レ・ジャルダン・ド・コカーニュ(スイス・ジュネーヴ)
Geneva, Switzerland · 運営: Coopérative Les Jardins de Cocagne(協同組合)
概要
農学者レト・カドッチュ(Reto Cadotsch)らが1978年にジュネーヴ郊外で始めた、ヨーロッパで最初の契約型産直農業(CSA/AMAP/ACP)の協同組合。まずカルティニーの別荘に付属する2,000m²で実験的に始め、1980年代にコルサンジュ(マイニエ)、1987年からはセゼニャン(アヴュジー)を主拠点として倉庫と温室を構え、オーモルト(アヴュリー)やランドシーへ広がった。組合員は年に3〜4回の半日労働で栽培に加わり、その代わりに一年を通じて有機野菜を受け取る。
市民の参加
組合員は野菜の代金を払うだけの「客」ではなく、年に3〜4回の半日労働(demi-journées)に参加することが求められる。1978年に約30人と1人の庭師で始まり、2014年時点で400世帯以上が加入している。
運営・収益モデル
1978年11月29日に、野菜の生産と配分を組織する目的で正式に協同組合として設立。組合員があらかじめ出資し、収穫された野菜を分け合う仕組みで、スイスでは「近接契約農業(agriculture contractuelle de proximité, ACP)」、フランスではAMAPと呼ばれる方式のヨーロッパ最初の実践とされる。2014年時点で13人を雇用し、うち8人が庭師。1991年からスイスの有機生産者団体に加盟し「Bourgeon(ビオの芽)」ラベルを表示している。
成果・社会的インパクト
日本の産消提携(1970年ごろ)に続き、1978年のジュネーヴでの発足がヨーロッパにおけるCSA/AMAP型の出発点になったとされる。2014年時点で400世帯以上が組合員として関わり、13人の雇用を生んでいる。
土地・運営形態
作物
- 有機野菜
規模
数ヘクタール規模の農地が複数に分散。出発点は1987年以前のカルティニー(Cartigny)の2,000m²で、1987年以降はセゼニャン(Avusy)が主拠点。2005年時点でランドシー(Landecy)に1.5haを加えている。
メディア掲載(1)
この事例を取り上げたWeb記事・取材などです。
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