研究・論文
市民の都市農業・食育・コンポスト・福祉などに関する研究や報告書を集めています。
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批判的・否定的知見
2645 件(54 / 106)
学校菜園を用いた教育戦略——農業分野における有意味学習の促進(ベネズエラ)
2020Leyna Karina Tovar-Seijas · Prohominum · Venezuela
ベネズエラの基礎学校「Escuela Básica Bolivariana GC 8『Piloncito』」を対象に、農業分野の学習における学校菜園の活用を教育戦略として導入する行動計画を検討した研究。教員14名を母集団とし、5名を対象に質問紙と直接観察による量的・記述的な現地調査を実施した。その結果、生徒が自らの学習に責任を持つよう促す教育戦略を「時々用いる」と回答した教員は60%にとどまり、40%はそうした戦略を用いていなかった。
コミュニティ食育庭を持つ理由
2020Camille T. Dungy · Ecotone · Global
詩人カミーユ・T・ダンジーによるエッセイ。政治に関与するすべての人は庭を持つべきだと説き、土地を持たない場合はコミュニティガーデンに参加するか、あるいは手元にある空間でコンテナ栽培をすることを勧めている。庭がもたらす一定の安定感と、望むものが育つまでに必要な忍耐が、政治参加を続ける上での鍵になると論じ、庭は決して無駄な空間ではないと述べている。
コミュニティDIY・自作シドニーのために育てる:農家の社会的ネットワークから見る都市食料システム
2020Jessica Ann Diehl · Sustainability · Australia
オーストラリア・シドニーの商業的都市農家15名を対象に半構造化インタビューを実施し、持続可能な生計フレームワークに基づく質問項目で、農家が都市食料システムの中で有形・無形の資源にどう社会的ネットワークを通じてアクセスしているかを質的に分析した。都市内ネットワーク、地方とのネットワーク、都市間グローバルネットワークという3つのパターンが持続可能な生計の追求に用いられていることが明らかになり、土地は地域食料システムの持続可能性を左右する多くの要因の一つに過ぎないと結論づけている。
コミュニティ都市農村連携食料主権・社会正義近郊農業「耕す(cultivate)」に「崇拝(cult)」を込めて:『グリーン・ヴァレンタイン』におけるゲリラガーデニングのレトリック
2020Lili Pâquet · Green Letters · Australia
オーストラリアの作家リリ・ウィルキンソンによるヤングアダルト恋愛小説『グリーン・ヴァレンタイン』(2015年)を対象に、地元議会に反発してゲリラガーデニングを行う10代の主人公2人の描写を通じたレトリックを分析した文芸論。投票権を持たない主人公たちにとって、違法行為であるゲリラガーデニングが、環境の未来をめぐる公的議論から排除された自分たちの声に代わる政治的抗議として機能していると論じ、作品のガーデニングのレトリックが、環境の未来を損なう資本主義的な空間生産を止めるうえでコミュニティと政治的行動の重要性を強調していると結論づけている。
コミュニティ政策地域密着型インターンシップを通じた世代間学習——グラウンディング・ルーツのガーデングループの事例研究
2020Illana C. Livstrom, Gillian Roehrig, Amy Rex Smith · International Journal of Research on Service-Learning and Community Engagement · Global
この単一事例研究は、若者インターン、学部生、地域の高齢者メンターを世代間ガーデングループに集める都市農業インターンシッププログラム「グラウンディング・ルーツ」を対象に、インターンシップを通じた地域密着型教育が、従来の教育環境で疎外されがちな若者をどのように支援しうるかを検討した。同プログラムは、学習を若者自身のコミュニティや生活と結びつける地域密着型の場において、特に疎外された背景を持つ若者の多面的な学びとアイデンティティ形成を支えることが分かった。若者の既存の強みを認め活用すること、自信・リーダーシップとしてのアイデンティティ・多様な人間関係を築くこと、より広いコミュニティとつながることが重要な要素として挙げられ、世代間メンタリング、学習コミュニティの多様性、就労を通じた学びの価値が強調された。
コミュニティ食育高齢者福祉キンシャサ周辺部の農業コンセッションにおける樹木栽培の発展——革新的な果樹アグロフォレストリーに向けて
2020Mabu Masiala Bode, Apollinaire Biloso Moyene, Charles Kinkela Savy · International journal of innovation and applied studies · Democratic Republic of Congo
コンゴ民主共和国キンシャサ市モン・ンガフラ・コミューンの周辺部農業コンセッション地区における生産の性質を調べた研究。生産システムの概念と質問票調査に基づいている。調査対象の農業コンセッションでは植物・動物の複数種類の生産が行われており、果樹栽培が占有面積と可視性の点で最も重要な作物形態であることが示された。果樹栽培の発展は、土地を迅速に開発し長期にわたり占有する能力と結びついており、これはコンゴ国家が農業コンセッション利用者に法的に認める唯一の土地権原である長期占有契約を取得・維持するための必要十分条件である。論文は、果樹栽培に伴う法的・環境的利点に加え、栄養価・商業価値の高い果樹を食用作物・畜産と混作させる参加型ドメスティケーションによる革新的な果樹アグロフォレストリーの活用を提案し、キンシャサの市場における食料供給の増加と果樹栽培の専門職化への寄与を図っている。
コミュニティ経済食料主権・社会正義政策論文は毎週増えています
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フィリピンにおける学校併設ホームガーデンプロジェクトと学校給食プログラムの栄養効果持続における保護者の関与
2020Blesilda M. Calub, Leila S. Africa, Bessie M. Burgos · · Global
フィリピン教育省が実施する全国学校菜園プログラムおよび学校給食プログラム(SBFP)のもと、保護者の関与を高めることで栄養改善効果を持続させる「School-Plus-Home Gardens Project(S+HGP)」を扱った章。3か月間の給食期間終了時点で、重度消耗症の子ども受益者の62%、消耗症の子ども受益者の70%が正常な栄養状態に回復したと報告する一方、調査対象14校のうち9校で前年度SBFPからの継続受益者が生じており(36〜38%)、14%は3年連続でSBFPを受給していた。この繰り返しの主な要因は、年間を通じた家庭内の食料不足、重い疾病、保護者の姿勢や価値観であった。保護者の定期的な三者面談、参加型開発アプローチ、研修、親子調理コンテスト、地方自治体との連携が保護者関与を成功させた要因として挙げられている。
食育健康コミュニティ食料主権・社会正義デジタル時代におけるマレーシア「未来の大学」の役割——都市農業プログラムとデジタル起業支援によるB40青年層のウェルビーイング向上への地域関与
2020Irmane Mze Ali, Mohd Wajdi Mohd Feham, Yahia Siddique, Abdul Rahman Ahmad Dahlan · · Malaysia
マレーシアの「未来の大学(UotF)」構想の一環として、都市農業プログラムの規範化とデジタル起業による経済拡大を通じ、低所得層(B40)の若者のウェルビーイング向上を図る取り組みを、文献レビューとビジネスモデルキャンバス(BMC)、バリュープロポジションデザインキャンバス(VPC)、対象者へのアンケート調査を用いて設計した論文。BMCとVPCの初期案と検証済み案を策定する手法を用いたことが報告されている。
コミュニティ食育デジタル農業都市園芸の多機能性と都市生態系への統合
2020João Flávio Bomfim Gomes, Renata da Silva Brant Gomes, Alex Oliveira de Souza · Horticultura Brasileira · Global
世界的な文脈を扱う総説・序論。国連(2015)の推計では2050年に世界人口の66.36%が都市人口となり(2014年は53.60%)、FAOの2015年報告では世界で約7億9500万人が食料不安の状態にあるとされる。FAO(2015)によれば都市農業は世界で8億人が実践しており、食料安全保障、生物多様性、土地・水資源の有効活用、都市農業者の所得と生活の質向上に関わる多機能な活動として位置づけられると論じるが、独自の実証データは示していない。
食料主権・社会正義コミュニティ健康生物多様性地域コミュニティを対象とした参加
2020Kim Viborg Andersen, Jakob Ohme, Camilla Bjarnøe, Mats Joe Bordacconi, Erik Albæk, Claes H. de Vreese · · Global
地域コミュニティへの参加が世代別にどう異なるかを検討した書籍の章。地域コミュニティへの参加は高齢世代で最も高く、最も若い世代で最も低いことが示された。政治ニュースへの接触は、特にベビーブーマー世代において、この種の政治参加に対して正の効果を持ち、その効果は政治的関心と効力感を媒介として生じる。市民は都市型ガーデニングのコミュニティのような地域組織への参加や地域の会合への出席など、さまざまな形で地域社会に関わっている。著者らの提唱するEPIG(Engagement-Participation-Information-Generation)モデルに基づき、政治ニュースへの接触が地域コミュニティにおける政治参加に及ぼす正の効果が、政治的関心・知識・効力感という政治的エンゲージメントの3つの次元を媒介として生じるかどうかを検証し、EPIGモデルが地域における政治参加を理解する上で有用であると結論づけている。
コミュニティ食育都市農業と地域コミュニティ——参加の促進、結束の構築、国際的合意との接続
2020Laine Young, Alison Blay‐Palmer · · Global
本レコードに与えられた要旨はタイトルの繰り返しのみで、都市農業と地域コミュニティに関する参加の促進、結束の構築、国際的な合意との接続を扱うことを示すタイトル以外に、具体的な内容の記載はない。
コミュニティ食料主権・社会正義ガーナ北部地域における灌漑水源の異なる都市農業生産システムの節足動物群集
2020Louis Amprako, Kathrin Stenchly, Martin Wiehle, George Nyarko, Andreas Buerkert · Insects · Ghana
ガーナ北部タマレ市の36圃場で、灌漑水源の違いが節足動物群集に与える影響を72時間のピットフォールトラップおよびパントラップによる調査で検討した。14,226個体(13目103科264属329分類群)を採集し、非計量多次元尺度構成法と冗長性分析で群集構造を解析した結果、節足動物は灌漑水源ごとにまとまる傾向を示し、廃水灌漑下では疾病媒介者となるアイニクバエ(Hippelates pusio)などのハエ目が優占していたほか、3種の外来アリ種の存在は群集の変化を、アブラムシと相利共生関係を持つ7種のアリの存在は将来のアブラムシ害虫発生リスクを示唆した。
生物多様性送粉者・ミツバチ近郊農業コミュニティサン・ヘルマン・エントレ・ヌベス——景観の総合的改善と再生のためのエコバリオ
2020Marcela Patricia Galindo Toloza, Brandon Steven García Rodríguez · · Colombia (Bogotá)
コロンビア・ボゴタ市南東部、ウスメ地区とサン・クリストバル地区の境界に位置し、2000年以来国土整備計画(POT)により保護区域に指定されているエントレ・ヌベス生態地区公園の高地に立地するサン・ヘルマン地区を対象に、建築・都市計画・環境の各面から問題解決を図る総合改善計画(PMI)を提案する論考。プロジェクトの主眼は、時間の経過とともに形成された違法占拠居住地との関係を踏まえつつ、リハビリテーションと景観再生の介入を通じて既存の都市組織を回復するための代替案を構築することにある。PMIは、インフォーマルな占拠によって生じてきた物理的・環境的・法的影響を最小化する形で構成され、これまで住民の生活の質を悪化させ、地区の都市構造を街全体との関係から分断させてきた。方針としてエコバリオ(生態地区)戦略を導入し、自転車道や歩行者道を優先した多様な移動手段のデザインを組み込み、可能な限り既存建造物の総合改善処置を行い、未利用地の回収と都市農業のための区域設定を図ることで、サン・ヘルマン地区コミュニティの持続可能性と居住可能性を再生する諸要素を一体的に機能させようとしている。
コミュニティ政策生物多様性気候変動サードプレイスとしてのコミュニティガーデン
2020Joanne Dolley · Geographical Research · Global
コミュニティガーデンが、近隣住民間の非公式な交流を促す「サードプレイス」として機能しうることを論じた研究。コミュニティガーデンがサードプレイスとして、場所づくり(プレイスメイキング)の特徴とあわせて機能する場合、新たに転入した住民を土地に結びつけ、人口移動に伴う社会的孤立などの課題を和らげる助けとなるとされている。
コミュニティ福祉健康樹木遺伝資源の保全ネットワークとしての学校菜園の役割
2020Francesca Grazioli, Muhabbat Turdieva, Chris J. Kettle · · Global
書籍の一章(2020年)は、学校菜園を通じて児童が学校やコミュニティ周辺の社会経済的に重要な樹木種の多様性を記録する取り組みへ関与できることを論じ、学校樹木園・採種園・苗畑を通じた樹木遺伝資源の域外保全において学校が果たしうる役割を強調する。事例研究と、これを学校カリキュラムに組み込むための枠組みを提示しているが、定量的な成果は報告されていない。
食育生物多様性コミュニティ都市農業における統合的な肥培・マルチ・耕起管理下でのトウモロコシ収量と土壌特性の関係——ジンバブエ・ハラレの実験
2020A Shumba, N Dunjana, B. Nyamasoka, P. Nyamugafata, Simon Madyiwa, J. Nyamangara · South African Journal of Plant and Soil · Zimbabwe
ジンバブエ・ハラレの砂質土壌と赤色粘土質土壌で、牛糞堆肥+窒素化学肥料、マルチ0または5t/ha、簡易耕起(RT)または慣行耕起(CT)を組み合わせた処理区を設け、土壌有機炭素(SOC)・団粒安定性・仮比重・定常浸入速度(SSIR)・トウモロコシ収量への影響を2作期にわたり評価した。表層0〜5cmでは簡易耕起により慣行耕起よりSOCと団粒安定性が少なくとも6%改善し(p<0.01)、牛糞堆肥+化学肥料区は化学肥料単独区よりSOC・団粒安定性が少なくとも13%増加し、SSIRも少なくとも17%高くなった一方、マルチはSSIRを少なくとも8%、簡易耕起は両土壌で27%改善した。トウモロコシ収量は化学肥料の投入下で両土壌とも有意に(少なくとも3.7倍、p<0.05)増加し、収量は砂質土壌では仮比重、赤色粘土質土壌では団粒安定性とSSIRから予測できることが主成分分析で示された。
有機資源循環コミュニティ経済学校菜園の歴史を辿る
2020Lexi Earl, Pat Thomson · · Global
現在の学校ガーデニング運動の歴史的側面を探る章。コメニウス、ルソー、フレーベル、ペスタロッチ、モンテッソーリといった教育思想家によって、庭園が教育理論の中でどのように取り上げられてきたかを示すとともに、19世紀後半に子ども向けガーデニングの構想がどのように発展し、子どもたちが「陶冶」されるべき存在としてどのように見られていたかを検討する。庭園が、子どもを型にはめ特定のあり方に育て上げる、いわば子どもを「文明化」するもう一つの空間として立ち現れた経緯を論じ、20世紀初期の米国の学校菜園の事例を分析する。「子どものガーデニング」について、またそのために書かれたテキストを分析し、園芸の書き手たちがどのようにガーデニングや自然世界への関心を促そうとしたかに焦点を当てている。
食育コミュニティ固定種・在来種学校菜園を分析する
2020Lexi Earl, Pat Thomson · · Global
学校菜園の現場で見られたさまざまな言説を検討する章であり、園芸活動を「解決策」とする問題設定がどのような言説の絡み合いの中に位置づけられているかを探る。あわせて、園芸をめぐる語りの「沈黙」――現在の会話から抜け落ちているもの――にも注目し、学校菜園において何が排除されているか、何が語られないままになっているか、それが学校のアイデンティティや、外部者・保護者との関係をどう規定している(あるいはしていない)かを問う。本章は概念的な考察であり、具体的な調査結果やデータは提示されていない。
食育コミュニティ都市農業の土地政治の地形を測る――市民型・生態型・遺産型・正義志向型・市場志向型という5つの領域
2020K. Michelle Glowa, Antonio Roman-Alcalá · · Global
都市農業(UA)における土地アクセスの戦略と力学を形づくる政治を、市民(Civic)・生態(Ecological)・遺産(Heritage-based)・正義志向(Justice-driven)・市場志向(Market-oriented)という5つのヒューリスティックな類型から検討する章。これらの類型は、都市アグロエコロジーの系譜がどのように交差してUAの土地政治とアグロエコロジー的力学、およびその相互関係を生み出しているかを見るための枠組みとして提示される。章は複数のUAのプロジェクトや事例、その土地アクセス・土地政治・アグロエコロジーの歴史を検討し、実践の異なる系譜を描き出す。市民型UAはこうした標準化に従う傾向があるものの、あらゆる菜園プロジェクトには土地とその農業利用の意味を揺るがす潜在力があり、土地政治において市民型の領域はヘゲモニックではあるが、それが唯一の力学ではないとされる。正義志向型のプロジェクトは、都市部における長期的な周辺化のパターンから生まれることが多く、不正義についての当事者の生きられた経験と分析に基づく共通原則の上で機能する。
政策コミュニティ都市農業の事例研究——ハバナとニューヨーク
2020Tudor Traian Bojan, Oana Pusco · · Global
キューバの首都ハバナと米国ニューヨーク市における都市農業の実施アプローチを比較した論考。ハバナの事例では、国家が制度的基盤を整備し、住民の高い動員度が食料安全保障にとって不可欠な形で都市農業が「必要に迫られて」導入されたとする。ニューヨークの事例では、住民や地域コミュニティの関与を伴いながらより長い期間をかけて都市農業が浸透し、地方自治体の支援のもとで潜在力のある地区が特定されてきたとする。両都市とも都市農業は成功裏に実施され、都市の文化的・緑の基盤の恒久的または一時的な要素になっているとまとめている。
コミュニティ政策共同の市民菜園に需要はあるのか——ベオグラードの潜在的な耕作者の必要と動機
2020Cepic S., Tomicevic-Dubljevic J., Zivojinovic I. · Urban Forestry & Urban Greening · セルビア・ベオグラード
市民農園の慣習が薄いベオグラードで、共同菜園の需要と、耕作したい人が何を求めているかを調べた研究。既存の菜園の参加者は30〜50代・就業者・高学歴に偏っており、耕作の主な動機は健康と人とのつながりで、経済的な理由はほとんど挙がらなかったと報告している。
コミュニティ健康政策屋上農場に関する国会質問への文書回答
2020Ministry of Sustainability and the Environment, Singapore · Ministry of Sustainability and the Environment, Singapore · Singapore
サステナビリティ・環境省のグレース・フー大臣が、2020年11月4日の国会質問に対し、SFAとHDBが2020年9月に立体駐車場9カ所の初回入札を実施し、高生産性システムを提案した事業者に落札したと回答した。9カ所は合計で年間最大1,600トンの野菜を生産できる見込みで、地元産品は輸送距離が短く日持ちも良いとし、雇用創出や地元産品への関心向上といった副次的便益にも言及した。
政策食料主権・社会正義都市農村連携コミュニティ都市農業法:菜園従事者たちが「公有地を私的営利目的で利用する可能性」に警鐘
2020Agustina Cavalanti · El Barrio Pueyrredón · Argentina
ブエノスアイレス自治市で可決された都市農業法について、菜園従事者らが「公有地を私的営利目的で利用する可能性を覆い隠している」と警鐘を鳴らす記事。法案は与党多数により議論の余地なく可決されたとし、あらゆる自然人・法人(公私を問わず)が菜園開発許可を申請できるとする第8条を問題視する。市民団体「エル・レシクラドール」は、州・非営利団体による管理と教育重視を掲げた対案を提出していたが採用されなかった。ビジャ・プエイレドン地区の菜園従事者は抗議として苗200本を配布した。
制度・ガバナンスの不全政策コミュニティケアファームが多様な集団の生活の質・うつ・不安に及ぼす影響:システマティックレビュー
2019Murray J., Wickramasekera N., Elings M., Bragg R., Brennan C., Elsey H. · Campbell Systematic Reviews, 15(4):e1061 · Global
ケアファーム(社会的農業)が利用者の生活の質・うつ・不安に与える影響を、多様な対象集団について横断的に検証したシステマティックレビュー。農を用いた福祉的支援が精神的健康や社会的交流の改善に寄与しうる一方、頑健なエビデンスの蓄積が今後の課題であることを示した。
健康福祉コミュニティ政策エディブル・シティ・ソリューション:社会文化的生態系サービスの強化を通じた都市の社会的レジリエンス促進への一歩
2019Ina Säumel, Suhana E. Reddy, Thomas Wachtel · Sustainability, 11(4), 972 · Global
EUプロジェクトEdiCitNetの基盤論文。市民が関わる食料生産(エディブル・シティ・ソリューション)を、雨水管理や生物多様性といった調整サービスに加え、社会的結束・教育・健康などの社会文化的生態系サービスを生み出す都市インフラとして位置づける。市民参加型の生産的緑地が社会的レジリエンスと持続可能な食料システム転換を支える枠組みを提示した。
コミュニティ健康食育福祉