ロロン・ガーデン(ロンガー:路地菜園)
Makassar, Indonesia · 運営: Pemkot Makassar / kelompok warga & perempuan lorong
概要
2014年、マカッサル市長ダニー・ポマントが始めた旗艦プログラム「ロロン・ガーデン(Longgar)」。市の細胞である狭い路地を住民、とくに女性が活用し、観賞植物と食用作物を栽培して清潔で緑豊かな環境に変えた。後に『ロロン・ウィサタ(路地観光)』へ発展。
市民の参加
市内の狭い路地(lorong)を住民、とくに女性グループが緑化・農地化し、食用作物を栽培。町内会(RT/RW)や町長と連携して管理する参加型プログラム。
運営・収益モデル
市の旗艦プログラム(2014–2019年の中期開発計画に位置づけ)。収穫物は自家消費・販売され、路地のMSME(零細企業)育成「Industri Anak Lorong」と連動して所得向上を図る。
成果・社会的インパクト
数千の路地を緑化し、女性主体の地域経済活性化と環境改善を実現。食料栽培と生ごみ堆肥化、零細企業育成を通じて福祉と所得向上に寄与した。
土地・運営形態
公共の路地空間を市の許可と地域合意のもとで利用。
作物
- vegetables
規模
Thousands of alleys (lorong) targeted across Makassar; program later evolved into 'Lorong Wisata'
出典(2)
関連する事例
アバリミ・ベゼカヤ(ケープタウン)
ZACape Town, South Africa
1982年設立、ケープタウンのタウンシップで小規模な市民農業を支援するNPO。「家の農民」を意味する名のとおり、貧困地域の住民が有機菜園で野菜を育てられるよう研修と資材を提供し、食料保障と生計を支える。
abalimibezekhaya.org.za+4
せせらぎ農園(まちの生ごみ活かし隊)
JPHino, Japan
「生ごみは宝だ」という市民が集まって始まった、東京都日野市のコミュニティガーデン。約200世帯の生ごみを回収・堆肥化し、無農薬で野菜や花を育てる食の循環型農園で、新保奈穂美の2021年・2024年の論文で運営とガバナンスの事例として詳細に分析されている。
acsess.onlinelibrary.wiley.com+3
オルタス・カリオカス(リオデジャネイロ)
BRRio de Janeiro, Brazil
2006年に始まったリオデジャネイロ市の都市農業プログラム。学校や空地にアグロエコロジー菜園を設け、堆肥化・苗づくり・食育を通じてファヴェーラなど脆弱地域の食料安全保障を支える。
carioca.rio+1
サントロポル・ルーラン 屋上菜園(モントリオール)
CAMontreal, Canada
1995年に若者と高齢者をつなぐ目的で設立されたモントリオールの非営利団体で、屋上菜園・堆肥・自転車による食事宅配を結びつける。自前の食料を育てる唯一のカナダのミールズ・オン・ホイールズとされる。
santropolroulant.org+1