感を育てることを掲げる。
市民の参加
学生と教職員が一緒に耕す場として運営され、有機栽培のワークショップや共同のガーデニング行事、知識を持ち寄る活動が開かれる。ハーブガーデンはウェルビーイングとマインドフルネスに軸足を置き、堆肥づくりの仕組みも組み込まれている。
運営・収益モデル
大学の共通教育(General Education)の一部として大学が場所と運営を担い、学生・教職員に開かれた体験学習の場として維持されている。生産物の販売ではなく、教育とコミュニティづくりを目的とする。
成果・社会的インパクト
屋上農園から始まり、図書館前のポディウム庭園やハーブガーデン、New College のファームへと学内に「食べられる空間(urban edible spaces)」が広がった。参加した教職員・学生からの声も公開されている。
作物
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規模
2013年に本部キャンパスの Runme Shaw Building 屋上で開設し、2022年に Meng Wah Complex の屋上庭園へ移転。ほかに New College のファーム(2015年開設)とハーブガーデン(2018年アースデイ開設)も運営する。
出典(1)
本データは下記の公開情報・公式サイト・研究をもとに整理しています。
関連する事例
ルーフトップ・リパブリック(香港)
HKHong Kong, Hong Kong
2015年創業の香港の社会的企業。ビル屋上などの未利用空間を有機農園に変え、香港全域で50以上の都市農園を整備。食品廃棄物を堆肥化して農園に戻すなど、食品ロス削減と食育を結びつける。
rooftoprepublic.com+1
アーバンファーマーズクラブ(渋谷)
JPTokyo, Japan
渋谷のビル屋上から始まった都市農業のNPO。原宿・渋谷・恵比寿などの屋上や都市の隙間に畑や水田を作り、市民が共同で耕すことで「東京を食べられる森に」する活動を進める。
urbanfarmers.club+1
台東区×大丸松坂屋 屋上菜園コンポスト循環(上野)
JPTokyo, Japan
東京・台東区が大丸松坂屋百貨店およびローカルフードサイクリング社と協定を結び、松坂屋上野店の屋上菜園を拠点に家庭の生ごみを堆肥化して野菜を育てる、都心の官民連携型フードサイクル。
matsuzakaya.co.jp+2
Edible KAYABAEN(エディブル・カヤバエン)
JPChuo, Tokyo, Japan
2022年春、東京・日本橋茅場町のビル屋上に開園した都市型のアーバン・コミュニティガーデン。平和不動産とエディブル・スクールヤード・ジャパンが協働し、約200種の食べられる植物を育てる「食べられる校庭」として、近隣の阪本小学校の食育や地域交流の場となっている。緑の都市賞などを受賞している。
edibleschoolyard-japan.org+1