ポジール・アーバンファーム(キーウ)
Kyiv (Podil), Ukraine · 運営: Coolville Design Lab(設計・立ち上げ)/NGO「DIY Ukraine」(資金管理)/近隣住民
概要
戦時下のキーウ・ポジール地区で2025年春に開いた、市の中心部で初めての本格的な市民共同菜園。1985年の建物解体以来40年近く塀の中に放置されていた空き地を、住民とボランティアが片づけて、レイズドベッド・雨水タンク・コンポスト容器・道具小屋を備えた菜園に変えた。2025年5月に正式に開園。
市民の参加
近隣住民が年500フリヴニャで栽培ボックスを1つ借り、その会費は菜園の共同基金にプールされて運営費に充てられる。2024年夏の造成にはウクライナ国内および各国からのボランティアが参加した。日当たりのよい側は野菜のボックス、日陰側はベンチを置いた「禅スペース」として、育てない人も過ごせるようにしてある。
運営・収益モデル
整備費はデンマーク企業ノボ ノルディスクのウクライナ法人が拠出し、NGO「DIY Ukraine」を通じて管理された。運営費は住民のボックス使用料(年500フリヴニャ)でまかなう。土地は公有地で、今後の使い道は地域住民が決める形になっている。
成果・社会的インパクト
戦争で日常の主導権を失った人々にとって、自分の手で場所を作り直せることそのものが目的の一つに据えられている。国際農業研究機関CGIARの都市レジリエンス研究でも、キーウ・リヴィウ・オデーサ・ドニプロなど各都市で戦時下に家庭菜園・市民菜園への関心が高まったことが報告されており、ポジールの例はその中心部での具体的な形にあたる。
作物
- 野菜
- ハーブ
- 花
規模
1985年に17世紀の建物が取り壊されてから約40年間、塀に囲まれたまま放置されていた区画。整備にあたって40トン超のごみと枯れ木、繁茂した外来種のトネリコバノカエデを撤去した。
メディア掲載(1)
出典(1)
本データは下記の公開情報・公式サイト・研究をもとに整理しています。
関連する事例
プリンセスガーデン(ベルリン)
DEBerlin, Germany
ベルリン・クロイツベルクの空き地を市民が再生した移動式コミュニティ農園。袋やコンテナを使ったDIY栽培とコンポストで、都市の遊休地活用と市民参加の代表例となった。
prinzessinnengarten.net
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commonrootsurbanfarm.ca+1
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urbantactics.org+2
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mudisland.ie+1