アーバンファームDB
← 事例一覧へ
屋上運営中

UNRWA 屋上菜園プログラム(ヨルダン川西岸の難民キャンプ)

Dheisheh / Bethlehem, Palestine · 運営: UNRWA with local partner Karama, and resident initiatives (e.g. Ihab)

概要

農地へのアクセスが乏しく、西岸の難民の約4割が食料不安にあるなか、住居の屋上を活用して家族が野菜を育てる屋上菜園プログラム。ディシェ難民キャンプの約11家族から始まり、援助依存の軽減と自立を目指して西岸の他キャンプへの拡大が構想されている。

市民の参加

過密な難民キャンプで、住居の屋上に温室やプランターを設置し、難民の家族が野菜を栽培する。UNRWAと地元団体カラマが種苗や農具、研修を提供し、住民自身が栽培を担う。住民発の緑化プロジェクトが他のキャンプへの普及を目指している。

運営・収益モデル

国際機関(UNRWA)と地元NGOによる支援事業。資材・研修は無償提供され、収穫物は家庭の食料となるほか余剰は販売され得る。援助依存の軽減と食料安全保障の向上が目的。

成果・社会的インパクト

過密キャンプの家族に新鮮な野菜と緑をもたらし、食料不安と援助依存の軽減に寄与。住民主導の緑化モデルとして他キャンプへの展開が期待されている。

土地・運営形態

使用貸借(無償)

難民の住居(UNRWAシェルター)の屋上を住民自身が利用。資材は支援事業として提供される。

作物

  • vegetables
  • herbs

規模

Started with about 11 families in Dheisheh camp; greenhouses and planters installed on shelter rooftops, with the aim of mainstreaming across West Bank camps

出典(2)

関連する事例

屋上
2012

ANERA 屋上菜園(ナハル・エル・バーレド難民キャンプ)

LBTripoli / Nahr el-Bared, Lebanon

2007年の戦闘で壊滅し再建されたパレスチナ難民キャンプで、再利用容器を使った低コストの屋上菜園を住民に広めるANERAのプロジェクト。62歳のオム・マヘルら住民が屋上で野菜・ハーブ・果樹を育て、食料安全保障と暮らしの再建につなげている。

コミュニティ福祉DIY・自作+1

anera.org+2

屋上
2007

メキシコシティ屋上農業助成金プログラム

MXMexico City, Mexico

2007年以来、メキシコシティ市政府が3,000人以上の市民に屋上農業を推進するための助成金を給付。簡易温室で栽培。ミラバレ・コミュニティ・アセンブリなどが環境教育や農業技術研修を提供。

コミュニティDIY・自作食育+1

foodtank.com

コミュニティガーデン
2008

シティ・ブロッサムズ(こども主導の地域庭園・ワシントンDC)

USWashington, DC, United States

ワシントンDC出身の二人が2008年に設立した非営利団体で、安全な緑地が乏しい黒人・ラテン系・移民が多い地域で、未利用地を「こども主導の庭」に変える事例。2〜19歳が栽培や調理、青少年協同組合での産品販売を通じて食育とコミュニティづくりを学ぶ。DCと全国で100以上のプロジェクトを展開してきた。

食育コミュニティ福祉+1

cityblossoms.org+1

隙間スペース
2010

ロン・フィンリー/LAグリーン・グラウンズ(ゲリラ・ガーデニング)

USLos Angeles, United States

「フードデザート(食の砂漠)」と呼ばれる南ロサンゼルスで、ファッションデザイナーのロン・フィンリーが歩道脇や空き地に野菜を植えたのが発端。生鮮食品が手に入りにくい地域で、住民自身がDIYで食用庭園を造り、食と健康の教育の場とするムーブメントへ広がった。

DIY・自作食育コミュニティ+1

ted.com+1

UNRWA 屋上菜園プログラム(ヨルダン川西岸の難民キャンプ) — アーバンファームDB