ファンビザナイ・パーマカルチャー・センター(ハラレ)
Harare, Zimbabwe · 運営: Fambidzanai Permaculture Centre (Private Voluntary Organisation under the Zimbabwe Institute of Permaculture)
概要
ジンバブエの首都ハラレ郊外で30年以上にわたりパーマカルチャーと有機農業を教えてきた草分け的センター。都市・近郊の菜園から農村まで、国内のほぼすべての関連プロジェクトに影響を与えたとされ、気候変動に強い都市近郊農業の担い手を育てている。
市民の参加
1988年に設立された、アフリカでも最古参のパーマカルチャー研修機関のひとつ。ハラレ郊外のデモンストレーション農場で、パーマカルチャー・デザインコースやアグロエコロジーのディプロマ課程、堆肥づくりや在来種栽培の研修を提供し、都市住民・学校・小規模農家・コミュニティガーデンのメンバーが学びに訪れる。SCOPE(学校パーマカルチャー)やPELUMなど多くの後続組織を生み出した。
運営・収益モデル
NGO運営。研修受講料、農場の産物、国内外の助成金・パートナーシップ(FAOファミリーファーミング・プラットフォーム掲載、Lush Spring Prize候補入りなど)で活動を賄い、有機農産物の販路開拓支援も行う。
成果・社会的インパクト
ジンバブエにおけるパーマカルチャー普及の起点となり、学校菜園運動SCOPEや自然農業ネットワークなど複数の組織を育てた。ハラレ周辺のコミュニティガーデンや小規模農家に有機農法・堆肥技術を広め、食料安全保障と土壌再生に貢献している。
作物
- vegetables
- herbs
- indigenous crops
- fruit-trees
規模
Demonstration farm and training centre at Mount Hampden on the north-western outskirts of Harare, with outreach to community gardens and smallholders across Zimbabwe
メディア掲載(1)
この事例を取り上げたWeb記事・取材などです。
出典(2)
関連する事例
スタッズヨード(イェーテボリ)
SEGothenburg, Sweden
イェーテボリのヘーグスボーやベリーショーンで始まった、栽培と家畜(ヤギ・ブタ)の里親制を組み合わせた近隣型都市農業プロジェクト。
stadsjord.se+1
ハタ tainohata playground(神戸市須磨区多井畑)
JPKobe (須磨区), Japan
須磨区多井畑の集落の端にある、まちにひらかれたオープンスペース。労働者協同組合hataが運営し、暮らしの提案の一つに「土ができる暮らし」を掲げる。台所から出た野菜くずを庭のコンポストで微生物が分解して土にし、その土を畑に戻して多様な生き物の暮らす場となり、草花や野菜を収穫して味わうという循環する畑の仕組みに前年から取り組んでいる。地域や利用者にも家庭用コンポストを実践してもらい、できた堆肥を家庭で使うか、余ればハタに持ち寄ってもらうかたちで循環を共有することを目指している。
compost.smartkobe-portal.com+2
教育型都市菜園(ARADD・カサブランカ)
MACasablanca, Morocco
カサブランカで、下水処理場の再生水を使って1,600m²の教育用菜園を運営する取り組み。水ストレスの厳しい大カサブランカ圏で「処理した排水を緑地に、場合によっては食べ物の生産にも使える」ことを実地で見せ、学校や行政・企業に広げることを狙う。
climate-chance.org
プリンセスガーデン(ベルリン)
DEBerlin, Germany
ベルリン・クロイツベルクの空き地を市民が再生した移動式コミュニティ農園。袋やコンテナを使ったDIY栽培とコンポストで、都市の遊休地活用と市民参加の代表例となった。
prinzessinnengarten.net+2