アーバンファームDB
← 事例一覧へ
空き地運営中開始 2011

ペルカ(PER.KA/テッサロニキ近郊耕作者の会)

Thessaloniki, Greece · 運営: PER.KA(市民ボランティアによる自主管理の耕作者集団)

概要

経済危機後のテッサロニキで、市民が放棄された旧軍用地を再生して始めた自主管理の近郊耕作プロジェクト。ギリシャで最も活発な市民主導の都市農の一つとされ、土地の私有化に対する市民の主体性を示す。

市民の参加

2011年に約30世帯が、放棄された旧軍用地の私有化・分割売却に抗して入植し、自分たちの食べ物を育てるために始めた。協同・自主管理・平等を原則に、ボランティアが個別または共同で区画を耕し、有機(一部バイオダイナミック)栽培の憲章を共有する。

運営・収益モデル

営利を目的としない、ボランティア市民による自主管理の都市農。会費や共同作業で運営され、収穫は耕作者が自家利用する。

成果・社会的インパクト

放棄地を市民の手で食と緑の共有空間に変え、自主管理・有機栽培による都市農のモデルを示した。より民主的な都市開発のあり方を問い直す事例として研究でも注目されている。

土地・運営形態

その他暫定利用

正式な権原なく放棄された旧軍用地を市民が占有・再生して耕作する、非公式な暫定利用。

作物

  • 野菜
  • 豆類
  • ハーブ
  • 果樹

規模

テッサロニキ・パヴロス・メラス地区の旧カラタソウ軍用地(約70ha)の一部、約16haを市民が再生。7つの自主運営菜園に130区画超が広がる

出典(2)

関連する事例

空き地
2004

ウエルト・デル・レイ・モロ(セビリア)

ESSeville, Spain

セビリア歴史地区に残る約5,000m2の空き地を2004年に住民が占有して共同利用を始めたパーマカルチャー菜園。資材のリサイクルと自主管理を基盤に、市街地の貴重な緑地・環境教育の場として続いている。

コミュニティ食育有機資源循環+2

una.city+1

空き地
2010

アンダーナッハ「食べられるまち(エディブル・シティ)」

DEアンダーナッハ / Andernach, Germany

観賞用花壇に代えて公共空間に食べられる作物を植え、市民が自由に収穫できるようにしたドイツで唯一無二の市主導プロジェクト。市中心部約8,000㎡+郊外13haで、食料供給・生物多様性・社会的結束・教育を同時に担う多機能な生産的グリーンインフラとして国際的に知られる。

コミュニティ食育福祉+2

use.metropolis.org+2

空き地

イェディクレ・ボスタン(歴史的市民菜園)

TRIstanbul, Turkey

イスタンブール旧市街のテオドシウス城壁沿いに残る、ビザンツ・オスマン期から続く歴史的な市民菜園「ボスタン」。有機的な都市農業と固定種の継承を守りつつ、再開発計画に対して市民・農家・活動家が連携して保全運動を展開している。イェディクレ・マルル(レタス)は運動の象徴となっている。

コミュニティ生物多様性有機資源循環+1

anfenglish.com+4

空き地
2010

大庭空山地区の再生(松江市)

JPMatsue, Shimane, Japan

松江市大庭町・空山地区の荒廃農用地を、NPO法人まちづくりネットワーク島根と島根県が協働で再生する取り組み。住民とともに『食べられる』果実の花木や野菜を育て、CO2削減と農・食への地域の関心を高めつつ、再生農地を市民農園として活用している。

コミュニティ食育有機資源循環+1

pref.shimane.lg.jp

ペルカ(PER.KA/テッサロニキ近郊耕作者の会) — アーバンファームDB