ボティルデンボリ(マルメ)
Malmö, Sweden · 運営: Botildenborg(社会的企業・財団。創設者 Lena Friblick)
概要
マルメのローセンゴード地区にある社会的都市農園。食と農を通じて生態・経済・社会の持続可能性に取り組み、移民の社会包摂と新世代の都市農家育成を結ぶ拠点となっている。
市民の参加
スウェーデンに新しく根を下ろした移民と地元住民が一緒に小さな区画を耕す。厨房では外国出身の女性・男性が調理を学び、市内レストランでの研修につなげる。2019年にはスウェーデン初の都市農家の育成農場も開設した。
運営・収益モデル
バイオインテンシブ/SPIN農法で小面積から収益を上げるマーケットガーデンに、研修・ガストロノミー・イベント・地元向けの有機野菜販売を組み合わせて運営する社会的事業。
成果・社会的インパクト
移民の就労・社会参加の入口を生み、新規就農者を市場に送り出すとともに、地域に緑と交流の場、手頃な有機食材を供給する社会的都市農のモデルとなっている。
土地・運営形態
創設者が取得・改修した旧邸宅とその周辺地を拠点に運営する。
作物
- 野菜
- ハーブ
- 果樹
規模
マルメ・ローセンゴード地区の旧邸宅(1886年築、2019年改修・再オープン)を拠点に、栽培区画・マーケットガーデン・厨房を併設
出典(3)
関連する事例
アバリミ・ベゼカヤ(ケープタウン)
ZACape Town, South Africa
1982年設立、ケープタウンのタウンシップで小規模な市民農業を支援するNPO。「家の農民」を意味する名のとおり、貧困地域の住民が有機菜園で野菜を育てられるよう研修と資材を提供し、食料保障と生計を支える。
abalimibezekhaya.org.za+4
せせらぎ農園(まちの生ごみ活かし隊)
JPHino, Japan
「生ごみは宝だ」という市民が集まって始まった、東京都日野市のコミュニティガーデン。約200世帯の生ごみを回収・堆肥化し、無農薬で野菜や花を育てる食の循環型農園で、新保奈穂美の2021年・2024年の論文で運営とガバナンスの事例として詳細に分析されている。
acsess.onlinelibrary.wiley.com+3
AGRUPAR キト参加型都市農業プログラム
ECQuito, Ecuador
2002年からキト市が経済振興公社CONQUITOを通じて運営する参加型都市農業プログラム。アグロエコロジーに基づく自給的食料生産を推進し、社会・気候・ジェンダーの公正を目指す。
conquito.org.ec+1
ベロオリゾンテ 都市農業・コミュニティ菜園
BRBelo Horizonte, Brazil
ベロオリゾンテ市の食料安全保障政策に根ざした都市農業の取組。30年以上の歴史を持ち、2017年に創設されたコミュニティ菜園プログラムを中心に、苗の配布や研修で住民の生産を支える。
prefeitura.pbh.gov.br+1