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コミュニティガーデン運営中開始 2015

ウエルトマニアス(キト)

Quito, Ecuador · 運営: Huertomanías(重度の精神疾患のある人が組合員として参加する労働協同組合型の団体)

概要

エクアドル・キトで2015年に活動を始めた都市菜園イニシアティブ。重度の精神疾患のある人に、アグロエコロジーにもとづく有機農産物の生産という仕事と収入、そして社会参加の場を提供している。構想は2014年、キト北部の地域精神保健サービスで利用者・家族・専門職が開いた集まりから生まれ、2015年末にキト近郊ナヨンに農地を得た。

市民の参加

統合失調症など重度の精神疾患のある人が組合員として働き、意思決定は総会で行う協同組合型の運営。キト北部の地域精神保健サービスの利用者・家族・専門職の集まりから2014年に構想が生まれた。2024年に発表された参加型評価には12人が認知マッピング・フォトボイス・面接などの形で加わった。

運営・収益モデル

アグロエコロジー(農生態学)にもとづく菜園で有機農産物を生産・販売し、参加者に仕事と収入をつくることで自律を目指す協同組合モデル。エクアドルでは精神疾患のある人が労働市場で差別を受け就労機会が政策上ほとんど考慮されてこなかったという背景がある。

成果・社会的インパクト

2024年に Qualitative Health Research 誌で発表された参加型評価では、菜園が経済的・個人的な自律、対人関係と環境との関係、精神的健康、家族関係の4領域に影響したと参加者が語り、さらに家族の支えと公共政策・医療サービスという外部要因が回復を左右すると整理された。一方でこの評価は参加者12人の質的研究で、症状の変化や就労の継続率といった定量的な効果は測定されていない。地域精神保健の受け皿としての位置づけは、公的な政策・医療の後押しに依存している点が課題として挙げられている。

作物

  • vegetables

規模

2015年末にキト近郊ナヨン(Nayón)に農地を確保し、そこで農作業を続けている。面積は公表資料から確認できなかった。

出典(3)

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