アーバン・ファーミング・スクール(トゥッラ文化センター屋上温室/アルバニア・ティラナ)
Tirana, Albania · 運営: Tulla Culture Centre(センター長 Alban Nimani が創設、Klaudja Piroli が運営)/ドイツ国際協力公社 GIZ アルバニアの助成
概要
アルバニアの首都ティラナの中心部で、文化センター「Tulla」の屋上テラスに建てた温室を教室にした都市農の学校。2022年に GIZ アルバニアの助成で始まり、毎週木曜の夜に栽培教室を開く。トマト・キュウリ・ハーブ・タマネギ・ブロッコリー・カリフラワー・レタス・ホウレンソウなど、この土地の気候に合う野菜を1作期あたり約300株育てる。ティラナにはかつて家族ごとに小さな畑を持つ文化があったが、緑地が開発で失われるなかで途絶えていた。この学校は、その失われた技術を取り戻すことと、人と人のつながりをつくることを同じ重さで掲げている。
市民の参加
木曜夜の栽培教室「Thursdays for Planting」を毎週開く。これまでに150人以上が参加し、60人が修了証を受け取った。参加者の大半は25〜60歳の女性で、教員や、LGBT+のコミュニティを含む社会的に周縁化されやすい人びとも加わっている。
運営・収益モデル
ティラナの創造拠点として知られる Tulla 文化センターが、2022年にドイツの援助機関 GIZ アルバニアの資金を得て開設した非公式教育プログラム。文化・アートの活動と社会運動をつなぐ手段として栽培教室を位置づけている。
成果・社会的インパクト
アートや文化の拠点が都市農の学校を兼ねる形で、社会的に孤立しやすい人びと(女性、LGBT+の当事者など)に開かれた場をつくっている点が特徴。修了証を出す仕組みを持ち、参加を趣味の域にとどめず職業技能として扱っている。西バルカンで数少ない、屋上温室を教室にした継続的な都市農教育の例。
土地・運営形態
文化センター自身の建物の屋上テラスを使う。
作物
- トマト
- キュウリ
- ハーブ
- タマネギ
- ブロッコリー
- カリフラワー
- レタス
- ホウレンソウ
規模
市中心部の文化施設の屋上テラスに建てた温室1棟。1作期あたり約300株を育てる
出典(1)
本データは下記の公開情報・公式サイト・研究をもとに整理しています。
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